KIKIの山行き・・・ 山と山の花

2023.09.20
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三連休の最後の日、長野県南木曾町の田立の滝に行ってきました。
初めて行ったのが2001年、2回目は2014年、
1回目と2回目は夕森天然公園まで行って周回したけれど
3回目の2020年8月は滝巡りの後、対岸の不動岩まで登って
戻って来たという、だんだん以前のような体力と気力がなくなって
情けない山行きになっています。
今回も、滝巡りして不動岩まで登って、ランチして帰ろうと出かけたのに
あらかじめ調べて行かなかったので
登山道崩壊のため螺旋滝から先は通行止めという看板がありました。
せっかく来たから螺旋滝まで行って帰ろうということで歩きます。
螺旋滝は、いくつかある滝の一番最初の滝だから
滝巡りじゃなく螺旋滝だけ行くという感じですが
そこに行くだけでも40~60分かかるので、充分山歩きはできます。





看板が螺旋滝より先は通行止めと書いています。





ツリフネソウ






鐘を鳴らしてスタート





気持ちの良い自然林






このあたりは散歩の人でもOK






大きな木も残っています
この森は木曽五木の森です。
木曽五木はわかりますか❓
ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキ
コウヤマキ以外はヒノキ科の木です。





大きな穴のあいた木





腐ってぼろぼろの木橋
踏み抜かないようを気を使います。





ヒキオコシ






「石の上にも三百年」の看板に目をとめて




看板に書いている通り、川の方に下りてみましょう





川の方から見たら、確かに5本生えています。
よくぞ、石の上のわずかな土や枯葉の上で成長したものです。
岩の隙間に根を生やして生き延びたのでしょうね。
生命力を感じます。





しし岩





二番目の鐘
これもカンカン鳴らして、進みます。
最近熊が出たそうですから。






この看板で、モミとツガの区別を習得しようと
モミの葉っぱと、ツガの葉っぱを探しながら歩きます。





モミの葉っぱ
確かに葉先が二つでとんがっています。




ツガの葉っぱ
二つに分かれていません。

こんなことをしながら歩きます。





けやきち君
ケヤキの大木、樹齢350年以上たっているそうです。





水場
チョロチョロの水しか出ていません。





大きな倒木が落ちてきて、橋の欄干が傾いています。
すごい衝撃だったんですね。




サワラ大師
サワラの大木です。






通り過ぎて振り返って見ました。
登山道に巨木がたくさんあります。





穴が二つの木






直径50センチ以上もある倒木の上で成長した木
その木の直径も4センチくらいあるので、倒木がいかに大きな木だったか・・・

この後、登山道にマムシがのんびりと日向ぼっこ
3~4mほど離れたところから
枯れ木を投げてどいてもらおうとしますが、木が当たっても
全く動こうとしません。
枯れ木を探して少し戻り、10本以上の枯れ木を投げて
やっと動くも、何度も止まっているので、右の崖下まで動いてもらうまで
何度も枯れ木を投げて追い払います。
あのずぶとさは、さすがマムシです。
マムシは自分が強いとわかっているので逃げません。
近くでは怖いので、遠くから追い払うしかできません。
追い払って大急ぎで通過します。





看板が無いけど、ものすごく大きな木
たぶんヒノキです。






ひのきイチロー
大きなこぶのあるひのき
私がスリムに見えるほど大きな木
三つ目の鐘をたたいて。






ひのきは木曽五木の代表で、この木は樹齢4百年ぐらいだそうです。






「まきチャン」
コウヤマキです。





木曽五木の一つです。





もうすぐ不動岩の展望地です。
天河滝の看板も出てきました。




不動岩
対岸の山の上に大きな岩が見えています。
本当はあそこまで行って、そこでランチして帰ってくる予定だったのに。






山の縁をところどころ橋がつけられているので
通れますが、その橋も朽ちて橋を歩かず、山側の笹の根元を歩きます。
綺麗な橋に修復されている橋もあります。





このようにアルミのメッシュで修復されているのが
一番新しい橋です。





山腹の崖に付けられた橋が無ければ通れませんね






ツガの巨木





「つがえもん」と名前がついてます。






螺旋滝はここからどんどん下ります。






この先はテープで通行止め
木橋が壊れています。

螺旋滝に向かうため、すごい急斜面を下りていきます。
反対に帰りはものすごい急登りですね。




ここでランチタイムですが、水平に座れるところが無く
かろうじて何とか座ってお昼ご飯を頂いて。






滝を見に行こうとしますが、滝つぼまでいけません。




下まで行けないけれど、何とか滝全体が写せるところを発見

今日はこの滝一つで終わりです。
滝巡りじゃなく、螺旋滝だけでしたが
木曽五木を見たり(アスナロだけは見ませんでした)
ツガとモミの区別も覚えたし、
次は木曽五木のヒノキとサワラとネズコの違いを紹介します。




ヒノキ(表)
裏は気孔の模様がYの字のようです





サワラ(表)

ヒノキより葉が柔らかく小さい




裏の気孔の模様が蝶のよう






ネズコ(クロベ)の表
裏の気孔の模様がほとんど目立たず、裏表がわかりにくい






アスナロ

今回はアスナロの木がわかりませんでしたのでサンプルが無しです。
しかしアスナロの裏の気孔の模様が、すごく特徴的で漢字の「小」みたいですので
実際に見たらわかるかと思います。

今回は滝巡りが出来なかった代わりに葉っぱで遊んでみました。















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Last updated  2023.09.20 22:54:45
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