里おじさん活動普及促進委員会(非正規雇用のおっさんのブログ)

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なかむら穣

nakamurazyou 「なかむら」で有名な中村酒造場の原酒です。

箱書きには、こんなことが書いてあります。

自然農法にこだわった原料により醸した特別限定焼酎です。
「麹米」は、霧島連峰の麓でカルゲン農法により収穫された良質の米を原料とし、「芋」は大隈半島で栽培された焼酎造りに最適のさつまいも(黄金千貫)を厳選し、「霧島連山伏流水」を仕込水に、「河内製・白こうじ(菌)」により手作りカメ仕込みで醸し、静かな酒蔵で、じっくり熟成した最高の薩摩焼酎です。熟成芋焼酎の芳醇な香りと自然の風味が醸した深い味わいが遥かな酔い心地を誘います。


そのとおりですね。
たちばな原酒のイメージが「太い」であるならば、このなかむら穣のイメージは、「深い」です。

今夜はロックでいただきます。
ストレートでも美味です。
香りにも、あのセメダインのような鼻をつく臭いは皆無です。
ふくよかな、まったりした香りです。
香りだけでも、酔えます(ウソ)。
うなぎやの匂いと一緒ですね。
匂いだけでも、味わえるような気がします。

口に含んでみます。
舌にピリピリきません。
アルコール度数37度です。それでも、驚くほど飲みやすいです。
ストレートか、あまり冷えすぎないように、少なめの氷でロックがいいと思います。
(今日は、氷を入れすぎました。)

ごくりと飲みます。
芋焼酎の良し悪しは、飲んでからの余韻に出るような気がします。

この「なかむら穣」は、飲んだ余韻を味わうために飲む、そんな気がします。
お酒が潤した唇、口腔、喉、そのすべてに、芳醇な味が広がります。

美味です。
このような芋焼酎がある限り、おいらの焼酎コレクションも止まらないと思います。

【製造元:有限会社中村酒造場】
【原料:コガネセンガン(有明町/山重拓夫氏】
【米農家:ヒノヒカリ(霧島町/今村勉氏】
【麹菌:白こうじ菌(河内種麹製造所)】
【杜氏:上堂園孝蔵(金峰町】
【蒸留方法:常圧蒸留】
【アルコール度数:37度】
【容量:720ミリリットル】





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