里おじさん活動普及促進委員会(非正規雇用のおっさんのブログ)

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もぐら

もぐら封緘.JPG

封緘ラベル、趣がありますね。
「五臓六腑にしみわたる」
いい言葉です。

焼酎、しみわたるもんなぁ。

このラベルで、銘柄わかりますか?
って、「もぐら」っていうテーマで記事書いているものですから、おわかりですね。

もぐら.JPG
もぐらは、 さつま無双 のギルドとよばれている商品群の一つです。

さつま無双は不思議な会社です。
「さつま無双」のような超大量生産商品を作るかと思うと、手作り風の商品ギルドを出しちゃう。
根っからの焼酎フリークが会社に多いのでしょうね。

もぐらの特徴は、無ろ過。
一般に焼酎は、蒸留した後に、余分なフーゼル油とかをろ過する工程を経るのですが、へそ曲がりの焼酎職人は、「ろ過すると、うまいもんも取れちゃう」っていうんで、濾過しない商品を出してます。

一番有名なのは、八幡「ろかせず」。
商品名にまでなっちゃってますねぇ。

で、もぐらです。

裏ラベルの能書きです。
「芋焼酎の材料は黄金千貫が理想と言われて久しい。
今回、まるまる太った良質の黄金千貫が手に入った。
ならば、この芋の地力を最大限に引き出すことこそ、蔵の勤めと感じた。
これを生かすため、七窪の自然湧水を使い、職人の技によって丹念に仕上げた。
芋は喜んでくれただろうか。
今回、芋を見たとき、もぐらを思い出した。そして、これが主命の由来となった。」

もぐらのように丸々とした芋だったのでしょうねって、おいら、芋を見ても、もぐらは思い出せません。

味の方ですが、無濾過というと、けっこうきつーいイメージがあります。でも、これは、あにはからんや、非常にマイルド。

濾過してあるじゃんなんて、思っちゃいますが、あと味にじわじわ来ますね。
喉を通した後に、渋味と苦味がじんわりとやってきます。

ああああああ~。
こういった複雑系がよいです。

味は、白麹を使っているので、ふくよかな味わい。
初心者でも飲みやすいと思いますし、ベテランでも飲み飽きないと思います。
晩酌に最高ですね。

いい焼酎だと思いますよ。
貯蔵は、タンクなので、かめ壷仕込みという文字はありませんが、あまり気になりません。

レギュラー酒党のおいらにすると、なかなか当地では入手できないのが難点です。

評価は、☆☆☆☆、つけちゃいましょう。

最近、評価、甘めですか?

【製造元:さつま無双株式会社】
【原料:黄金千貫】
【麹:米麹(白麹)】
【蒸留:常圧蒸留】
【貯蔵方法:タンク貯蔵】
【アル度:25度】


【特売】土竜 もぐら 1800ml

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