海外旅行紀行・戯言日記

海外旅行紀行・戯言日記

温泉国立公園


昔の日本の湯治場の雰囲気で、専門の医療を行う人達が湯治客を世話するのが主体です。
欧州でもそれらは変わりませんが、クアハウスとして大きな温泉プールを作って人を呼び集めると言う方向にはあるようですが・・

20年前に家族を連れて、米国温泉を満喫しようとヒューストンから出掛けました。州境のテキサカーナ迄は天候が良かったのですがアーカンソーの温泉地に到着する頃は冷たい雨に変わりました。


小さな町の郊外でもあり、散策は諦めてある温泉ホテルにチェックインし、待機しましたが雨は止まずホテルの一階部分を歩いて見ました。小さな個室には小さな浴槽があってまるで病院です。


見物をする翌日も雨が降り続きましたので、ビジターセンターでの源泉の見学、近くにあった科学博物館を訪問し、メディカルセンターにあった大きな温泉プールで泳いで帰ることになりました。
周辺はトレッキングコース、観光ドライブも出来た様ですが、全て中止となって終ったのは残念でした。

公園入り口で入園料を払って貰う、小冊子には次の様に書かれています。

米国の温泉国立公園は中部アーカンソー州のHot Springs市郊外にある温泉を中心とする国立公園です。古くからアメリカインディアンによって利用し、部族間の争いを避ける中立地域として交易・入浴地として来たようです。
西欧人ではスペインの探検家が1541年に発見したと言われていますが、その後17世紀末にはフランス人の交易地として利用されました。

米国政府はフランスから1803年に獲得し、ジェファーソン大統領が調査隊を派遣しその結果を公表すると大勢の人々が入浴に訪れる様になりました。
そこで、議会は1832年保存地域として指定、1921年に国立公園となりました。

温泉の源泉は湯温62°C、湧出量は3,214トン/日となっています。今日では2つの源泉を除いて、汚染を防ぐ為すべて蓋をかぶせてあるとのことです。





© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: