日々思うこと

日々思うこと

心の病(うつ病と解離性障害など)


  未だあります。
  別名家族の病気、とも言われているそうです。
  家族の状態がよくないとき、一番感受性が強い人が発病してしまうので
  その人を治療しても次の人がうつ病になってしまうそうです。

私の場合
発症原因:不明(怪我のせいかな?)
2003年12月頃
 仕事で打ち合わせをしている内容が理解できなくなってきました。
 理解するのに、時間が掛かるのです。
 その頃飲んでいた、痛み止めのせいで眠かったからかと思ってました。
2004年1月頃
 子宮筋腫の治療で、偽閉経療法を行う事になりました。
 女性ホルモンを一時とめて閉経状態にするものです。
 更年期障害が副作用なのは、事前に知っていました。
 イライラが酷く、仕事をするのが大変になってきたので、パキシルを
 服用し始めました。
 服用指示は、「気分が落ち着いたら服用中止」
2004年2月頃
 パキシルの副作用の吐き気と便秘に苦しむ毎日。
 食事が出来ないので、やつれてしまいました。
2004年3月頃
 更年期うつでは?と自己診断。
 看護師Mちゃんに相談したら、「多分うつだと思う。病院に行きなさい」
 といわれましたが、精神科って敷居が高く、躊躇しているうちに病状は
 どんどん悪化。
 電車通勤していて、朝晩の電車を待っているときに飛び込みたい衝動と
 毎日戦っていました。
2004年4月
 パキシルの効果が出始めたのか、気分が落ち着いてきたので
 服用中止。中止4日目、初めての不安発作。
 突然「どうしよう?」と思い始め、何をどうしたいのか分らず
 とても不安になっていたら、過呼吸となってしまいました。
 偽閉経療法で通っている、T医大付属病院で心身心療科(精神科)を
 紹介してもらいました。
 そこで、「あなたは、うつ病です。でもうつ病は薬で治る病気です」
 と医師に診断されました。

医師に「うつ病です」と診断されたとき、正直にほっとしたのを
覚えています。
私は狂ってしまったのか、一人で悩んでいました

会社復帰
2月1日から職場に復帰しましたが、1週間に1回は休んでしまう状態なので、
2月21日に会社から、休職命令が出てしまいました。
「会社に出たら1日キチンと仕事をする、
 出来ないなら、出社しない事
 少なくとも、昼間は薬が効いていない状態になってから出社」
さすがコンピュータのソフトを作っている会社です。
白(出社)か黒(休職)しか選べません。
書類上は休職のまま、会社に復帰する練習をするという
グレーゾーンがないのです。

2005年4月
うつが良くなる魔法のような治療という紹介で、
「認知療法」開始。
この治療が、後にとんでもないことを引き起こす引き金になります。

時は流れて2005年7月。
「9月からの、職場復帰は諦めましょう」
と主治医のお言葉。
やっぱ、ダメですか・・・
私に残された時間は、あと1年。
この間に会社復帰が果たせないとなると、
「会社理由の解雇」となってしまいます。
果たしてどうなるのでしょう。
9月に復帰してみて、ダメだったらまた6ヶ月の長期欠勤と言うても
あるのですが、2回連続会社復帰失敗は許されないんだろうなぁ


2005年8月 リストカット、転院
主治医との関係が完全に崩壊。
原因は「認知療法」の失敗。
私の精神が認知療法に耐えられなかったのと、
医師が若すぎて経験が足りなかったのと両方。
「魔法のような治療」のおかげで3人目の人格が形成されてしまいました。
セカンドオピニオンをとりたい、と申し出たときに主治医のプライドを
傷つけたらしいのです。
そのころ、私の人格は3人になっていましたが
主治医は「ありえません」と否定。
さらに、
「リストカットを繰り返す人は、ほかの病院へ行ってもらいます」
と見放されました。

セカンドオピニオンで行った病院で、「3人の私」の話しをしたら、
「私は、診断を重視しません。
 3人の人格の話、信じます。
 患者の言うことを信じない病院なんて行かないで、こっちにしたら?」
といわれ、この医師を信じようと思い、転院しました。
3人の人格の病名が解離性障害であることも教えてもらいました。

2005年11月~2006年2月
2度目の入院。
半開放病棟でした。
薬変更。
そのころ、医師が家に連絡を取ったこともあり、家族が優しくなりました。
担当医に感謝。
私の中の別人格は、入院当初は悪さをしていましたが
退院するころにはすっかり大人しくなり、悪さをしなくなりました。

さらに時は流れ2006年3月。
うつ病の薬はすべて飲まなくて良くなりました。
4ヶ月前まで、最大量を飲んでいても病状は良くならなかったのに。

2006年4月。
解離性障害のお薬も打ち切り。
精神科のお薬は、すべて打ち切られました。

病院を変えて、こんなに早く良くなって信じられません。
医師、看護師の努力と適切な薬の選択のおかげなんですね。

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