コーギー犬　ハナ

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2011.03.12

地震

(2)

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１１日　朝から出かけてました

午前中は、エアロビクス。

終わってからいつものようにお茶飲みして、

みんなと別れて家に帰ろうとしたとき、久しぶりの友達に駅でばったり会い、

そのままいっしょにまた電車に乗りました（これもまた運というか）

ランチをして、大型ショッピングセンターへ行きました

地震の瞬間は、買い物が終わってショッピングセンターの建物から出ようとしたときです

「あれ地震？」と思った次の瞬間、バチバチと音がして

まず出入り口の照明、それから店内の照明が切れ、停電になり

その後ろからガラガラ・・・と物が落ちる音がしました

私はもう店内から出ていましたので、中の様子はわかりませんが

あの音からして、かなりの物が床に落ちたと思われます

店員さんが慌てて自動ドアを押さえて開け、「落ち着いてください」

と叫びました

今まで経験したことのない揺れで、気持ち悪くなるほどでした

携帯に横浜市の防災メールが届き、「震度５強」と知りました

小さな子どもを連れたママは、泣き顔で「怖い～」と叫んでました

店内から人があふれ出る様子、外で皆が不安そうに呆然とする様子

まるで映画のワンシーンのような感じでした

このまま建物が壊れるかなと思うくらい揺れましたね

そのときは家電に通じましたが、母が出ません

それからはもう、まったく携帯電話はつながりませんでしたね

母はどこへ？ハナちゃんどうしてる？

地震の怖さより、まず母とハナが心配でした

友達と、とにかく歩いて帰ろうと・・・・

自動販売機もダメ　コンビニもレジは動かず（でも売ってくれましたね）

でもみんな冷静でした　

信号なしで事故もなく車も歩行者も不思議にスムーズに流れていました

みんなすごい！エライ！と思いました

友達の携帯で映像を見ると、宮城で炎が出ている様子が・・・

これはかなりの大事だと初めてゾーとしました

パトカーのサイレンも響き、だんだんと周りの様子も緊迫感がでてきました　

空はどんよりとしていて余計に不気味さが感じられました

余震も何回かあって怖かったです

結局１時間４０分歩いて家に着きました

母もハナも無事で、家の中はたいして変わりがなくほっとしました

ハナはまったく吠えもせず、じっとハウスの中にいたようです

私が帰ってきて、ちょっとなさけない顔して出てきました

怖かったよね

我が家は１０時まで停電していました

アロマ用のろうそくと懐中電灯で灯りを、卓上コンロでおじやを作って・・・

主人は車通勤なので、会社の人を送りながら、また長男も乗せて帰ってきました

長男はおじやを食べて、自転車で自分の家に帰っていきました

二男は新潟にスキーに行っていて、やっと夕方に連絡が取れました

もう一泊して一日延ばして帰ることに　帰ってくるまで心配でしたね

家族との連絡方法、防災用品・・・・実体験でいろいろ反省

電池、携帯ラジオ、すぐに食べられるもの、懐中電灯もいくつか必要です

いろいろきちんと見直しておかなければいけないと、思いました

情報が得られないという怖さ、不安も今回初めて経験しました

これだけの体験でも、このような思いをしたのに

被害の大きいところでは、本当に想像もできない苦労と不安があると思い

テレビを見ながら心が痛みます

それにしても津波があんなに恐ろしいとは・・・

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