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カテゴリ: カテゴリ未分類


広島は1945年8月6日の朝、
長崎は1945年8月9昼、
広島はB29エノラ・ゲイから、
長崎はB29ボックスカーから、
広島はウラン爆弾で「リトル・ボーイ」
長崎はプルトニュウム爆弾「ファットマン」



長崎投下の「ファットマン」が爆発力上でも、
広島より被害が少ないのは地形の関係の要因もあり、

広島、長崎の被害の大小など意味もなく、
原爆の脅威、原爆の恐怖は変わらない。
原爆の悪魔的な力に関係ない。


未だに多くの人が苦しみ、
未だに多くの人が原爆症にさえ認定されず、
多くの人の未来へも付き纏う。
原爆二世、原爆三世として、
原爆症と戦う人々の子や孫まで苦しめ、
原爆被害は被爆者の未来へも付き纏う。


悪魔の兵器原爆廃止に向けて、
平和のメッセージが発表される。

今日は8月9日、長崎に原爆が投下された日。
多くの人が原爆で焼き殺され、
多くの被爆者が苦しみの果てに命を落とした日。


多くの被爆者が未だに苦しみ、
多くの被爆者が認定さえされず命を落とし、

多くの被爆者が苦しみの中で死んでいく。
多くの被爆者が被爆者が差別に苦しみ、
多くの被爆者が未だに差別的な目で見られる。


広島長崎への原爆投下を受けながら、
核の傘の元に復興発展した日本。
未だに核廃絶の先頭にも立てない日本、
未だに核抑止力を防衛安全保障の国是とする、
被爆国日本の国民である私達が国のエゴと、
アメリカの脅威を改めて考える日。


長崎市浦上上空から投下されたプルトニュウム爆弾「ボックスカー」は地上から500m付近で爆発し、0.2秒後には半径200mの火の塊になった。地球上に周囲を焼き尽くす小さな太陽が生まれた。太陽並みの熱は爆風を生み、放射能を降らせた。悪魔の爆弾の恐ろしさは、焼き殺すだけではなく、未来も奪うことだった。放射能は被爆者の、被爆地の未来さえ奪う。しかし、広島、長崎の未来を奪うことは出来なかった。被爆地は蘇り、被爆者は苦しみと戦い、人間の真実の強さを示し、平和のメッセージと世界に送り続けた。65年間送り続けた核の恐怖と平和へのメッセージが、ようやく国際社会を動かす。そんな2010年の記念日は特別の意味を持った。



65年は余りにも長い年月だった。
65年もの間被爆者は苦しみと戦って来た。
65年の間、広島長崎は核の恐怖と核廃絶を訴え続けてきた。
65年間国は核の傘の下と唱え、
65年間国は被爆者の神経を逆なでし、
65年間、広島長崎は核廃絶を訴え続けてきた。


日本政府の安全保障の国是である。
それでも、核抑止力や核の傘などの壁を突き破り、
世界に核廃絶を訴え続けてきた広島長崎。
65年目にして真実の核廃絶の胎動が始まる2010年、
広島に続いて長崎の原爆記念日が今日8月9日。
平和への願いが核廃絶の声が世界に届く。





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最終更新日  2010.08.09 09:00:41
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