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どうも、旧國です。最近調布と千葉の間を行き来することが多く、交通費で懐が心配です…
京王自身が”ダイヤ刷新”と謳うだけあって、このダイヤは驚くべきダイヤです。
このダイヤについて、平日と休日に分けて解説していきたいと思います。
今までの平日昼ダイヤ。
本線系統は特急と準特急が交互に20分間隔ずつと、各停が本線と高尾線が交互20分間隔で合わせて10分間隔、相模原線系統は都営直通急行と快速が20分間隔で調布で本線の特急・準特急に接続、また20分間隔で相模原線内折り返し各停を運転というダイヤでした。
このパターンは、2001年以来続き、2011年に特急が準特急に変わったものの基本的なパターンは今回の改定まで続いてきました。
新しい昼ダイヤ。特筆すべきは
準特急
の 特急
格上げ
・ 橋本特急
新設
・ 区間急行
登場
でしょう。
特急の停車駅変更は、1963年の定期特急運転開始以来初、また橋本行の特急は2001年に廃止以来の復活、区間急行の設定は初です。(なお区間急行と停車駅が同じ通勤快速は今回廃止)橋本特急も、今回は相模原線内の停車駅を急行と同じにしたうえでの設定となりました。
さて、新しいダイヤの詳細についてですが、本線系統は基本的に今までと変化ありません。準特急だったのが特急に名前を変えただけです。
一方相模原線系統は大きくダイヤが変更されました。高尾特急の直前に橋本特急が走り、新宿~調布は特急が続行運転します。地下化で調布での相模原線同士の待合せが可能になったため、快速は調布で橋本特急の待避と高尾特急との接続を行います。また都営直通急行は区間急行に変更され、快速と合わせて相模原線内10分間隔運転が実現されました。このため相模原線内の各停は日中なくなりました。
日中新宿~調布間が21本/hという大増発です!
続いて夜ダイヤ。
基本的に日中と同じですが、本線系統では京八行が準特急、高尾山口行が各停となります。相模原線系統では都営直通が快速、新宿行が急行で、都営線直通快速は相模原線内急行運転、相模原線内各停が10分間隔と微妙に増えていました。また、夕方の混雑時間帯には快速を急行とし、都営線から20分に1本各停をつつじが丘まで延長運転していました。
改定後の夕方ダイヤ(左は下り、右は上り)です。
まず下りに関して、特急はそのままですが、新宿からの各停がすべて橋本行に変更されました。このため新宿~高尾山口間快速が20分に1本走るようになりました。これは日中の橋本行の快速を本線に流すようにした、というものです。また都営直通が新宿~橋本間の急行の他に、新宿~調布間急行・調布~高尾山口間各停という列車が運転されるようになりました。
上りに関しては基本は日中と同じで、日中の相模原線快速が区間急行、都営直通区間急行が急行に変更、またそれに加えて都営直通快速も走るというダイヤです。
改定後の夜のダイヤです。都営直通の高尾山口行と本線に残った各停が調布~高尾山口間各停となります。調布地下化により調布折り返しができず、調布止まりの列車はつつじが丘まで回送されるため、上りは快速つつじが丘行、下りはつつじが丘~調布間回送という変則的なダイヤです。ただ夜のパターンが複雑になったため、あくまでこれは基本パターンという程度ですが…
とまあこのように昼も夜も大規模な増発がなされており、相当力の入ったダイヤです。特に相模原線への意識が明らかに今までと違うことがダイヤからもわかります。背景には小田急線の下北沢の改良により、多摩ニュータウンからの輸送で所要時間の短縮が予想されることがあるのだと思われますが、乗ってみてやはり本数の多さをかなり感じます。是非一度乗ることをお勧めします!
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