ことりんのスマイル

ことりんのスマイル

年末年始・化学療法

「年末年始」






ガンマナイフ治療の後もこれといったトラブルは特になく、毎年恒例・病棟のクリスマス会もそつなく楽しみ(いいんだか悪いんだか・・・。琴音や病棟の子供達はクリスマス会当日の午前中、血液の病棟のイベント時に時々慰問に来てくれるケイン・コスギに会って写真を撮ったりしたそう。ポラが今でも家に残っています。患児の親は面会時間外でこの日ケインに会う事は出来ませんでしたが)、次回のchemoは年明けという事に決定した為、年末年始は25日からお正月の明けた1月9日まで一時退院という名目で外泊になりました。

ただし、IVHカテーテルはもちろん入ったままの状態なので、外泊の間も自宅で私が包交をする形に。
包交は3~4日に一度が目安なのですが、週二回の内の一回を私がやり、もう一回を検閲代わりに外来に行ってDr.にやってもらうという事になりました。
自分で包交するのは、物品も用意するものが沢山あって結構面倒・・・。
外泊前に病院前の薬局であたふたと物品を購入。

そしていざ、久々の長期外泊。

家に戻ると、琴音は外気にやられたか(?)さっそく鼻風邪気味になり、28日午前・本来の予定にはなかったのですが、風邪薬を頂きに外来へ行きました。
幸いひどい風邪にはならず、そのまままったりと年明け。

明けましておめでとうございます(喪中ですが)・・・と言ったところで、
早速年明け一番最初のお努めは、というと
元 旦 早 々 外 来 で す が 何 か ?
包交の為に、Dr.に新年のご挨拶です。

外来ではM先生がお出迎え。
病棟の子供達はいつも包交の時、IVHカテーテルの刺入部を保護する優肌絆などの表面にママや先生に絵を描いてもらったりするのですが、この日はお正月仕様という事で、M先生が凧…の絵?を描いてくれましたw
でも先生、勢い余って琴音の着ていた洋服にまではみだして描いた。
しかも油性ペン…あたた、終わった…。
でも私は大人なので、新年早々キレたりしませんでしたよw?
風邪の方ももうほとんど問題なかったけど、病院でトイレに連れてったらちょっとお腹が緩かったので、風邪薬も一応もう少しキープして帰宅。

でも結局お腹の調子もその後崩れる事はなかったので、せっかくめったに出来ない長期外泊なのでたまには外に連れて行ってあげようかと、三が日を過ぎた後に動物園へ連れてきました。
(今更時効なのでここだけの話ですが、この動物園が琴音と現在のダンナさんが初めて一緒にお出かけしたところでした。まぁ聞かなかったことにしてくださいw)

後は地味に近所にお散歩したり買い物に行ったりして過ごし、最初は外泊も嬉しかったようですが、最後の方になると琴音もそろそろお友達にも会いたいかな~って感じになってくるようで、外泊が終わって病院にまた入院する時も、案外琴音はすんなりと戻っていきました。
親としては助かるようなちょっと複雑なような・・・。


病院に戻ったら、週明けから早速次のchemoの開始…なのですが、病院に戻って最初の週末から週明けはちょうど成人式のハッピーマンデーがあって祝日だった為、週の半ばの水曜日・15日からスタート。
前日の火曜日・14日には昨年行ったガンマナイフ治療の評価の為のMRI撮影をしましたが、特に目立って変化した所見はなかったので、予定通りchemoを開始。

chemo開始前2003年1月14日 血算W:3100 Hb:11.7 Plt:17.5 CRP:0.21

今回も前回同様のICE療法。
chemo中は寒いとか疲れたと言う事が多く、昼間いつもなら寝ない時間にお昼寝してしまったり、ベッドにいない時も寝る時に使う白いタオルケットを寒いから体に巻いてくれとせがんで「しらゆきひめ」と言ってずるずるひっぱりながら歩いたり(つまづきそうで危ない・・・)していました。
一日中ぐでぐでしてる感じでしたが、それでも夜はぐっすり眠ってしまい、よっぽど疲れているんだろうな、という様子が見てとれました。
ただ今回もいつもながら倦怠感以外の嘔吐などのchemo独特の副作用は特になく、5日間の治療を無事終えることが出来ました。













ちなみにこの頃リアルタイムでUPしていた日記は こちら こちら


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