ことりんのスマイル

ことりんのスマイル

那須旅行。

「那須旅行。」




ガンマナイフも終わり、9月。
現ダンナさんの遅めの夏休みに合わせ、9月6日から3泊4日で琴音と現ダンナさんと3人で
那須に旅行に行きました。
(ダンナさんは本当は8月末に夏休みをとっていたのですが、琴音のガンマナイフ治療の為、
変更してもらったようでした。ガンマナイフの時も休みを取って送迎してくれたり。
ダンナさんが休めなかった日は知人が送迎をしてくれました。本当、感謝です。)

一泊目はダンナさんが当直明けで帰宅してそのまま出発だったので、とりあえずお泊りするだけの日。
いわゆるフツーのペンションへ。いやちょっと民家チックだったかな。
同じペンションに泊まっていた人達は子連れがとっても多く、どうも会話を聞いてると、近辺で「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートがあったらしい。
それを観に来た人達が宿泊してるみたいで。
琴音にばれたら「行きたかった~」言ったろうな。

2日目は、あんまり天気が良くなくて。
テディベアミュージアムに行って琴音は山のようなくま達に結構喜んでた様。
動く細工がしてある
ものなんかを食い入るように見てました。
私は、「うわぁシュタイフのヴィンテージ・・・高そう~」などと即物的に感動w
帰りは絶対に手ぶらでは出て行かない琴音w自分と同じ誕生日のバースディベアを買ってミュージアムを後に。
その後は冷たい雨が降ってきて車でフラフラしながら早めに宿泊予定のペンションへ。
この日のペンションは(毎日違う宿を予約した)英国風の洋館仕立て。
家具やファブリックもブリティッシュカントリーな感じでちょっと異世界。
ここは子供連れがいなくて、食事の時とかちょっと心配だったけど、琴音はあまり騒ぎ立てたり
する子ではないので、特に失敗はありませんでした。(服はケチャップ色に染めたけどw)
お部屋も久しぶりのベッドでなかなか良かった様子。
(ウチは布団、昨日の宿も布団だったので、病院以来?)

翌日3日目は朝から霧がかかって肌寒かったけど、幸い雨は降らなかったのでこの日一日那須ハイランドパークに。
レゴミュージアムが気に入った様で、夢中になって見てました。
自分で好きなものが作れるように自由に遊べるパーツも置いてあって、一生懸命創作活動してたw
乗り物はライド系嫌いの琴音はいま一つで、スプラッシュマウンテンのゆるゆる版みたいのに
乗ったら(ちょっと違うか。独立した小船に乗るんだった。)マジ泣き寸前・・・。
まともに乗れるのは観覧車くらいだった・・・w
後はゲーセンみたいのにはまってた、ここまで来てw
それから、園内にあった池の鯉にエサをあげて、それがものすごく楽しかったらしく一番嬉しそうな顔をしていました。
帰りはゲーセンで取ったチュッパチャップスをなめてご満悦。

この夜の宿はログハウスのコテージになっているところ。
フィンランド風がコンセプトらしく、食事が特に特徴的で北欧風の料理でとにかく量が多い!
食事に「子供用」はなく、量が多ければ残してくれて一向に構わない、らしい。
なんか色々なポリシーが徹底している宿で、予約した時に見たサイトにも沢山の断り書きがあり、
ちょっとどうなのかと思ったけど、オーナーのご夫婦はとても感じは良かった。
環境もとてもいいところで庭は庭と言えないほど広大で、大きな池もあって、琴音は翌日の朝、池の鯉に大喜びでエサをあげてた。
どうやら、お魚にエサをあげるのがいたく気に入ったみたいで、最後意識の混濁する直前まで、
しょっちゅう「お魚にエサをあげたい」と話し、それを絵に描いたりしていました。
もしかしたら琴音のこの世での一番の思い出だったのかもしれません。

帰宅する日は、午前中南が丘牧場に行って動物達と遊びました。
ウサギにエサをあげたりしたけど、お魚と違い直接手で食べさせてあげるせいか、ちょっと
怖かったみたいで、琴音は遠慮気味でした。
それでも同じ柵の中でポニーみたいのと遊んだり、久々に砂場に触ったり、
入院治療をしていた時
には出来なかった経験を。


4日間の旅行はあっという間だったけれど、ほとんど琴音の体の心配をせず、
安心して自由に出来た
旅行はこれがほぼ唯一だったと思います。
これからもっともっと沢山作れると思っていた思い出は、ほんの数回の貴重なものでした。


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