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2007.10.11
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カテゴリ: お薦め映画

この題名を聞いただけで胸が躍る60代の人たちは多いだろう。いまはもう遠くなってしまった青春。私が中学生のとき、音楽の先生がこの映画を見たときのセンセーショナルな衝撃を語ってくれた。その素晴らしさは私は受け止められなかったが、この作品を見たときの輝きと賞賛は誇らしく語る先生の表情から汲み取れた。
この作品の素晴らしさについては十二分にきかされていた私は始めてテレビで見たとき、落胆したものだ。たいしたことのない作品だと思ったのだ。小さなブラウン管テレビではその素晴らしさを享受することはできなかったことがわからなかった。
後年、大学生のときリバイバルで公開された「ウエストサイド物語」を前方の席で見た。その時の 衝撃!感動!!
感動のあまり泣いていたような気もする。
大スクリーンでかぶりつきに近い状態で見た。頭の上を飛び跳ねる臨場感、跳躍力、リズム感。音楽の渦に巻き込まれたように、すっぽり映画の世界にはまってしまっていた。
素晴らしい!
どうして、この素晴らしさに気づかなかったのか、悔やんだものだ。

マリア演ずるナタリー・ウッドのかわいらしさ、愛くるしさ。トニー演ずるリチャード・ベイマーの好青年ぶり。そして、ジョージ・チャキリスとリタ・モレノのちょい悪風カップルのかっこ良さ。”マリア”や”トゥナイト”などの名曲。この作品の名曲はレナード・バーンスタインによるもの。彼はクラシック界の皇帝カラヤンのライバルとみなされていた巨匠である。
この作品の原作というかシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を下敷きにしていることはあまりに有名である。

舞台のほうは日本ではタカラヅカが初演でその後、劇団四季でも上演されている。同じ頃、劇団四季の舞台も見たが、後ろのほうの席だったので、感激しなかったなぁ。しかし、今年、劇団四季で12年ぶりに再演とのこと。楽しみである。
数年前、デジタルリマスターでリバイバルしたときに、映画を見に行ったが、このときも遠くの席で見たので、昔のときのような感動はなかった。大スクリーンで公開された映画。頭の上で飛び跳ねることが感じられるくらいかぶりつきで見るべきだったなぁ。
とってもお薦めの一本です。


お薦め度(制作年度)
ウエストサイド物語 」★★★★★(100%)
「ロミオとジュリエット」(1968年)★★★★(80%)
「ロミオ+ジュリエット」(1996年)★★★★☆(99%)





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最終更新日  2007.10.12 00:36:00 コメントを書く


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