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2013.01.19
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カテゴリ: 家で見た映画
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その昔、日本映画俳優全史(女優編)か日本映画作品全史か忘れたけれど、この作品に出たことによって中野良子が中国の国民的アイドルになり、今でも中国に行くと熱烈歓迎されると書いてあった。それも20年ほど前の事なので、いまでもそうなのかどうか、わからないけれど。
だから私はこの作品は中国が舞台となっているか、もしくは中国に関する作品だと思っていた。
ところが、見るとあ然…。
ある意味、無茶苦茶な作品である。
無実の罪を晴らすために高倉健が一人で東日本を飛び回る内容なのだが、途中、知り合った中野良子との裸で絡みあうシーンはあるし、スクリーンいっぱいにバストが大写しになるし、刑事警官はすぐに発砲するし、シリアスなシーンなのに軽快なテンポのBGMだし、とっても違和感を感じた。一言でいうと荒唐無稽な作品であった。
しかし、考えてみると画面にそぐわない軽快な曲は「第三の男」の曲を意識したのかもしれないし、荒唐無稽さも観客の度肝を抜くという意味では面白い。

日本ではそれほど評価されない作品というのも見てみて納得だが、中野良子が中国で爆発的に受けたのは活発で献身的なところが良かったのか、脱ぎっぷりがよかったのか。
今、ウィキペディアを見たところ”この映画は中国でも1979年に『追捕』として公開され、文化大革命後に初めて公開された外国映画となった。公開は大変な人気を呼び、高倉健や中野良子は中国でも人気俳優となった。”とあり、初めての外国作品として話題を呼んだのだということがわかる。



とにもかくにも長年見たかった作品を見れて良かった。


1976年/日本/151分/G
監督:佐藤純彌
出演:高倉健、原田芳雄、池部良、中野良子、大滝秀治、西村晃、岡田英次、倍賞美津子、伊佐山ひろ子、田中邦衛、内藤武敏

お薦め度
「君よ憤怒の河を渉れ」★★★☆(70%)






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最終更新日  2013.01.19 17:24:59
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