マイライフ・マイシネマアルカディア

マイライフ・マイシネマアルカディア

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

紫陽花@ 「サクリファイス」 自転車競技については、よく知らないので…
りぃー子 @ Re:【注目の女優】 野呂佳代(08/07) こんにちは。 私は最近彼女が好きになりま…
キメジマ @ Re[1]:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) みみみさんへ はじめまして、こんにちは!…
キメジマ @ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、こんにちは! コメントあり…
みみみ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、検索から来ました。原作が…
2013.12.29
XML
カテゴリ: 家で見た映画
yomei.jpg


TVでのドキュメンタリーがどれだけの内容なのか全くしらず、本となった物語しか知らない。その本の中に書かれていた彼女や彼氏の慟哭はほとんどこの映画作品では描かれていなかったと思う。
生活感のない映像。病気の苦痛もむごさもなく、心痛もほぼ感じられない映像。主人公たちに寄り添えない、感情移入できない作り方。ある種、疎外感を味わっていた彼氏タロウと同様に、その内部に入り込めない空虚さを感じてしまった。
病気の残酷さや寂寞とした彼女の思いや友人たちとの絆もすべて希薄で何を訴えたかったのか、表現したかったのか、残したかったのか。彼女千恵の思いが伝わらない作品になってしまったと思えた。残念である、全く残念である。こんな陳腐な作品に仕上がるのであれば、TVドキュメンタリーを再構築して、残された人々の今の心持をインタビューでかき集めたほうがよっぽど意義があったと思う。
彼女がTVクルーに託した思い。それを番組へと結実するための苦難。病気と対峙している彼女の苦痛との苦闘の姿。ウェディング姿を教会をセッティングすべく手配の困難さ。こういったものが何一つ描けていない映画作品。残念である。誠に残念である。

2009年/日本/129分/G

監督:廣木隆一
出演:榮倉奈々、瑛太、手塚理美、安田美沙子、大杉漣、津田寛治、田口トモロヲ、柄本明

お薦め度




余命1ヶ月の花嫁 マガジンハウス文庫 / Tbsテレビ報道局編 【文庫】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.12.29 18:31:42
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

プロフィール

キメジマ

キメジマ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: