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2019.07.07
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カテゴリ: 映画館で見た映画



アベンジャーズの終結を受けての本作。
アイアンマンことトニー・スタークの後継者となりえるのか、といった点が本作のキモ。内容がリンクしているだけに全作を見ていないと理解不足になる点があるのではと危惧する。また、見ていたとしても、このところ関係が緊密になっていったところなので、そもそも論からしてリンクしていいのか、別作品として存在していたほうがいいのでは、という考え方もある。ただ、現在ほど情報が交錯し、関連性が強まっているのならば関係性は強固な方がいいのであろう。
さて、作品だか、冒頭から戦闘シーンがありスペクタクルに長け、見どころ、見せ場がある。そこで、ピーター・パーカーと同じく信じやすい観客はどんでん返しに驚き、どっぷりと引き込まれてしまう。スパイダーマンの彼女役として美女を配さなかったのは、美女に注目してしまって物語に集中できなくなることを避けるためかも、と思ってしまったのはうがった見方だろうか。スタイルはバツグンでピーター・パーカーが見劣りするくらいだけれど、美女でないのは既定路線なのだろうか。
後半は疑心暗鬼を持ちながらも騙され続けてしまう、お人好しさが続き、クライマックス、ラストとなかなかものすごい空中戦、バトルが繰り広げられる。都市レベルでのスパイダーマンなのに地球レベル、宇宙レベルの話になってしまって、大風呂敷を広げすぎるのかもしれない。
そして、エンドクレジットに至っても映像が追加されるのは、続編の宣伝なのか、予告なのか。その設定も登場人物も好ましものとは思えなかった。

2019年/アメリカ/135分/

監督:ジョン・ワッツ、
出演:トム・ホランド 、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、コビー・スマルダース、ジョン・ファブロー、J・B・スムーブ、ジェイコブ・バタロン、マーティン・スター、マリサ・トメイ、ジェイク・ギレンホール、アンガーリー・ライス、トニー・レボロリ、レミー・ハイ、ヌーマン・アチャル

原題:Spider-man:Far From Home


「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」★★★★(80%)
字幕翻訳:林 完治


注!!ネタバレ!!
今作、前半は満点といえよう。新しく登場したミステリオが、ドクター・ストレンジを彷彿とさせ、なかなかの、いや鮮やかな活躍を見せる。新しい敵がいつどこに出没するのか、なぜわかるのか、その謎はミステリオの正体が明らかになった時に、判然とする。そんな!!!
主人公スパイダーマンことピーター・パーカー同様に騙されてしまった我々観客はあ然とするしかない。ここまでの完成度は秀逸である。と、思われた。後半、ミステリオの正体が他の地球からやってきた異星人でなく同じ星の地球人だとわかった時、ドローンを使っての戦闘が現実的なものなのか疑義を抱き、それまでの高揚度が下がっていく。壮絶なバトルはすごいのだが、ナイト・モンキーという設定も、エンド・クレジットの映像も、創意工夫による劇薬のごとく準備されたインパクトのあるものと思われるが、興味を高めるのとは逆におもしろくなく思ってしまう。”過ぎたるは及ばざるがごとし”の諺(ことわざ)のようにあまりにもいろいろとやりすぎた、と思える。






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最終更新日  2019.07.07 23:19:49
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