「アンタッチャブル」と前後して公開されたのが「薔薇の名前」。 謎の連続殺人事件の解明にのりだす中年の僧侶と見習修道士。重く暗いイメージの作品であるが、その重厚さと謎解きのクライマックスはしびれた(と思う)。監督はジャン=ジャック・アノー。「人類創世」の言葉のない時代の世界を描いて秀逸で、大ファンとなった監督であり「小熊物語」「愛人/ラマン」「愛と勇気の翼」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「スターリングラード」「トゥ・ブラザーズ」などの作品がある。 シネマスクエア東急にて鑑賞。評点75点。 【映画.COM】ALL TIME BEST