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2020.11.01
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カテゴリ: 注目の人
サー・ショーン・コネリー
1930年8月25日~2020年10月31日


俳優ショーン・コネリーが亡くなった。90歳。
俳優活動中であれば、大スター、巨星墜つ、などと見出しが躍るのかもしれないが、私が知ったのは今朝起きてみたSNSのニュースであった。

さきほどまで、サンデージャポンを見ていたが、ニュース映像はなく、一言の言葉もなかった。

ショーン・コネリーは大好きなスターであった。
私が知ったころには、すでにジェームズ・ボンドではなくなっていたけれど。コネリーがボンドの殻を脱いだ後スターとして輝き続けたことが、その後のジェームズ・ボンド俳優の活躍、映画におけるジェームズ・ボンドに永遠の命を与えたといえる。一人の俳優が演じ続け、その俳優とともに銀幕からいなくなてしまった寅さんに思いをはせると、対極と思える。

ジェームズ・ボンド2代目のジョージョ・レーゼンビーは俳優活動は続いたみたいだが、スターにはなれなかったと思う。
3代目ロジャー・ムーアと5代目ピアース・ブロスナンが私にとってのジェームズ・ボンドである。4代目ティモシー・ボルトンは記憶がない。そして、6代目ダニエル・クレイグ。5代目のピアース・ブロスナンの二足のわらじ活躍(ジェームズ・ボンドを演じながら他作品に出演)をまね、彼も大活躍中である。次作でボンド役は見納めになるようだが、大スターとしてスクリーンでの活躍は間違いないだろう。














1963年に本邦公開されたジェームズ・ボンドの映画は「007は殺しの番号」という邦題だった。その後「007 ドクター・ノオ」に改題。”1963年度の外国映画配給収入で、ベスト10には入らなかった”とウィキペディアにある。
続く、第二作は「007 危機一発」で1964年公開。こちらも「007 ロシアより愛をこめて」に改題されている。”1964年度外国映画興行成績で第6位”(ウィキペディア)。ボンドガールのダニエラ・ビアンキが好きだった。
そして、第三作「007 ゴールド・フィンガー」。1965年に日本公開され、”日本映画も含めた興行成績で第1位となった”(ウィキペディア)。テレビで一番よく見た007映画作品のような気がする。
第四作「007 サンダーボール作戦」”1966年最高のヒット作となり、日本映画も含めた興行収入で圧倒的な1位を記録した”(ウィキペディア)とあるが、どういう内容だったか、記憶がないなぁ。
第五作「007は二度死ぬ」は日本ロケをした作品。”1967年度の外国映画興行成績で第1位(日本映画を含めると『黒部の太陽』に次ぐ第2位を記録した)”(ウィキペディア)。テレビでの放送も多い気がする。二度ほど見たかなぁ。ボンドガールとして、浜美枝を認識し、丹波哲郎の大物ぶり(大スター)も認識した。丹波哲郎は1961年作の「太陽にかける橋」で外国作品に出演、1964年「第七の暁」に出演した時の監督ルイス・ギルバートの縁でこの「007は二度死ぬ」に出演となったのかも。監督に気に入られることはすごい。丹波にはひとことも台詞をしゃべらない日本人役のイタリア映画「五人の軍隊」もある。
第6作「女王陛下の007」はショーン・コネリーでないので割愛。
第7作「007 ダイヤモンドは永遠に」ショーン・コネリーの007復帰作であり卒業作。これは見たのかなぁ。記憶にない(笑)。
「007」によって世界的スターになったショーン・コネリーが「007」の呪縛から解き放たれて名優としての輝きを放つことになる。男としての色気をふんだんに醸し出しながら。

1976年に映画ファンになったと自認している私がショーン・コネリーを初めて映画館で見たのは「遠すぎた橋」であった。


1977年7月10日千日前国際劇場で同級生二人と計三人で見に行っている。”♪たあー、たー、た、たったったー、たあ、たー、た、たったったー、た、た、た、たあー♩”というメロディが頭に残っている作品である。ロバート・レッドフォード、ジーン・ハックマン、ジェームズ・カーン、ショーン・コネリー、ライアン・オニール、ダーク・ボガード、エリオット・グールド、マイケル・ケイン、ハーディー・クリューガー、マクシミリアン・シェル、アンソニー・ホプキンス、エドワード・フォックス、ローレンス・オリヴィエ、リヴ・ウルマンなど大スターが大挙して出演したリチャード・アッテンボロー監督作品だ。映画を見たときに、対岸を守るドイツの兵士が子供だったので、エキストラがいなくて子供を揃えたとばかり思っていた。しかし、実際は守るべく兵士が足りずに少年兵を使っていたのだと思う。そのことを理解できずにいた私は若輩者だった。とはいえ、評判は良くないようで公開後にこの作品の名声はきかない。とはいえそのころの私は「遠すぎた橋」に90点と採点している。



次に見たと認識できるのが「アンタッチャブル」で、ショーン・コネリーはこの作品でアカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ最優秀助演男優賞を受賞している。特筆されたのが主演のケビン・コスナーでなく、敵役のロバート・デ・ニーロでもなく、コネリーだったことが興味深い。確かにとても良くて素敵な役柄であり、演技であった。監督はブライアン・デ・パルマ。「戦艦ポチョムキン」のゆりかごの階段落ちがオマージュとして引用されて話題となった。

【映画.COM】ALL TIME BEST



「アンタッチャブル」と前後して公開されたのが「薔薇の名前」。
謎の連続殺人事件の解明にのりだす中年の僧侶と見習修道士。重く暗いイメージの作品であるが、その重厚さと謎解きのクライマックスはしびれた(と思う)。監督はジャン=ジャック・アノー。「人類創世」の言葉のない時代の世界を描いて秀逸で、大ファンとなった監督であり「小熊物語」「愛人/ラマン」「愛と勇気の翼」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「スターリングラード」「トゥ・ブラザーズ」などの作品がある。
シネマスクエア東急にて鑑賞。評点75点。
【映画.COM】ALL TIME BEST




新宿プラザにて鑑賞。評点85点。
【映画.COM】ALL TIME BEST



テレビドラマ「ルパンの娘」の”Lの一族”ではないが泥棒一家の絆を描くドラマ。名匠シドニー・ルメット監督であり、ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュ・ブロデリックと三大スターの共演であるにもかかわらず、評判は良くない。
新宿アカデミーにて鑑賞。評点55点。



記憶に残る大好きな作品である。
1984年に発表されたトム・クランシー初の長編ヒット小説が原作。ジャック・ライアンが活躍する人気シリーズの第1作であり「テクノスリラー」の代表作とされる。
ソ連最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバーの艦長ラミウス(ショーン・コネリー)とCIAのアナリスト、ジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)との対峙が見どころ。
新宿アカデミーにて鑑賞。評点80点。




ケビン・コスナーの印象は残っているが、コネリーはといえば、リチャード王を演じている。
新宿ミラノ座にて鑑賞。評点85点。





日本国旗があったり日本語が出てきたりと、かなり日本贔屓な作品。
評点60点。



当時人気絶頂というか引っ張りだこだったジュリア・オーモンドが出演している。アーサー王伝説に基づくロマンス映画。アーサー王(ショーン・コネリー)とランスロット(リチャード・ギア)のはざまで悩む王妃(ジュリア・オーモンド)。忠誠と信頼と愛と死と。
あふれでる涙を抑えることができなかったほど感動した。
渋谷ジョイシネマにて鑑賞。評点98点。



大音響スペクタクル!!
映画館で見るべき作品。
映画音楽、大爆発、せまる炎!
見ごたえのある作品だったな。
ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリス共演。
新宿プラザにて鑑賞。評点80点。



”『アベンジャーズ』(原題:The Avengers)は、1998年のアメリカ映画。ジェレマイア・S・チェチック監督。イギリスで1960年代に製作されたTVシリーズ『おしゃれ㊙探偵』(原題:The Avengers)の映画化作品”(ウィキペディア)
新宿東急で鑑賞。評点60点



とても印象に残っている作品。ショーン・コネリーも相手役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズも良かった。
”ショーン・コネリー扮する美術専門の泥棒と、その泥棒を罠にかけようと懐に入り込もうとする保険会社調査員役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。一見ミスマッチなキャラクターが織り成すストーリーテリングが魅力のひとつ。公開が1999年であったこともあり、2000年問題による機械の誤作動騒動を作品のクライマックスに盛り込むなどの演出も見所である。”(ウィキペディア)
新宿文化シネマ2にて鑑賞。評点80点。



実質的なショーン・コネリーの遺作となるのか。本作以降では声のみの出演作品があるとのこと。この作品を鑑賞できていたことに感謝。
吉祥寺スカラ座で鑑賞。評点65点。


ショーン・コネリーの作品は上記以外にもテレビやビデオにて鑑賞。007シリーズでは1983年に「ネバーセイ・ネバーアゲイン」という別物作品もあるそうだ。オードリー・ヘップバーンの女優復帰作「ロビンとマリアン」にも出演。記憶すべき印象的でダンディな映画スターだったなぁ。
おりしもハロウィーン。別世界の扉が開いてあちらの世界へコネリーをいざなったのかなぁ。

ご冥福を祈ります。
合掌。










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最終更新日  2020.11.01 15:21:46
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