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2022.12.11
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カテゴリ: 家で見た映画



話題作「モービウス」である。
ヴィラン(悪役)が主役となって久しい。ただ、ヴィランの主役が好感を持って迎えられることになったのはディズニーの「マレフィセント」からのような気がする。その意味でディズニーの罪は重い。
日本でハロウィンが年間行事の一つとして認識されるようになった今はヴィランもヒーローでありヒロインである、と思える。
さて、この「モービウス」は作品、ストーリーとしての出来は今一つといえる。それはなぜか。展開としての妙味。観客を煙に巻くために敢えてふせてしまうことによって誤認させ事実がわかった時の驚きの衝撃を倍加させること。そのため、不誠実な物語としたことによると思える。それは友人マイロ(マット・スミス)が変貌・変人したところを描いていない点。そして、主人公マイケル(ジャレッド・レト)が変人した後も善人でいようと努力していることに対峙して向こう側へ行ってしまったこと。そのことをその原因をその道筋を描いていないから。その謎を引きずったままで敵対する間柄になったことは気にかかり夢中になることはできなかった。
とはいえ、映像はみごとで蝙蝠の乱舞、羽ばたきの音響、変人したマイケルたちの電光石火、台風のように飛翔する姿はエキゾチックであり怪しく素敵であった。

結末をみると続編を作る布石がありありである。
作品としての完成度がないものの続編は見たくないと思うけれど、話題になってしまえば見てしまうかもしれない。


Amazon Prime Video にて

2022年/アメリカ104分/G

監督:ダニエル・エスピノーサ
原案:マット・サザマ、バーク・シャープレス
脚本: マット・サザマ、バーク・シャープレス
出演:ジャレッド・レト、マット・スミス、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、アル・マドリガル、タイリース・ギブソン、マイケル・キートン

原題:Morbius(「モービウス」)

お薦め度
「​ モービウス ★★★☆(70%)





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最終更新日  2022.12.11 10:40:40
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