昔は電話帳があって(今もあるのだろうか)、ほぼすべての人の名前、住所、電話番号を掲載していたが。著名人や富豪などが電話掲載しなくなり、電話営業のネタになるに及んで掲載する人が激減した気がする。今となっては、スマホ=携帯電話に主導権を奪われ、SNSのこともあるが電話帳なるものは存在価値をなくしていると思える。 Record American という新聞の記者が連続殺人事件を特ダネとして、警察以上に犯人探しにやっきになる姿は映画の題材としていいのかもしれない。無関係の事件を手口から結び付け犯人像を探り当てる。連続する殺人は標的が老人から若者にかわった。この時点で、犯人は別人だと気づくべきだと思うが…。模倣犯という言葉もなかった時代。未曽有の連続殺人に手も足も出なかったと考えられる。 それにしてもボストン警察はお粗末だな。 見入ってしまった一本である。