マイライフ・マイシネマアルカディア

マイライフ・マイシネマアルカディア

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

紫陽花@ 「サクリファイス」 自転車競技については、よく知らないので…
りぃー子 @ Re:【注目の女優】 野呂佳代(08/07) こんにちは。 私は最近彼女が好きになりま…
キメジマ @ Re[1]:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) みみみさんへ はじめまして、こんにちは!…
キメジマ @ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、こんにちは! コメントあり…
みみみ@ Re:ドラマレビュー 「自転しながら公転する」(04/09) はじめまして、検索から来ました。原作が…
2024.07.27
XML
テーマ: 読書(8461)
カテゴリ: 読書



この本は1981年講談社文庫版を2018年に光文社が松本清張プレミアム・ミステリーと題し発刊されたものである。解説によると「風紋」は1967年1月から1968年6月まで「流れの結像」のタイトルで「現代」に連載されたもので、1978年6月に講談社から刊行された、とある。私が古い人間なのか、本の中の時代性に古さを感じず、現代を感じながら読んだ。もちろん、時代内容は昭和を感じても私自身が生きていた時代なので、ありありと目の前に浮かび上がる。それは作家・松本清張の力なのかもしれない。とはいえ、有名著作に見られる壮大なスケールや問題性、仕掛け(ミステリーの妙味)はあるようでなく、クライマックスをクライマックスと意識しないまま、物語は終わった。なかなか面白く読み進んだ作品ではあったが、その結末が判然としないところで満足度はまったく足りなかった。
しかし、松本清張の力量は感じられたのでまた別の作品も読んでみたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.07.27 23:46:33
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

プロフィール

キメジマ

キメジマ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: