つれづれ日記

つれづれ日記

2003年11月08日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
~ ジェラシー ~

陽水の物凄い才能が発揮されているんじゃないかと
個人的に思う曲の代表格です。

「ジェラシー愛の言葉は
ジェラシー愛の裏側
ジェラシー」

いきなり、ドップリと重い言葉です。

「窓辺に佇んでる君を見てると
長い年月に触れたような気がする

忘れた愛が忍び込む
流れるのは涙ではなく汗」

過ぎた愛、過去の幸せ(?)は現在手元に無いと
はるか昔の記憶だった気がしますよね。
自分が流すのは、失った愛への哀しさでは無いと
言ってるのだと思います。
ただ、反射的に出てくるもの(=汗)だと。


「君に寄せる愛はジェラシー
春風が吹き
秋風が吹き淋しいと言いながら」
君に寄せる愛はジェラシー


実際の心情は季節の風に吹かれても
「淋しい」というところでしょうか。


「浜百合が咲いているところを見ると
どうやら僕らは海に来ているらしい
ハンドバッグの留め金がはずれて

波がそれを海の底へ引き込む」

散らばったのは、自分たちの想い。
何かに引き込まれ、飲み込まれてしまった
2人の想い。比喩がスゴイ!


「ワンピースを重ね着する君の心は
不思議な世界を彷徨い歩いていたんだ
誰にも言えない事がある
泣く泣く僕も空を見る
胸騒ぎで夏が来るのが怖い」

もう、ココの部分!!!
凄いなんてもんじゃないですね。
離れた心を持つ相手の心中って
正にこんな感じですよね。

『胸騒ぎで夏が来るのが怖い』

この言葉が続いて出てくる、
陽水さん、貴方が私は怖いです。
夏だから、日差しの暑さと共に
熱くなりそうな自分の心が怖いと。
ああ!もう!凄すぎます!!!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月29日 22時41分43秒
コメント(25) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: