January 30, 2011
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早朝6時過ぎに集合場所の札幌駅に向かって行きました。

岳幹は、現在専修大学卓球部監督をされている混合全日本チャンピオンの小林仁監督を中学まで指導された北海道の名将H本監督の元で卓球に励んでおります。

このH本監督は現在すでに70歳を過ぎておりますが、後継者のT橋先生と二人三脚で生徒指導に当たっております。

現在は至って温厚ですが、以前は”竹刀”の指導で有名な方でした。
なぜ竹刀の指導が必要だったかと言いますと、卓球の指導を始めたきっかけが…ある日自宅の近くを散歩していたら近所に住む不良達が集まってタバコを吸ったり酒を飲んだりと、悪さの限りをつくしていることを知り、持ち前の暴力団顔負けの”強面”を使ってその中学生達を脅して”小さな会館に集めて更生のために卓球をさせたのが始まりだからと聞きました。(その頃は卓球は素人だったそうです。あっ!小林さんは不良ではありませんよ)

しかし、その当時の不良達も今では立派な社会人になっているそうです。

昨年の正月には、先生のところへ来た頃は酒タバコは当たり前の中学生だった卒業生の親が「社会人になった息子から温泉旅行と苦労をかけたお礼だと50万円お年玉をもらった。」と、感激で泣きながらお礼に来たそうです。(いい話を聞きました。いつか我が家の子供達からもらえる日を妻と二人で待つことにします。)

お世話になっている円山クラブのSさん夫妻の奥様もカデットチャンピオンになった時に、最後の1本を取ってベンチに戻ると満員の観客の前で「スリッパ」で頭を”パ~ン”ひっぱたかれたそうです。(それはそれは良い音だったらしいですけど…)

以前先生にその時の理由を聞いたことがあります。
H本先生はしばらく考えた後…「うん…忘れた。」…まさに”名将”ですね。
Sさんの奥様は青森山田へ進学され、今も”ペン表の名選手”としてご活躍されておりますけど、卓球はもちろんですが、人間的にも立派な方です。
まさに”スリッパ”が人間を育てたのでしょうね。

その功績が北海道に取って大変大きなものであったことは、教え子はもちろんライバル校の関係者も認めるところであると思います。

これからもまだまだお元気で、北海道の卓球界のためにご尽力して頂けきたいと思っております。












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Last updated  January 30, 2011 05:23:21 PM


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