文書による公式な意思表示、伝達は、それほど知恵はいりません。というのは、きめられた書式、表現方法に従えばよいからです。
もちろん、テーマ、趣旨、目的を先に書く、結論を先に、理由や説明を後から加える、箇条書きにする、図やチャートを用いたり、小見出し、ゴシック体を使う、などして、読む側の理解を助ける工夫をすれば、よりスムーズに、計画が承認される可能性は大きくなります。
最近はパソコンなどの普及で、文書作成は、容易になりますが、かえって、個性がなくなって訴える力が弱くなり、自らの計画を強烈にアピ-ルできるチャンスが少なくなったという見方もできます。
文書にくらべて、口頭による表現は、より個性的な面が生かせます。が、ウラを返せば、口下手な人は損をするといえるかも知れません。
しかし、これは、実はそれほど気にする必要はないのです。
「タテ板に水」 というような流暢な話し方、アナウンサーのような単調でクセのない話し方は、一般に、後で心に残らないことが多いのです。 一対一とか、少人数の人々を相手に話す揚合は、こちらの考えがまとまっていて、ポイントを順序よく話す、ということも大切ですが、それだけでなく、相手の話をジックリ聴く姿勢、相手が求めているものを、タイミングよく投げかける感性、それに、理想や目標実現への情熱や迫力、こういったものが、キメ手となることが多いのです。
「説得力」と「受・発信能力」とは大いに関係があり、相手に誤解や思いちがいがある時には、むやみに相手に妥協したり迎合せず、率直にちがいを表現して、
「この計画は、あなた(方)が心配しているマイナス面はなく、プラス面がこんなにあるのですよ」と相手の理解を求める姿勢も必要となります。
もちろん、「これは、いい方法だ」「社長の命令だ」「役所できめたことだ」と、問答無用の門前払いの方法では、相手の理解が得られないばかりか、反発を招くだけです。
プロデューサーの、発信能力は、基本的に、
・共感を呼ぶ表現力が望ましく最も説得力のあるやり方です。
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