放浪の達人さん
>いやいや、玉ねぎ5個に対し豚細切れ肉10gで作っていただかないと。
-----

それではまるっきり80年代中国東北部地方都市大学の学生食堂ではありませんか!
(2012.05.24 16:31:19)
2012.05.23
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カテゴリ: ごはん
中国の大学の学生食堂は、少なくとも私が在住していた80年代後半から90年代前半にかけての時期に関して言えば基本はカオスであった。
どうカオスだったかは過去日記のどこかにも書いているしまたそのうち書くかもしれない。

基本的に学生はみな倹しい暮らしをしていたので、学生食堂のオーダーはたっぷりの主食(ご飯かマントウか麺)+副菜1品が定番であった。友人たちと学生食堂に来ればみんなで1品ずつ頼んでシェアすることもできる。それはそれで結構楽しかったが、何せ食事にありつくまでが戦争だったので、特に80年代は食事を楽しむというゆとりは無いに等しかった。

90年代前半に北京で仕事をしていた時は、昼食タイム前から殺気立った学生が行列を作る中国人学生の食堂ではなく、比較的穏やかでかつ自分で食器を持参しなくてもいい留学生食堂を使っていた。
ここでの定番メニューは炒肉菜花(肉とカリフラワー炒め)とか炒蛋西紅柿(トマト玉子炒め)などだったが、年中あったのが炒肉洋葱(肉と玉ねぎ炒め)。文字通り肉と玉ねぎを炒めた料理。この料理は留学生時代暮らしていた大学の学生食堂の定番メニューでもあったが、その頃は肉とは名ばかりで中身の98%が玉ねぎ、残り2%が豚の脂身というナイスな料理(笑
さすがに北京の留学生食堂ではもう少し肉が多かったし脂身だけということも無く、それなりに真っ当な料理だった。

それを再現してみる。ただしそのままだといまひとつインパクトに欠ける料理なので、ちょっとだけアレンジ。

1.玉ねぎ2個はくし切り、豚細切れ肉100gは食べやすい大きさに切る。
2.中華鍋に油大1を熱し、玉ねぎ投入。

4.強火でがしがし炒め、肉に火が通ったら塩・醤油・粗挽きこしょうで味付けて出来上がり。

玉ねぎがくたくたになる前に完成させるのがポイント。

アレンジの部分は、肉がちょっと(かなり、かな)多いこととこしょうを加えること。
シンプルで下世話な料理だけど、新玉ねぎの季節に今でもふと留学生食堂の喧騒を思い出しつつ食べたくなる。





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最終更新日  2012.05.23 22:53:57
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中国時代は  
トイモイ  さん
何肉をなまでかじってたのですか?なんか、チベットで何食べたかほとんど覚えてません (2012.05.23 23:37:13)

Re:中国時代は(05/23)  
風任  さん
トイモイさん
>何肉をなまでかじってたのですか?なんか、チベットで何食べたかほとんど覚えてません
-----

中国で動物系を生で食べるのは危険すぎます。80年代は唯一大連で握りずしを食べたのが生もの体験です。
チベットではダントツは瓶詰めの桃ですが、他にはヤクバーガー、チエちゃん食堂の四川系大衆中華、チュクパ、ビスケットを食べてました。総じて2年後行ったラダックよりラサの方が食べ物は良かったです。

(2012.05.24 12:10:12)

Re:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
放浪の達人  さん
いやいや、玉ねぎ5個に対し豚細切れ肉10gで作っていただかないと。
(2012.05.24 12:19:39)

Re[1]:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
風任  さん

Re:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
VeryBerry  さん
玉ねぎだけでも案外おいしそう。
強火でがしがし炒め、味付けにはラー油も加えましょう。
(2012.05.24 19:20:17)

Re:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
Lucy Wen さん
先週玉ねぎ1個に肉100gで作りましたが、
比率を間違えたせいか過去の記憶はよみがえりませんでした。
(2012.05.24 19:33:45)

Re[1]:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
風任  さん
VeryBerryさん
>玉ねぎだけでも案外おいしそう。
>強火でがしがし炒め、味付けにはラー油も加えましょう。
-----

もちろん実質玉ねぎのみ炒めだった学生食堂のもそれなりに美味しくいただいていたので、十分イケると思います。単品の野菜炒めの中でも、玉ねぎだけって意外な盲点ですよね。
(2012.05.24 21:36:42)

Re[1]:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
風任  さん
Lucy Wenさん
>先週玉ねぎ1個に肉100gで作りましたが、
>比率を間違えたせいか過去の記憶はよみがえりませんでした。
-----

それは肉多すぎです(爆
それならほうろうさんのレシピの方が現地を強烈に思い出せるかも。できれば脂身だけでやりましょう(笑
(2012.05.24 21:37:50)

Re:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
ちっちゃいもの さん
198×、北京にいた父と一緒に大学の学食に行きましたが
カウンターの前がとにかく大騒ぎで すごい人だかりで。
父がとにかく切り込んでいきマントウとスープを買ってきましたが売り切れたのか数が少なく、姉妹でごねていたのを思い出しました。

炒め物ですが、玉ねぎだけでも酢豚風のあんかけにしたら子供達を騙せそう…(鬼。 (2012.05.24 23:16:20)

Re[1]:中国時代は(05/23)  
トイモイ  さん
風任さん
>トイモイさん
>>何肉をなまでかじってたのですか?なんか、チベットで何食べたかほとんど覚えてません
>-----

>中国で動物系を生で食べるのは危険すぎます。80年代は唯一大連で握りずしを食べたのが生もの体験です。
>チベットではダントツは瓶詰めの桃ですが、他にはヤクバーガー、チエちゃん食堂の四川系大衆中華、チュクパ、ビスケットを食べてました。総じて2年後行ったラダックよりラサの方が食べ物は良かったです。
-----
ソレ、いわゆる、「究極のモモ」ですか?
ちえちゃんしょくどう・・・なんか聞いたことがあるようないったことがあるような・・ (2012.05.24 23:30:44)

Re[1]:レシピ集に載せるまでもない料理(05/23)  
風任  さん
ちっちゃいものさん
>198×、北京にいた父と一緒に大学の学食に行きましたが
>カウンターの前がとにかく大騒ぎで すごい人だかりで。
>父がとにかく切り込んでいきマントウとスープを買ってきましたが売り切れたのか数が少なく、姉妹でごねていたのを思い出しました。

>炒め物ですが、玉ねぎだけでも酢豚風のあんかけにしたら子供達を騙せそう…(鬼。
-----

中国の学食は時間に出遅れるとまともなものにありつけないのはお約束でしたが、お父上もさぞや困ったことでしょうね。マントウでも手に入っただけまだマシというものです。私も慣れないうちはひどいものを食べたり食べ損ねたりしました。そういうときのための空腹しのぎ用にビスケットは常備してましたねえ。
(2012.05.25 00:04:56)

Re[2]:中国時代は(05/23)  
風任  さん
トイモイさん
>>チベットではダントツは瓶詰めの桃ですが、他にはヤクバーガー、チエちゃん食堂の四川系大衆中華、チュクパ、ビスケットを食べてました。総じて2年後行ったラダックよりラサの方が食べ物は良かったです。
>-----
>ソレ、いわゆる、「究極のモモ」ですか?
>ちえちゃんしょくどう・・・なんか聞いたことがあるようないったことがあるような・・
-----

そう、まさしく「究極の桃」です。故Y氏はインドでは「究極のマンゴー」を食べていた模様。
チエちゃん食堂、キリーに行く途中の通りの北側にあったような記憶があります。コンロが1つしかなくて、料理が出てくるのが恐ろしく遅かったけどきっぷのいいお姉ちゃんがいて(彼女がじゃりん子チエみたいな感じだったのでチエちゃん食堂と呼ばれていた)、なかなか美味しかったんですよねえ。ヤクバーガーもありました。
(2012.05.25 00:11:32)

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