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熱も下がり、頭痛もほぼ無くなって髄膜炎の危険はたぶんなくなった息子だが、消化器のダメージは相当大きかったようで、腹痛と下痢がまだ治まらない。しかし食欲は出てきているので、肉が食べたいとかお菓子が食べたいとか言うようになった。とはいえまともにそういうものを食べるのは危険すぎる。油や刺激物や繊維の多いもの、冷たいものは症状が治まるまではご法度だ。そうは言ってもやっぱりおかゆにねぎみそや梅干や野菜スープばっかりじゃイヤにもなるだろう。という訳で今日は腸が弱っている息子用に作った油分超控えめのつくねが夕食のメイン。超簡単病人用つくねのレシピ覚書。<材料>鶏ひき肉(胸またはささみ)250g木綿豆腐 1/2丁たまねぎ(みじん切り) 1/4個片栗粉 大1/2塩 小1/2こしょう 少々サラダ油 小1<作り方>1.木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで上に皿を載せ、10分ほどおいて水切りする。2.サラダ油以外の材料を全てボウルに入れて粘りが出るまでよく混ぜる。ゆるゆるなたねだけど大丈夫。3.フライパン(テフロン加工のだと油が少なくて済む)に中火でサラダ油を熱し、大スプーンなどで1杯分の2のたねをフライパンに落とす。たねをスプーンなどで軽く押さえ、形を整える。いびつでもOK、ただし1cm程度の平らな形にする。4.きつね色に焼けたら裏返して同様に焼く。5.両面が焼けて火が通ったらできあがり。大根おろしと醤油とかポン酢をかける、照り焼きにするなどアレンジはいろいろ。今夜は大根おろしとポン酢で。とりあえず病人にも全然病人じゃない夫にも喜ばれて良かった。
2014.08.29
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今日は出先で外食しよう、という話になり、夫にどこがいいかと聞かれた。なぜかカツ丼が食べたくてかつやに行こう、と提案。無事カツ丼を食べてきた。夫はソースカツ丼も結構好き派、私は玉子とじ>ソース派。丼ものはもともと何であれ結構好きな食べ物のひとつ。親子丼、天丼、うな丼、天津丼、牛丼、豚丼、海鮮丼、玉子丼、木の葉丼(ただし中華丼は美味しいとは思うがそんなに食べたいと思わない)。ただ丼ものってさくさくかき込めることもありつい早食いになってしまう危険な食べ物だとは思う。さて数ある丼もの中で、自分が好きなのって何だろうと考えてみた。結果、ベストスリーでいくとカツ丼、天丼、海鮮丼の順である事が判明。帯広名物豚丼は次点。カロリー的にはかなりヤバいと思いつつ、食べる機会があったらついつい食べてしまう魔性の食べ物だ。カツ丼って結構手間のかかる料理だと思う。とんかつを揚げて、それを親子丼みたいにつゆで煮て玉子でとじるという二重の手間。それ言うならカツカレーもそうか。カレー作ってとんかつ揚げて、だもんね。そもそもカツ丼はとんかつ用の肉が無いと作れないが、普段から豚ロース肉の切り身が冷蔵庫に常備されているという家はそれほど多くは無いはずなので、当然とんかつ用の肉を買いに行くことが前提となる。気軽に思い立ったらうちにあるもので作れる、というものではない。だから庶民的な食べ物のようでありながらご馳走感漂うんだよね、子供の頃カツ丼ってとんかつ以上のご馳走だったよ。天丼も好きだけど、衣がべちゃっとしていたり具が寂しかったりすると一気に興ざめになるので案外難しい。カツ丼に比べて失敗がはっきり目に付きやすい食べ物であるのがカツ丼の後塵を拝している一因なんだろうなあ。さて皆さんはベストオブ丼は何ですか?
2014.06.22
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JA直売所に行くと、きゅうりやトマト真っ盛り。露地物じゃないのが多いけど早いねえ。キャベツもそろそろ最終段階なのか、大量に積んであった。次回買ってこよう。でっかいパセリの束を見つけたので、タブーリを作ろうと思い立って購入。トマトは贔屓の生産者さんのをゲット。茄子やズッキーニ、ピーマン、玉ねぎも地元農家のを購入。カラーピーマン(普通のピーマンと同じサイズ)だけは宮崎産のもの。とはいえうちにはタブーリに必須のクスクスもひき割り小麦も無い。細いパスタをぼきぼきと短く折ってさっとゆで、クスクス代わりに使うことにした。きゅうり、トマト、玉ねぎ、わけぎ、たっぷりのパセリをみじんに切ってパスタと混ぜ、オリーブ油、塩、レモン汁、にんにくちょっぴり、胡椒を投入してよーく混ぜる。ミントは無かった(こんなことなら勤務先の校庭の隅っこに勝手に生えているミントをちぎってくるんだった)ので割愛。パセリが苦手な夫や息子もよく食べましたとさ。パセリのクセが和らいで食べやすい。夏の味だなあ。冷製パスタのソースにもいいかも。ついでにラタトゥイユも作った。いろんな作り方で試した結果、煮込み時間短め、味濃いめ、少量のベーコンを味出しに入れ、汁気を極力少なくしたラタトゥイユが男性陣には最も好評だったので今はこの作り方がデフォとなっている。今回はにんにく、玉ねぎ、ベーコン(長いベーコンなら1枚。ウィンナー1本とかでもOK)、ズッキーニ、茄子、カラーピーマン、ピーマン、トマト。ベーコンまでの材料を多めのオリーブ油でじっくり炒めて、ベーコンが軽くかりっとしてきたらズッキーニからピーマンまでを時間差で次々投入しながら炒め、油が回ったらトマトと塩胡椒、醤油小さじ1ぐらいを入れ蓋をして5分。あとは蓋を取り火を強めて汁気を飛ばし、味を見て整えれば完成。ワインとかコンソメとか一切入れない。味付けは炒める時のオリーブ油と塩、トマト、胡椒、醤油のみ。たくさん作ってハンバーグやパスタのソースなどに使いまわしたりしている。でまた写真撮ってないよ(汗
2014.06.10
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今年は鰹が不漁だという話はそういえばどうなったんだろう、確かにこの時期としてはあまり店頭に並んでいる感じがしないし、あっても生は高い。夫は鰹がそれほど好きではないが、私は大好き。息子も嫌いではない。今シーズンもどこかで鰹の刺身かたたきをぜひ食したいと思いつつ高値もあって控えていたが、今日はスーパーの特売になっていたので、夫には悪いけど大きめの1冊(背側)で購入。茗荷、青ねぎ、新玉ねぎ、大葉、しょうがをたっぷり刻んで、厚めに切った鰹にこれでもかとのっけてポン酢醤油をかける(明日から仕事なのでにんにくは控えた)。アスパラガスとエリンギのバター醤油炒めも初夏の味。田んぼに水が入って元気一杯のかえるの大合唱がいつの間にか始まっていた。めんどくさいこともいろいろあるけれど心晴れることもあり、まあこんなもんだよね、とひとりごちつつ食事の支度が終わる。かえるの声を聞きながら鰹が美味いって感じられるのは幸せだねえ、まあいろいろあってもいつかは何もかもが終わるんだよねえ、永久にどうにもならないことなんてそうは無い(原発の後始末なんかは別として)とも思ったり。鰹の刺身の皿の最後に残った、ポン酢に浸ってぐったり気味の薬味の野菜をさらえながら、そういえば私は鰹本体より薬味の方が好きなんじゃないか疑惑があるんだったなあ、薬味野菜って美味しいなあ、となぜかちょっと元気になった。好きなものを楽しい気分で美味しく食べるのって精神衛生にも良いんだねえ。食事って大事。
2014.06.08
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昨日は祝日だけど仕事があって夕方出かけた。平日なら夕食の下準備をして温めたり焼いたりすればすぐ食べられるようにセッティングしていくところだが、休日なので夫も息子もうちにいる。夫は自宅での仕事に忙殺されているが、息子は暇で遊んでいるので夕食の準備を頼んだ。彼は掃除整理整頓はからきしダメだが、料理は意外におっくうがらずにやる。今回もあっさりOKが出た。メニューはハンバーグ。ひき肉はある。他の材料は失敗しない分量をメモにして渡し、作り方は初心者向け料理の本(以前買ってやった彼専用の本)を読んでその通りに作るよう言い置いた。サラダとみそ汁かスープもついでに作ってもらうことに。さて帰宅。なかなか良い匂いがしている。焼き上がりの色も形も上等。付け合せにまではさすがに手が回らなかったようだが、ソースもちゃんと作ってある。ご飯を炊き忘れていて非常用のパック入りご飯だったのはご愛嬌。ひとつのことにかかると他のこときれいに忘れるんだよねえ。玉ねぎとレタスとトマトのサラダ、インスタントのコーンスープも準備してある。夫には手伝ってもらわず、全て自分で作ったそうだ。味も食感も初めてのハンバーグにしては悪くない。ていうか美味しい。メモ通りの分量で作れば味の失敗は無いだろうと思ってはいたが、食感もちゃんとジューシーだった。今までも息子はペペロンチーノだの炒飯だのを作ったことがあって結構上手に作っていたものの、ハンバーグはさすがに難易度が高いのではないかと心配していたので感心した。息子は料理に関しては夫よりもずっと才能があるようだ。夫は炊事に関してはあんまりというかほとんど当てにならないので、息子を教育して使えるように仕込む方向でいこうと思う。冷蔵庫にあるものでメニューを組み立てて何か作れる、というのが最終目標。息子の最大の問題は料理のバリエーションが少なすぎること。もう少しメニューを増やしたいのだが、さて次は何を教えようか。和食とか中華とかもいいなあ。むろんバングラッシーとか炒肉酸菜粉絲とかイシュケンベとかいう訳にはいかないよねえ。
2014.04.30
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このあたりでは今朝は氷点下。空気がぴりっとするので、晴天で空気が乾燥した寒さは嫌いではない。先日松任谷由実が出演した「SONGS」という番組の録画を夫が見ていた。私が台所から茶の間に行って画面を見るとミッツ・マングローブが出ている。ゲスト出演しているのかと思ってよく見るとミッツじゃなくてユーミン本人だったので驚愕した。夫にそう言うと「確かに!だけどそう言われるとどうしてもユーミンがミッツに見えるじゃないか」と怒られたんだけど、皆さんお元気でしょうか。さて、息子も学校でいないことだし、今日の昼食は「近場にある、気にはなるけど未踏の飲食店」がテーマとなった。こういうのは外れるケースが比較的多いので、ほとんど期待せずに行ってみることと、明らかにヤバい雰囲気が漂っているところは最初からリストに入れないことを旨としている。●今日行った店のデータすげえ立派な名前が付いていたものの、最終段階の頃には出てくる料理が押し並べてヤバめな状態に凋落していた中国人経営の中華料理店が閉店した後、居抜きで別の中国人が別の名前で開いた中華料理店。目玉のサービスランチの他にも定食類多数で、がっつり系の客をターゲットにしている感じ。●店内まさに完全居抜きで、什器設備その他をそのまま受け継いでいて改装も全くされていないので、すごく雑然とした小汚い感じが場末感満点。作業着のオッサンがよく似合う。もちろん全面喫煙可。ボトルキープも多数。●料理店は小汚いが料理は結構イケる。先代の店のレベルを考えるとかなり向上したと言って良い。夫が食べた豚バラ角煮丼はなかなか美味しかった。私のサービスランチも期待以上。もちろん驚くほど美味という訳でもなく、この店の雰囲気でこの味と量と値段なら十分合格、ということ。日本人の経営するこういう場末感のある中華料理店よりもずっと美味しいと思う。量はたっぷりめだが、最近あちこちにできているなんちゃって謎の台湾料理店に比べると穏当な量なので安心して食べられる。麺類は今回食べていないので、次回行った時に試してみようと思っている。という訳でいつの間にか店名が変わっていたこの店は経営者も変わったおかげでまた食べに行ってもいいか、という店になっていた。小汚い割に客の入りもなかなか良く、侮れない。今度チェックしに行ってみませんか?(って誰に言ってるか分かる人には分かる)
2013.11.30
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昨日筋子を食べてから子供の頃の食の記憶が喚起されたせいか、日常食べていた生臭系の食べ物が猛烈に食べたくなった。今日買い物に行ったら結構立派な生スルメイカが安かった。2杯で205円。買うしかない。最初は煮物にするつもりだったが、このイカなら刺身もいけるかなと思った時にそうだ塩辛作れるじゃん、と思いついた。こんなことを思いつくのも筋子のおかげだろうか。イカの内蔵を抜いてみると張りがあってなかなか立派。うむ、塩辛GOだな。イカにくっついているお馴染みの寄生虫(笑)を引っぺがし、えんぺらを剥がし皮をむいて開き、内臓から足を切り離してイボをこすり落とす。身とえんぺらと足をビニル袋に放り込んで酒と塩を振って冷蔵庫へ。肝は墨袋を剥がしバットに載せてこってりと塩をまぶし、ラップしてこれまた冷蔵庫へ。今日の作業はここまで。明日は肝と身から出た水気を拭いて肝を搾り出し、イカの身その他を切って肝と和えるところまで。食べられるのは味がなじんだ明後日以降になる。柚子を入れて作るか考え中。肝が美味しければいらないかな。母親も時々イカの塩辛を作っていた。混ぜてやらないと発酵し過ぎて(当時は「わいてしまった」って言ってたな)食べられなくなるので、少しずつ作ってさっさと食べ終わるのが良い。イカの塩辛は夫が好きなのでせっせと食べるんだろうとは思うが、2杯分の量となるとどうかなあ、ちょっと持て余すかも。持て余したら浅漬けキムチでも作るかな。そういえば子供の頃、イカの塩辛茶漬け食べてたのを思い出したよ。今思うとすげえ生臭い食べ物だったに違いないんだけど、当時は特に抵抗なく食べてたなあ。今も多分食べられると思うけど、子どもの頃に食べなれた食べ物って一生もんなのかねえ。筋子にせよ塩辛にせよ、塩分量が半端ないのは重々承知。歳からしてこの先は体調管理に気をつけないと、こういうものを無造作に食べることができなくなりかねない。食べたいものを食べ続けられるようにするためにも、健康の維持って大事だよな、と思うようになったのは自分が歳を取った証拠ですわ。ちなみに今日の夕食は炒西蘭花(ブロッコリのドウチ炒め)と孜然羊肉(羊肉と玉ねぎのクミン炒め)と拌海鮮(えびと胡瓜の和え物)でしたわ。全然イカの塩辛と関係ない(笑
2013.11.01
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夫はさつまいもとかぼちゃが苦手だ。食べないわけではないが、できるだけ食べたくない食材ではあるらしく、ミスドのハロウィンシリーズのドーナツはかぼちゃ系なのであまり食べないとか、さつまいも系の期間限定お菓子にはあまり手を出さないとか。一方女性には多数の芋栗南京星人が存在しているが、私ももれなくさつまいもやかぼちゃは好きだ。それもお菓子になっているのじゃなくてストレートに芋南京でいきたい。さつまいもやかぼちゃの煮物を出しても夫はあまり箸をつけない。しかしかぼちゃを煮る時はあまり甘くせず最後にバターを少量入れ、汁気をやや多めに残しておくと多少食いつきがよくなった。あとは古典的な手だが鶏ひき肉で少し味付け濃い目のそぼろ煮にしてもまあまあ。肉に騙されているんだけど。さつまいもはかぼちゃ以上に苦手らしく、さつま汁にしてもさつまいもだけはあまり箸が進まないし、リンゴと甘煮にしてもせっせと食べるのは息子ばかり。夫が唯一積極的に食べるさつまいもはてんぷら。かぼちゃもてんぷらならちゃんと食べる。さつまいもは夫にはてんぷらでいいや、と割り切っているが、かぼちゃは緑黄色野菜でもあるのでできればもう少し食べてもらいたい。そこで蒸したかぼちゃを軽く潰し、ドレッシング付けのきざみ玉ねぎ(これは便利なので無くなったら作って常備してある)とかりかりに炒めたベーコンを混ぜ、オリーブオイル、クレイジーソルト、マヨネーズで味付けしてみた。でんぷん的な食感はどうしようもないが、甘みを抑え、かぼちゃ臭さをごまかせば食べるんじゃないかという作戦で、これはそこそこ成功した。今度はかぼちゃでサブジを作ってみようと計画中。じゃがいものサブジと同じ要領で作ってみたらいけるような気がする。あとは温野菜サラダに混入してゴマ味噌マヨネーズで食べてもらうとか、にんにく入りのオリーブオイルでスライスしたかぼちゃを焼いて塩とオレガノをかけてみるとか。とか計画してたら生協で注文したほうとうが来たから、さしあたりそっちでかぼちゃ使って夫に食べてもらおうっと。
2013.10.24
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そういえば馬鈴薯が結構あることに気付いたので、久々にいももちを作ることにした。北海道民のソウルフードのひとつで、今は居酒屋メニューにもなってるみたいだけど昔は家庭で作るのが普通で、しかもものがものだけに垢抜けないような気がすることもあって、あんまりひと様に出すとかいうのじゃなくてもっぱら自家消費だったように思う。作り方は簡単。じゃがいも(メークインとか新じゃがは使わない。澱粉感の高い馬鈴薯などを使用)を軟らかくなるまでゆでる。レンジでチンしてもOK。ゆで上がったらこふきいもにして余分な水分を飛ばし、熱いうちにマッシャーで潰す。潰したら手でさわっても熱くないぐらいの温度まで冷まし、片栗粉を入れる。中ぐらいのじゃがいも1個につき小さじ2~大さじ1ぐらい。潰したじゃがいもと片栗粉をよく混ぜて練り、好みの大きさに平たくまとめる。これをバターまたはサラダ油で焼き、中まで火が通ったら砂糖と醤油でみたらしだれを作って絡めて食べる。または醤油と海苔で磯辺風にしてもいいし、いももちを作る時にとろけるチーズや小さく切ったチーズを入れるのもいい。小さくまとめて汁物の具にしたこともある。今日はバターで焼いて醤油。特に難しいことのないものだけど、片栗粉が足りないと当然だけど汁物に入れたときに溶ける(笑分量を量って作ったことは無いが、こんな感じでいつも適当に作っている。息子のおやつ用に作ったが、直径5cmぐらいのを4つほど食べていた。残りは冷蔵。母が時々作ってたなー、みたらしだれがちょっと甘すぎたし仕事が忙しくてめったに作ってくれなかったけど、好きなおやつだった。息子もいつかいももちのことを思い出すんだろうか。ちなみに夕食は正統帯広式豚丼(笑)いや、北海道の豚丼って結局思い切りたれの甘い豚肉蒲焼丼なんだよねえ実際。昔は胡椒だったけど、今は山椒をかけるのが流行らしい。が、北海道を離れて幾久しい自分は山椒の時代を知らず、いまだ胡椒派。道民な食卓だなあ(笑
2013.10.17
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暑さが急にぶり返してしかも結構厳しいせいか、今日は朝から体調がいまひとつ。決定的に熱があるとか動けないほど具合が悪い訳ではないが、体がだるく食欲も無いしめまいもする。午後からは腹の調子も悪くなり、トイレにたびたび通う羽目になってしまった。夕食をどうしよう、ということになり、夫が「インド料理は薬膳でもあるがどうか」と言う。なるほど、おかゆとかうどんよりもこの暑さとかったるさはスパイシーな食べ物の方が美味しく食べられそうな気がする。インド料理のスパイスの大半は漢方薬の材料でもあるし。ちゃんとスパイスを使った料理なら、薬膳効果も期待できるというものだ。という訳で、車で7分ほどのところに最近できたインド料理店に行ってみた。ここは周辺の町にもいくつか店舗のある超ローカルチェーンインド料理店(社長はバングラデシュの人らしい)で、ワンコインからのランチもさることながら夕方からの一品料理やセットメニューも従来のインド料理店に比べるとずいぶん安い。タンドリチキン(骨付き鶏もも肉2本)600円、サグパニル850円、マトンドゥピアザ900円とか。今日は体調を考えて、自分の分はダルライス(小盛りのターメリックライスに小さな器に入ったダルが付いてくる)とライタ(スパイス入りヨーグルトサラダ)をオーダ。ダルもなかなか良い感じだった(ニューデリー駅の食堂を思い出した)のだが、ライタのヨーグルトが美味しいのには驚いた。コクのあるしっかりしたヨーグルトを使っている。息子の食べていたバターチキンもカルダモンとシナモンの香りが効いていて、これまたなかなかいける。ライタのヨーグルトが美味しかったのでラッシーを頼むと、これまたこってり美味しいラッシーだった。パハルガンジのラッシー屋のラッシーを思い出す。本格的な高級インド料理ではないものの、この値段でこのレベルなら十分満足のいくインド飯だった。いつの間にか気分の悪さや体のだるさ、腹具合の悪さはすっかり消え、体調はだいぶ回復している。豆とスパイスとヨーグルトのおかげかもしれない。インド飯すごいかも。
2013.08.31
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今日は暑さがぶり返し、湿度も高くなってせっかくの秋の気配が消えてしまった。さすがに先週までの煮えるような暑さではないが、数日間涼しかった後の暑さは身にこたえる。という訳で発作的に冷や汁が食べたくなった。いつも行くスーパーでは今日はばら売りのアジの干物が無かったので、干物になってない刺身用アジを購入。豆腐は買ってある。大葉もJAの直売所で購入済。ミョウガは庭に生えているのを数個むしった。アジをさばいて焼き、身をほぐしていりゴマと味噌と一緒にすり鉢でする。すったものをすり鉢の内側に薄く塗りつけ、逆さにしてガスの火であぶる。この作業は火の上ですり鉢の糸底を掴んだままキープする握力が必要なので、歳を取ったらこれは無理だな、できなくなったらアルミホイルに塗りつけてグリルかオーブントースターで焼くかな、と考えながら薄く焦げ目がつくまで、すり鉢が熱くなりすぎないよう注意しながらあぶる。香ばしい香りがしたら火を止め、冷水を少しずつ入れていく。今日は氷も入れてひやひやにする。濃い目に整えたら豆腐を手で崩して投入。薄切りのきゅうりとミョウガ、大葉の千切りを加えて出来上がり。大きな器になみなみと作った。足りないよりは余る方が豪勢でよろしい。今年はまだ冷や汁を作っていなかったので、これがラストチャンスだったかもしれない。暑さのぶりかえしでちょっとげんなりしていたので、これは食が進んだ。麦飯でなかったのが残念。あとは野菜が足りないので、かぼちゃを煮た。冷や汁って一見地味な食べ物だけど、豆腐とアジと味噌で実は結構たんぱく質豊富なので、実はこれで主菜を張れるんだよね、主菜兼汁物っていうか。家庭内汁物の王者は夏の冷や汁冬の豚汁だと私は思っている。次点は夏はガスパチョ、冬はのっぺい汁とさつま汁かな。あ、またもや写真取り忘れた(汗
2013.08.29
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最近インド料理店が増えて、首都圏あたりだと結構な田舎町にもあったりするほどポピュラーになりつつあるのはいいんだけど、何故かランチタイムはランチメニューしかやってなくてレギュラーメニューの料理は出してくれない店が多い。ランチのチキンカレーとかじゃなくてサグパニル食いたいんだけどな、と思っても、サグパニルは夜しかやってないから食べられなかったりする。しかし今日、ランチタイムでもレギュラーメニュー対応してくれるインド料理店発見。しかもパキスタンとかバングラデシュ人のインド料理店じゃなくてインド南部出身のヒンズー教徒が経営している、正しくインド料理の店。メニューは残念ながら南インド料理はレギュラーに入っていないが、4人以上だと前日までに頼めば南インド料理を出してくれるらしい。そしてここにはビリヤニがありインディカのご飯があり、もっと嬉しいことにはチャパティがあった。ナンはどこでも出てくるが、チャパティってめったにお目にかかれない。思わず注文してしまった。焼きたての熱々を持ってきてくれたのも嬉しい。カレーもビリヤニもスパイスがきちんと立っていて、香りがとても良かった。ちゃんとパクチーも入っていて、現地度が高い。チャイも、多くのインド料理点ではコーヒーカップに入って砂糖はスティックシュガーがついているというのが多いけど、ここはちゃんと最初からきっちり甘いのを、それもインドで使うステンレスのカップに入れて持ってきてくれるのが大変好ましい。でまたここのチャイが美味しい。総合評価はかなり高い。店構えはぱっとしないが、月並みなそこらのインド料理店とは明らかに違う。再訪確実。
2013.08.03
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タコライス作ってみた。蛸飯ではない。<材料(4人分には多いぐらいだけど)>ソース オリーブ油 大2 合挽き肉 350~400g 玉ねぎ(みじん切り) 1個 にんにく(みじん切り) 1かけ 水煮ミックス豆または水煮大豆 150g トマト缶詰 1缶 ピーマン(みじん切り) 1~2個スパイス こしょう 少々 クミン(パウダー) 小1/4 オレガノ 小1/2 チリパウダー 少々 クレイジーソルト(あれば) 小1/2調味料 塩 小1 ウスターソース 大1~2 ケチャップ 大3 スイートチリソース(あれば) 大1 醤油 大1トッピング レタス 1/2玉 トマト 1個(またはミニトマト10個) ピザ用またはスライスチーズ 適宜 目玉焼き・アボカド・トルティーヤチップスなど好みで 適宜ご飯 好きなだけタバスコ お好きなら<作り方>1)フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくを炒めて香りが出たら玉ねぎを炒め、玉ねぎが透き通ってきたらひき肉を炒めてほぐしながら炒める。2)豆の水煮、トマト缶、全ての調味料とスパイスを入れて強火にし、煮立ったら中弱火でソースを煮詰める。汁気が引いてきたら更に弱火に。3)その隙にトッピング準備。レタスは粗い千切り、トマトはさいの目切り。ミニトマトは半分に切るかそのまま。アボカドはスライス。4)ご飯を盛り、その上にレタスを敷く。チーズをばらまき、上から熱々の2のソースをかけ、目玉焼き・トマト・アボカドなどを添える。タコライスに残り野菜のスープという献立。こう見えて結構野菜たっぷりになった。カレーライスのようなミートソースのような、でもチリコンカンに一番近い気もするがレタスとトマトと目玉焼きが違うか。息子が爆食。夫もずいぶん食べていた。ご飯2合分が一気に消えた。スパイスは市販のタコライス用スパイスミックスを使うと簡単かも。うちの近くには無いので、うちにあるスパイスでやってみた。結構これでいい線行くので、これで十分な気もする。
2013.03.15
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春一番の強い南風のおかげで昨日に続き暖かい1日だったが、おかげで花粉が大量に飛散したらしく、目が異常に痒い。鼻水は薬のおかげでそれほどではないが、目の痒みと顔面のむずむず感で思考力が異常に落ちている。ややこしい料理を作る気になれず、春といえばこれ!のスピード料理をメインにした。あさりと豚肉、キャベツの蒸し煮。1)豚肉200gは一口大に切る。あさり1~2パック(家族分のみそ汁を作る時の分量が目安)は砂抜きしておく。キャベツ半玉はざく切り。にんにく少々は薄切り。青ねぎ2本は小口切り。2)中華鍋にオリーブ油大さじ1とにんにくを入れて火にかけ、香りが出るまで弱火で炒め、にんにくを取り出す。火を強めて豚肉を炒め、火が通ったらいったん取り出す。3)2の中華鍋にキャベツを入れ、上に2の豚肉とあさりを載せて酒1/2カップを加え、塩小1/2をかけてふたをし、10~15分ぐらい蒸し煮にする。4)あさりの口が全て開いていたら、好みで醤油または塩で味を調え、胡椒を少々振って盛り付ける。青ねぎを散らして出来上がり。シンプルだけど美味しい。水を入れなくても酒とキャベツから水分が出る。だしやスープは不要。このレシピ通りの量だと実はとてもたくさんできるんだけど、あら不思議、どういう訳か食卓に出すとすごい勢いで無くなってしまった。注意点としては、これをフライパンでやると材料が大量にあるのであふれて収拾がつかなくなること。ある程度深さのある鍋類を使うことをお薦めする。本日は他にハムカツ、春雨ともやしの中華サラダ、岩のりのみそ汁。野菜の値段がずいぶん安くなってきた。春が近いのだなあ、そういえば今日は3月ではないか。
2013.03.01
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息子はインドカレーの中でも特にバターチキンが好きなので、以前マスコットから出ている瓶入りのバターチキンペーストを購入した。印度の味 バターチキン / カレー ルー●セール中●★税込1980円以上で送料無料★印度の味 バタ...価格:598円(税込、送料別)さてこれをいつ使おうかと思っていたところ、いつも行くスーパーにS&Bの新商品が。身近な素材とフライパンで、簡単調理■S&B フライパンキッチン バターチキンカレー 105g【フ...価格:210円(税込、送料別)ううむ、これも試してみたいなあ。そうだ、両方作って食べ比べてみればいいじゃん名付けて「バターチキン祭り」、ってスーパーのセールみたい(笑鶏むね肉を購入した(バターチキンはむね肉に限る)。とは言っても肉を切って炒めてペーストと水入れて(S&Bのはトマトと牛乳も)煮るだけなので簡単。煮過ぎると肉が硬くなるので、調理時間も短い。あんまり簡単な上に野菜がないのは困るので、残り物や買い置き野菜の寄せ集めでベジタブルサブジも作った。こっちはインドの普通の作り方。野菜とスパイスを炒めて火が通るまで蒸し煮、といういつものパターン。これまた20分程度でできる。多めに作ったので週明けの弁当にも使えそう。「さすがにバターチキンを一度に2種類作るというのは日本広しと言えどもそうはいないだろうねえ」「僕はいいけど、日本人には普通いないだろうね。インド人はやらないかな?」「インド人だからこそバターチキンばっかり作るようなことはしないだろうねえ、肉じゃが2種類とか普通作らないでしょ?」「なるほど」さっそく食べ比べてみた。S&Bのはマイルドな甘さでクリーミー、辛みは全くない。子供でも食べられる味付け。日本のカレー的なとろみがあるので、インド料理になじみのない人でも食べやすいと思う。家族みんなで平和に食べられる、やさしいカレー。マスコットのは仕上げに大さじ1程度のバターを入れた。S&Bに比べて甘さは控えめで、トマトの酸味とスパイスの香りが立っている。スパイシーではあるが、辛みは全く感知できなかった。あったとしてもおそらくかなり控えめで、こちらも子供でも大丈夫だろう。とろみは多少あるがルーを使ったものではなく、それほど強くはない。インド料理に慣れている人や大人はこちらの方が美味しく感じるかもしれない。どちらもそれぞれに美味しかったが、夫曰く「両方混ぜるのが一番美味しい」そうだ(笑食べ切れなくて残しちゃったけど、カレー王とカレー王子が明日平らげるだろう。バターチキンというとインド料理店で食べるかレトルトしか無く、うちで作ろうと思うとスパイスやバター、トマトなどから作らなくてはならなかったが、こういうペーストや箱入りカレールーがあると気楽に作れて便利。マスコットのは今度はもっとバター多めに入れて再チャレンジしたい。そうそう、鶏肉以外にもエビやホタテ、イカなどでもいいとマスコットのHPに書いてあった。それも試してみたいなあ。安いエビで十分いけそうだし。
2013.02.23
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うちではごく真っ当なメニューの食事ももちろんあるが、しばしばインドとか中国とかタイとかの怪しいメニューが紛れ込むことがある。それに加え、残り物が半端にいくつもできた結果として開催される残り物一掃特集の日となると、何となく微妙なメニュー構成になったりすることもある。先日の残り物一掃デーのメニュー。サバみりん干し・おでん・小松菜のナムル・大根の浅漬け・キャベツとじゃがいものサブジ息子がテーブルの上のおかずを見て言う。「ねえお母さん、なんかさー、ひとつだけちょっと違うもの混じってない?」「え、どれが?」「このサブジってインドだよね」「まあね一応」「なんか違くない?」「違くないって何語?それは目下正式な日本語とはされてないけど」「日本語じゃないかもしれないけどこれ他のと合わなくない?」「それ言うならナムルもちょっと違うと言えるんじゃないのかね」「いや、なんかナムルは隣の国だし日本食とそんなに遠くない気がするけどインドはどうかな、と」「でもお父さんはぜんぜん問題にしてないから」「いや、お父さん普通じゃないし」「普通じゃないとは何だ、その通りだけど。コンセプトは白いご飯に合うおかずってことで統一されていると思うが何か?」「今なんか微妙に引っかかったけどまあいいや。確かにご飯に合うかもしれないけど、他のおかずとは距離遠くない?」「いやいや、おでんとパスタの国と比べりゃ、おでんとサブジの国なら距離は半分だしさ」「いや、地理的な距離じゃなくて、ほらスパイスとかさ、他のに使ってないのに明らかにおかしいって」「浅漬けの大葉とか胡椒とかおでんのからしとかもスパイスとかハーブの仲間だよ」「え、からしってスパイス?」「そ、ほらこないだのチキンカレーに入ってたマスタードシードあったしょ、あれの粉末を水で練ったもの」「そうなんだ。いや、からしはともかく、サブジは配合ってか匂いが日本じゃないでしょ」「言わんとすることは分からんでもないしあんたの感覚が世間では真っ当なんだけどね、うちってそういう家じゃん」「ま、確かにね、そりゃそうだ、しかもお母さん自覚してる訳ね」「諦めた?お父さーん、ご飯だよー」ちなみに夫は無国籍料理の店は嫌いらしい。理由は「どこの国でもないとは何事だ、結局どこの国の料理も中途半端ということじゃないか」だそうだ。という訳で翌日以降のおやつにもするために大量に作ったおでんを除いて、残り物はきれいに無くなりましたとさ。めでたしめでたし。
2012.12.19
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その1はここに書いた常夜鍋だが、冬場のほうれん草消費定番メニューのもうひとつは、『はじめてのインド料理 』のレシピ、「ほうれん草とじゃがいもの炒め物」で、これはお弁当のおかずにもなるのであえて多めに作ったりする。本家のレシピよりもずいぶん杜撰な作り方をしているが、それでも全く問題無し(笑◇材料◇じゃがいも 中3~5個(好みで)ほうれん草 1束ししとうか青唐辛子2本、無ければピーマン1/2個塩・白ゴマ・スパイス類●最初のスパイスクミンシード(粉じゃなくて粒) 小1/2~1赤唐辛子(鷹の爪) 好みでごく少量~2本●次のスパイスすりおろしにんにく 小1/2クミンパウダー(無かったらガラムマサラでも。シードがあれば入れなくても可) 小1/2粗挽きこしょう 小1/41)じゃがいもは皮をむき、2cmぐらいの角切りにして5分ほどゆでるか500Wのレンジで軽く火が通るまでチンする(4分ぐらいかな)。ほうれん草は洗って根元を切り落とし、4cmに切る。ししとう(/青唐辛子/ピーマン)はお嫌なら入れなくても(笑)でも味が引き締まるからできればどれか入れてね。これは輪切り(ピーマンは小さな角切り)に。なお、うちではシーズン中に農協の直売所で買った青唐辛子を冷凍保存して1年中カレーに使っている。パプリカは穏やか過ぎてイマイチ。2)フライパンとか中華鍋に油大1~2を入れ、クミンシード(粉じゃなくて粒。もし粉しか持っていなかったら、後でパウダーを使う時に少し多めに入れれば大丈夫)、鷹の爪を入れて中火にかける。クミンから泡が出て数粒はじけてきたらじゃがいも投下。ひと混ぜしてすりおろしにんにく、クミンパウダー、粗挽きこしょう(粗挽きが無かったら普通のこしょうを仕上げ少し前にちょい多めに投入でもOK)を振り、蓋をして3分ほど弱火にかける。3)ほうれん草、ししとう、塩小1/3を入れて混ぜ、もう一度蓋をして弱火で5分。じゃがいもに火が通っているのを確認し、味を見て塩味を整え、水分が残っていたらゆすりながら強火で飛ばす。白ゴマ大1~2を混ぜて出来上がり。息子と私に口内炎があったので、青唐辛子でなくピーマンバージョン。スパイスの量は実際かなり適当で、ここに書いたのは単なる目安。そんなに厳密にやらなくても全く問題無し。クミンとこしょうをきちんと利かせればOK。インドカレーというよりもカレー風味のご飯のおかず、という感じなので、うっかりクミンを買ったもののそんなにカレーばっかりも作れず持て余している、という方にもお薦め。ただしこのレシピ、クミンはシードかパウダーのどちらかは必須。もしどっちも無い場合は…マスタードシード(黒)でもいいんだけど、たぶんクミンよりかなり入手の難易度は高いはず(笑今はちょっと大きなスーパーに行くとスパイスコーナーにクミン売ってたりするもんね。初めてインドカレーを作り始めた頃(20年ぐらい前)に比べると、レシピ本も増えたしスパイスも手に入るしインド料理店はすごく増えたし、ずいぶん良い時代になったものだと思う。
2012.11.08
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自分の住んでいるところでは当たり前だけど他所の土地に行くと実はそれって全然当たり前じゃなかった、ということって結構ある。特に食生活は日常に深く関わる分、ギャップは大きい。自分が子供の頃当たり前だと思っていたこと→本州に来て愕然としたこと・すき焼きは豚肉 → マンガの「牛肉のすきやき」って何か特殊な食べ物だと思っていた。・豚丼はどこの大衆食堂にもある → 牛丼しかない!・スーパーの精肉売り場には必ずジンギスカンがある → 羊ってほとんど食べられてない・柿は種無しの渋抜きが当たり前 → 柿になぜ種が入っている?しかもなぜ硬い?・マルちゃんのダブルラーメンがない → ホンコン焼きそばも無かった!・リボンナポリンがどこにも無い → オレンジ色の炭酸飲料といえばこれだろ・居酒屋メニューにザンギが無い → から揚げとの区別がつかんといえばつかん・ぱさぱさのビタミンカステーラも無い → 水分無しでは食べられないB級菓子だけどなぜかたまに食べたくなる・あじの開きって何? → 開きっつったらとりあえずホッケだべさ。あじってちっちゃ過ぎ。・タングロンって全国区じゃないの? → 昆布(!)とりんごの清涼飲料。実は結構美味しい。・シジミもあさりもでかいので食べでがある → 本州の小さ~い!食べにくい!アサリは多分北海道のと種類違う。・ボンゴ豆はおつまみとか子供のおやつの定番だね♪ → 本州には無いってか~!?これ美味しいのに~・赤飯は色粉で染めて、豆は金時豆の甘納豆、紅ショウガのスライスを添える → 子供の頃から苦手なので本州のが好き(笑・葬式に付き物の黒飯は好きだった → 蒸し黒豆が入ったおこわ。これも紅ショウガがお約束。赤飯同様ごま塩をかける。・糠にしんや花笠にしんが好き → 糠にしんはまだしも、花笠にしん(塩と麹、唐辛子に漬けたにしん)は見たことが無い。・バターご飯は食べ過ぎると気持ち悪くなるけど美味い → 本州の友人にバターをご飯に載せるなんて気持ち悪い、って言われた(泣
2012.10.24
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以前テレビ番組で見て、美味しそうなので作ってみたらやっぱり美味しかったので時々食卓に登場しているスタミナ納豆。ネーミングがあまりもベタでくらくらするが、鳥取県倉吉市の学校給食のメニューだそうで、作り方はとても簡単。市のHPにレシピも掲載されている。しばらく作っていなかったが、スタミナ納豆は息子の大好物。彼のリクエストで今日の夕食のメインとなった。うちは朝はパンを食べることが多いため、夕食にしばしば納豆が登場するが、このスタミナ納豆は主菜を張れる存在感がある。レシピの醤油と砂糖の代わりに納豆についているタレを使い、味が足りなかったら醤油少々で調節している。タレも無駄にならず、一石二鳥。ひき割り納豆は普通の納豆よりにおいが強いのだが、にんにくとしょうがでかなり軽減されている。今日はレシピの1.5倍量を作ったが夫と息子が全て食い尽くした(笑他の主なおかずはかぼちゃのそぼろ煮、鶏だんごと五目野菜のすまし汁。実はスタミナ納豆の材料である鶏ひき肉の量がちょっと多かったので、他の料理にも紛れ込ませて使い切るというメニュー構成なのだが。さすがに夫と息子にバレたとさ、ってそりゃそうだわ(笑
2012.10.05
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中学入学直後、秋にはランチジャーどうするか検討しなくちゃ、という日記を書いた。普段使っている弁当箱は2段950ml、のり弁や丼もの弁当用の1段弁当箱は850ml。息子に聞くと、2段弁当箱はちょうどいいぐらいだけど、1段のは少し食べ足りない感じ、ということだった。ということは、弁当箱の容積は1L必要ということになる。普段学校に持って行くかばんが約10kg。夏場は1L、他の季節も500mlの水筒を持って行っている。これに自重900gのランチジャーに弁当を詰め込んで持たせると2kgになる。さすがに重くなりすぎであろうとランチジャーは却下することにした。普通の弁当箱で探してみることにしたがプラスチック弁当箱のパッキンというのは洗う時に扱いにくいし蓋の溝部分を洗うのも面倒。だもんで、息子の2段弁当箱はプラスチック蓋+パッキンではなく、内蓋自体がシリコンでできていて、弁当箱に内蓋をはめ込むとパッキン兼内蓋になるという革新的な構造。洗う時もいちいちパッキンを取り外したりする手間が無く、内蓋を洗えばOK(ただし内蓋の溝は洗わないといけないが、小さなブラシを使えばいいのでそれほど手間ではない)。壊れにくい&洗いやすい! 止め具を使わないシンプル構造!シャインブライト ランチボックス 2...価格:1,080円(税込、送料別)パッキン問題もさることながら、1段で1Lの弁当箱というのは意外に選択肢が無い。プラスチック弁当箱でいくつかあったのだが、深さがあまり無く面積ばかり広い。私は2段のり弁が作りたいのだが、あまりにも浅い弁当箱だと迫力に欠ける。さてどうしたものか、といろいろ探した挙句、以前hh2さんがコメントに書いていたアイザワのステンレス製弁当箱に1Lサイズのものがあることを発見。工房アイザワ ステンレス 角型ランチボックス価格:2,835円(税込、送料別)これなら2段重ねのり弁も心置きなく作れる深さだし、パッキンはプラスチックのと違って蓋の溝から取り出しやすく蓋も洗いやすい。ステンレスなので油もすぐ落ちるしにおいも付かないし、ごちゃごちゃしたパーツも無く、1段なので2段のに比べると洗い物が楽。弁当を詰める時、多少温かくても金属製なので冷めるのが早い。また、プラスチック製の同容量の弁当箱より深さの分心もち多めに入るような気がするのは気のせいか。良い買い物をしたと思う。値段は高かったがポイントを使ったので送料込みでも2千円ちょっと。耐久性を考えるとプラスチック弁当箱を何度か買い換えるよりもコストパフォーマンスは良いのでは。そして何より丈夫なステンレス製、しかもmade in Japan。プラスチック製弁当箱は中国製とかベトナム製も少なくない。日本製のものもあるが、今回探した中に希望のサイズのものが無かったのが残念。実は決定打ではないものの、工房アイザワの所在地は私の祖父の出身地でもあるので余計身びいきしたくなったってのも無いではない気がする。
2012.09.28
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おそらく日本のあちこちで少しずつ落花生を栽培していると思うのだが、出身地の北海道では残念ながら落花生を作っているとは聞いたことがない。当地は千葉ほどの有名な産地ではないが、地元で消費される程度には落花生が作られ、8月末から1ヶ月ほどの間JAの直売所には地元産の生落花生が並んでいる。落花生というと加工された状態でしか見たことがなかったので、生の落花生ってどう扱ったらいいのか見当がつかなかった。しかし近所は農家。自家用かJAに出すかは知らないが、そこらじゅうに落花生の畑がある。隣のおばさんからゆでた落花生(通称ゆでピー)をいただき、こんな食べ方もあるのかと目から鱗だった。いったいどんなものかと恐る恐る食べてみると、バタピーとか殻付きピーナツのようなカリカリ感は全く無いので一瞬面食らうが、むちりと軟らかいけれどもそこはかとなく残った歯ごたえがなかなかいける。これは美味いと一発でゆでピーのファンになった。ゆで方を教わり、何度か自分でもゆでてみた。ゆでる時八角のかけらと花椒を入れると中国のゆでピーになりる。普通のゆでピーより冷蔵での日持ちもする。今年も堪能した。とはいえゆでピーばっかりってのもなあ、主に食べてるの自分ひとりだし(笑)、他のものでも作ってみようかと思ってふと思い出したのがピーナツ味噌。生落花生からやってみるか、と思い立ち、まず殻を剥くところから始まる。落花生にしゃもじを当て、軽く体重をかけて殻にひびを入れ剥いていく。短気な人には向かない作業。次は空煎り。焦がさないよう弱火でじわじわと落花生に火を通す。落花生に火が通ったら、あとはここにある作り方で作れば出来上がり。忘れちゃいけないのは、調味料投入前に落花生を炒めること。これはやった方が味が良い。画像はこれと全く同じなので、今回は写真無し。さて、感想は。加工済みピーナツを使った時のような落花生の歯ごたえは無い。落花生はバタピーよりも軟らかい。私はこれぐらいピーナツが軟らかい方が好きだが、歯ごたえ重視の人は加工済みピーナツを使う方が無難かも。みそピーを愛する夫は帰宅するや、あっという間に出来立てのみそピーに目をつけて貪り食っていた(泣
2012.09.19
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この夏休み、私からの息子への課題は「夕食1食、家族3人分の一汁二菜(三菜だとベター)の食事を自分ひとりで作る」である。とはいえ、小学校の家庭科や中学校の遠足でのカレー作り以外に料理経験はほとんど無い。時々料理の準備を手伝わせたり目玉焼きを焼かせたりはしたものの、特に受験で忙しかった昨年1年間は料理どころの騒ぎではなかった。献立も自分で立てさせるのだが、かといって何をどうしていいか考えがまとまらないようなので、「メインのおかずは肉か魚か豆腐、副菜は野菜中心、汁物はおかずで使わなかった食品群や野菜からチョイス」というアドバイスを与えた上で献立と料理作りのヒントとしてこの本をテキストにしてみ、と買い与えた。【送料無料】0(ゼロ)から料理を始める人の、まず15品価格:840円(税込、送料別)1品目が豚肉のしょうが焼き。ごはんはパック、みそ汁はインスタントでOK、まずおかずを作ってみましょう、というコンセプトが料理のできない人にはハードルが低くて取っ掛かりやすいかもしれない。おかずもご飯もみそ汁も、というのは料理の超初心者にとってはやはり億劫というか面倒に感じるのだろう。この本をぱらぱら眺めていた息子が、何を思ったか「炒飯作ってみたい」と言い出した。この本の12品目、それなりに料理に慣れてきた人向けの初心者には難易度の高いメニューではある。が、初心者向けにあらかじめ溶き玉子をからめたご飯を炒める作り方になっていて、カレーを作ったことのある息子なら何とかなるかも、と任せてみた。ハムやねぎや玉子を出し、ごそごそと準備をしている音が台所から聞こえる。見てみたいが、どうせ見れば何かしら言いたくなるに決まっているので見ないで我慢。中華鍋とフライパンのどちらを使うか訊かれた時にちょっと様子を見たが、まあ何とかなっているようだったのでそのまま退却した。火を使い始めた。何とかなっているようだが、皿を出していないようなので、皿やスプーンを準備してやった。ちょいと時間はかかったものの、特にトラブル無くできた模様。で、その炒飯。驚くべきことに、と言うと息子には失礼だが、初めて作ったにもかかわらず、ぱらりとしたむちゃくちゃ美味しい炒飯だった。これはビギナーズラックというよりレシピの勝利というべきかもしれないが、下手なラーメン屋の炒飯よりずっとイケる。いやあ脱帽ですわ。この分だと夏の課題も期待できるかも。
2012.07.16
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留学した中国北部の地方都市の大学には留学生がまだ少なすぎて専用の寮が無く、とりあえず外国人教師用宿舎で暮らしていた。そこには外国人用の食堂があった。とはいっても教師とそこを利用する留学生を合わせても10数名しかいなかったので、普通の食堂ではなく時間になったら全員同じメニューの食事が出るというシステムだった。朝食はお粥(白粥)とマントウが出るのだが、そのおかずに時々登場するキャベツの炒め物(糖醋元白菜)が実は結構好きだった。再現してみる。1.キャベツは肉厚で硬い方が雰囲気が出る。大きい葉なら1枚で2人分ぐらいかな。3cm角ぐらいに切る。芯は削いで薄切りにする。塩少々と砂糖(お好みの量)、酢(普通の酢で十分。大さじ1/2~1ぐらい)で甘酢を作っておく。2.中華鍋に油大さじ1と花椒数粒(無ければ入れなくてもOK)、唐辛子半本を入れて弱火で熱し、香りを出す。3.香りが立ってきたら目一杯火を強め、鍋が熱くなったらキャベツを投入。ざっと混ぜて油が回ったら甘酢を投入し、鍋返しして出来上がり。火を通す時間は30秒~1分(キャベツの性質による)。すぐに皿に盛り、加熱しすぎないようにする。キャベツがくたくたになるようでは残念な料理。生のキャベツが油を纏う、という感じ。何だか知らないけどたまーにすごく食べたくなる。
2012.05.24
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中国の大学の学生食堂は、少なくとも私が在住していた80年代後半から90年代前半にかけての時期に関して言えば基本はカオスであった。どうカオスだったかは過去日記のどこかにも書いているしまたそのうち書くかもしれない。基本的に学生はみな倹しい暮らしをしていたので、学生食堂のオーダーはたっぷりの主食(ご飯かマントウか麺)+副菜1品が定番であった。友人たちと学生食堂に来ればみんなで1品ずつ頼んでシェアすることもできる。それはそれで結構楽しかったが、何せ食事にありつくまでが戦争だったので、特に80年代は食事を楽しむというゆとりは無いに等しかった。90年代前半に北京で仕事をしていた時は、昼食タイム前から殺気立った学生が行列を作る中国人学生の食堂ではなく、比較的穏やかでかつ自分で食器を持参しなくてもいい留学生食堂を使っていた。ここでの定番メニューは炒肉菜花(肉とカリフラワー炒め)とか炒蛋西紅柿(トマト玉子炒め)などだったが、年中あったのが炒肉洋葱(肉と玉ねぎ炒め)。文字通り肉と玉ねぎを炒めた料理。この料理は留学生時代暮らしていた大学の学生食堂の定番メニューでもあったが、その頃は肉とは名ばかりで中身の98%が玉ねぎ、残り2%が豚の脂身というナイスな料理(笑さすがに北京の留学生食堂ではもう少し肉が多かったし脂身だけということも無く、それなりに真っ当な料理だった。それを再現してみる。ただしそのままだといまひとつインパクトに欠ける料理なので、ちょっとだけアレンジ。1.玉ねぎ2個はくし切り、豚細切れ肉100gは食べやすい大きさに切る。2.中華鍋に油大1を熱し、玉ねぎ投入。3.玉ねぎの端が透き通ってきたら肉投入。4.強火でがしがし炒め、肉に火が通ったら塩・醤油・粗挽きこしょうで味付けて出来上がり。玉ねぎがくたくたになる前に完成させるのがポイント。アレンジの部分は、肉がちょっと(かなり、かな)多いこととこしょうを加えること。シンプルで下世話な料理だけど、新玉ねぎの季節に今でもふと留学生食堂の喧騒を思い出しつつ食べたくなる。
2012.05.23
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息子のリクエストで久しぶりに水餃子を作ってみた。水餃子=主食と中国在住時に中国人から叩き込まれたので、当然水餃子は主食バージョンでちょい皮厚め、たっぷりめに作って食べたりないなどということの無いよう小麦粉300gで40個近く作った。この写真の水餃子はとりあえず最初にゆでた分。北京あたりでは定番の三鮮水餃(豚肉、えび、にら)。前菜と炒め物2品もついでに作る。左上から時計回りに翡翠三鮮(アスパラガス、蚕豆、グリンピース炒め)、炒蛋西紅柿(トマトと玉子炒め)、拌粉絲(春雨と野菜の和え物)。こってりしているようでいて実は野菜が多い、中国家庭料理的献立。
2012.05.06
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午後まで冷たい雨が降り続き、どんよりした天気だったせいか何となく気分的に冷えてしまった。今夜は絶対温かい料理、と決意。という訳で今夜は甲州名物のほうとう。生協で買ったスープ付き生麺ほうとう2人前を利用。土鍋に大根にんじん里芋を入れて水を張り、出汁パックを放り込んで煮る。沸騰してきたら火を中火程度に絞って鶏もも肉とかぼちゃ、油揚げ、ほうとうの麺投入。10分ほど煮て火を弱め、ざく切りの白菜、ねぎ、しいたけ投入。数分煮て添えつけのスープを入れ、更に2分ほど煮込む。出来上がり。具は何でもよさそうだけど、やっぱり甲州ほうとうにはかぼちゃは外せない。冬場は根菜を入れると豚汁のようになって体が温まる。鶏肉は出汁のために入れるようなものなので、肉以外にもちくわとかかまぼことか厚揚げとかでも。ほうとうは2人前ではあるけど、里芋やかぼちゃをたっぷり入れるとかさ増しになって3人でも十分足りる。今日も土鍋になみなみとできて、食卓に持っていく時に危うくこぼれるところだった(笑次々材料を入れて煮込めば良いという簡単さに加え、主食と主菜が一度に作れる。しかもこういうのって胃にもたれない。あとはにらの卵とじやほうれん草の白和えでもあればOK。主食主菜兼用料理は手間がかからなくて大変良い。永谷園の「煮込みラーメン」も結構良いかも。今度試してみようっと。明日は学校行事のため、息子に弁当を作らねばならない。しかもいつもより早く家を出る。普段よりちょっと早く起きなくちゃ。という訳で寝ます。
2012.02.23
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せっかくパクチーもあることだし、と1人昼食になんちゃってフォーを作った。所要時間はインスタントラーメンとほぼ同じ(笑分量は1人分。材料そうめん 100g鶏がらスープの素 小1~2ナンプラー 小1/2~1もしあればシーズニングソース、または醤油 小1/2パクチー・万能ねぎ・もやし・サニーレタス・サラダ菜など野菜類 適当ハム・蒸し鶏・ウインナー・焼豚・魚肉ソーセージ・つみれなど肉類 適当レモン汁・一味唐辛子・追加用ナンプラー 適当鍋に500mlのお湯を沸かし、鶏がらスープの素・ナンプラー・シーズニングソースでやや薄めに味付けする。そうめんと肉類を入れ、そうめんの袋に書いてあるゆで時間通りに煮込む。器に入れて野菜類を載せ、レモン汁と一味唐辛子、ナンプラーを好みで入れる。もやしは生っぽいのが嫌だったらそうめんをゆでるときに一緒に入れるけど、ベトナムでは麺が来てからトッピング感覚で載せてほぼ生で食べてた。スープに沈めて軽く温めるぐらい。今日はもやしがなかったけど、結構それっぽくなりました。見えないけど下の方に魚肉ソーセージが沈んでます。他の材料が無くても、そうめんとナンプラーと鶏がらスープとレモンと唐辛子と万能ねぎと、嫌いだったら入れなくてもいいけどパクチーがあれば何とかなる。真面目に作るとなると鶏肉や鶏がらでスープをとるとか、ちゃんとフォーの麺を用意するとかそうめんは別ゆでにするとか、いくらでも手間はかけられるけどこだわってると億劫になるのでやらない(笑そうめんがこの時期余っていたらにゅうめん(梅干入れるとなかなか美味しい)もいいけど、このフォーのようなものもよろしければお試しください。これを食べていると、東南アジアの高い高度から差してくる太陽の光をなぜか一瞬思い出しました。
2012.01.26
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という訳で先日のリクエストにこたえて今日塾で息子が食べる夕食はこれ。先日はベーカリーのフランスパンを使って硬すぎたので、今回はヤマザキの新食感宣言「直焼ロール」を利用。結果、パンは小さいけれどもベトナムのパンに結構近い感じで良かった。同じ袋に入っていたゴマのバンズはベトナム風ではないものの目先を変えられるので使用。細長い方にはウインナーソーセージ、ゴマの方にはハムを挟んだ。一見普通のサンドイッチ風だけど微妙になますが混入(笑しかも味付けはシーズニングソースとナンプラー(爆今度はこんな弁当はどうかな(クックパッドではない、念のため)。このビジュアルってちょっと食欲無くなりそう(笑これすげえ、誰か作ってくれないかな(笑
2012.01.25
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一昨日から続く雨模様で、今日も午前中までは鬱陶しい天気。息子は過去問と格闘。夫と私はベトナムに行ったことがあるが、夫は何とベトナムでバインミーは食べていなかったという。もっぱらフォーとかご飯+おかずの定食屋(っていうのか?)でばかり食べていて、バインミーの屋台には気付かなかったらしい。夫がバインミーを初めて食べたのは、ベトナムではなく隣国ラオス、ヴィエンチャンのバスターミナルでサバナケット行きのバスを私と2人待っている時だったそうだ。小さな食堂で素朴なバインミー(野菜と鶏肉の小さな薄切りが入っていた)と練乳コーヒーの朝食。中国から陸路国境を越えてベトナムに入りベトナム国内をサイゴンまで南下。北ではあまり見た記憶は無いが、フエからダナンに入ったとたんバインミーの屋台を町のあちこちで見るようになった。ダナンの宿の近く、通りの屋台でバインミーを買いコーヒーの屋台に持ち込んで食べる。たまに近くの食堂に入って外人向けっぽいフルーツの盛り合わせなんてのと一緒に食べたりもする。サイゴンなどでも食べたが、ダナンのバインミーが一番美味しかった。そんなことを思い出しながら、昼食にバインミーを作る。フランスパンを割り、マーガリンとレバーペーストを塗り、あとはサニーレタス、青ねぎ、きゅうり、大根とにんじんのなます、ハム、パクチー(息子のは抜き)を詰め込んでナンプラーとシーズニングソースとレモン汁をぱしゃぱしゃかけて出来上がり。息子はこの味どうかなあ、と思ったが、意外や意外大喜び(パクチーが入っていなかったせいかもしれない)。もっと食べたいと言うが、残念ながらフランスパンがもう無い。今度の塾弁に作る約束をした。塾弁でバインミーってのもどうかと思うが、確かにこれは美味しい。パクチーの香りで頭が東南アジアに吹っ飛ぶ。それにしても日本のフランスパンはベトナムやラオのに比べると皮が硬くて食べにくい、というのが夫と私の意見。ホットドッグ用のパンか、あるいはフランスパンよりももう少し皮が軟らかいタイプの食事パンを使うかした方が気楽に食べられるベトナムの街角っぽくなるのでは、という話になった。今度は近くのベーカリーにあるソフトフランスでやってみよう。・・・また食べるのに忙しくて画像アップすっかり忘れてるし(笑ていうか、今まで使ってた(7年前購入)コンデジのバッテリーがほぼ死んでしまい、新しくバッテリーを買ってもいいんだけどさすがに年期が入っていてちょい使い勝手が悪い。古いコンデジは息子に譲ることにし、新しいコンデジを購入。COOLPIX L21の後継モデルですSDカード2GB差し上げます送料無料 ニコンカメラポーチとSD2GBのセ...価格:6,470円(税込、送料込)次回のバインミーまでにカメラが届いていて、忘れていなければ画像アップできるかも。
2012.01.22
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吉野家では以前、確かBSEで米国産牛肉が輸入できなくなって牛丼の販売停止に追い込まれていた頃以降だったと思うが、ちょっと前まで豚丼(ぶたどん)を出していた。「ぶたどん」を名乗るからにはさぞや発祥の地・北海道帯広の豚丼のような物件が出てくるかと思いきや結局牛丼仕様の豚丼が登場し、ふざけんじゃねえ、これじゃ豚丼を「ぶたどん」と読ませる資格無しじゃい、と店で暴れたくなったものであった。それ以来吉野家には1回しか行ってない。なお、牛丼売上げ第1位のすき家でも牛丼仕様の豚肉の丼ものを「豚丼」と書いていたが、読みは「とんどん」と読ませていたし、松屋も同様の物件を「豚めし」という名前で出しており、紛らわしいものの帯広の豚丼とは別名ということでまあ良い。しかし昨年秋頃に吉野家の従来の牛丼風豚丼が販売中止となり、12月に「焼味豚丼十勝仕立て」が新発売となった。これは豚肉を焼いて甘辛のたれを絡めた帯広の豚丼と同じ作り方のようで、これは一度似非豚丼に煮え湯を飲まされた元帯広市民としては試さない訳にはいくまい、と手薬煉引いて機会を待っていた。今日吉野家に行く機会があり、早速豚丼オーダー、並盛380円にみそ汁50円。出てきたのはビジュアル的にはなかなか良い感じ(だがカロリー高っ!)。隅っこに載っているのは吉野家のコールスロー。おしんこ不要という感じか。たれは蒲焼風の甘辛だれで、十勝の豚丼の方向性で間違いない。せっかく十勝を標榜するなら、卓上に七味だけでなく豚丼用の山椒または胡椒を置いてほしいものだ。吉野家は牛丼屋なので、地元でも大衆食堂系の豚丼のトッピングとしてグリンピースに次いで使用頻度の高い紅しょうがを自由に載せられるのはポイント高し。ただ、いかんせん致命的なのは値段を考えると仕方ないのだが、肉の質が決定的によろしくない。豚バラなのはいいとしよう。本当はロースまたは肩ロースで作ってもらいたいのだが、最近は地元でもバラ肉を使うことも多いらしいので、それは許容範囲。しかし、輸入豚肉の臭みがある。この臭みは以前の牛丼もどき豚丼の時にも感じていたのだが、どうしようもないのだろうか。国産の豚肉も臭いはあるが、輸入豚肉、それもあまり質の高くないものはどうしても臭みが強い。脂身が臭いの原因であるからして、脂身の多いバラ肉だとやはり宿命的に臭ってしまうのだろう。肉の臭みが気にならない人、そもそも肉なら何でもいいという人にはいいと思うのだが、私はちょっと辛い。獣肉の臭いは本来それほど得意ではない。たれと紅しょうがと七味で何とかクリアできたが。味は結構いいのに、この臭いがなあ。いい肉で作ったらもっと美味しいんだろうけど、そうすると高くなるんだろうし。商売はこういう落としどころが難しいねえ。という訳で、吉野家の焼味豚丼十勝仕立ての評価。味 ☆☆☆(臭いと山椒や胡椒がなかったので減点、味自体は悪くは無い)CP ☆☆☆☆(あの値段であの味なら十分OK)ところで豚丼は料理が面倒な時の我が家の定番メニューなのだが、味の決め手はカラメルを作ることと胡椒にある。そんなに丁寧に作る必要は無いので、ぜひ一手間かけてほしい。これで美味い豚丼が簡単に作れる。カラメルを作ったりするので、テフロンよりも鉄のフライパンの方が無難かも。1.豚肉をフライパンで焼く。強火で油は敷き過ぎない。油が溜まるようだったら拭き取る。2.焼色が付いたら肉をいったん取り出す。3.フライパンを洗わずに酒大さじ2~4(人数や肉の量で適当に)、みりん少々、砂糖ちょいと甘くね?ぐらいの量を入れ、火にかける。4.砂糖が溶け、ぶくぶく泡だってカラメル状に色づいてきたら火を止めて慎重に水適量(多すぎないよう、大さじ2~3ぐらい)を注き、はねがかからないよう速攻でフライパンの蓋をする。はねが落ち着いたら蓋を取り、カラメルをよく溶かす。5.もう一度フライパンを火にかけ、醤油と隠し味程度にめんつゆを注いで煮詰める。6.たれにとろみが付いてきたら、2の肉をフライパンに戻して絡める。7.丼ご飯の上に肉を載せ、残ったたれをかけまわし、好みで胡椒または山椒を振って出来上がり。お好きな方は伝統のトッピング、グリーンピースを6~7粒散らすというのもまた一興。
2012.01.06
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クックパッドは奥が深い。今日も検索していたらこんなのを見つけてしまった。というかつい探してしまったというべきかも知れない。皆さん、ぜひ作ってみてください。私は作らないけど。スチンゲンサイ→!?何?どこの国の料理?と思ったら(笑結果良ければ全て良し、と言い切れないところがなんつーかなんかむず痒いというかビミョー。このシリーズ他にもあるけどどれもなー。なんだかなー(´・ω・`)「スチンゲンサイ」と同じ人によるデザート(爆)→見た目はアレでも食べたら美味い、というのならともかく。この人、「健康のためなら死んでも良い」という人かもしれない。裏技トルコアイス→ってこれトルコの人に失礼っつーか、ニオイどうするんだ。りんご変色なし→もしかして今まで知らなかった裏技か!?と思ってつい見ちゃったじゃん(怒いや、それ以前にこれは「レシピ」としてアップするものなのか、これって常識のジャンルなのでは、という素朴な疑問。焼きそばベーグル→焼きそばパンからの発想みたいだけど、あれって焼きあがったパンに焼きそばを挟むってもんであって、このレシピみたいに成形の段階で焼きそば練りこむんじゃないだろうに(笑キャラ弁→そもそも「キャラ弁」とは何ぞや。定義を知りたい。誰もが知ってるキャラを使ってこそのキャラ弁だと思っていたが、これ誰?子供の落書きか。しかもつくれぽ書いてる人複数って、マジでこれって受けるの?夫に作ったら黙殺されるだろうなー。ちゃんとしたレシピを検索するために時々見ているのだが、ついでにビミョーなレシピっぽいものを見つけるとつい覗かずにはいられなくなってしまった。レシピ検索の奥にあんなにカオスな世界が広がっているとは、クックパッド恐るべし。
2012.01.04
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クックパッドのレシピ、おせちにこれはなかなかかわいい。幼稚園とか小学校低学年の子がいれば作ってみたいけどね。いや、息子もまだこういうのちょっと喜ぶかもしれないな(笑おせちのちょっと洒落たネタは無いかと見ていると、先日のまとめサイトの流れでついこんなの発見。うさぎかまぼこ→と説明されないとちょっとビミョー。きんとん星人→・・・お重の蓋を開けてこれが入ってたらたぶんリアクションできない。おせちサンド→あえてこうしなければいけない理由が見つからん。朝時間が無いならそのままトーストで食べればいいのに。なんちゃってバインミー→大根とにんじんのなますは確かにベトナムのバインミーに入っていた。だがせめてパンはフランスパンにしてほしいのだが。あとニョクマムかナンプラーかけようよ。でないとバインミーじゃなくね?ごまめトースト→パンに載せる理由を50字以内で述べよ。ていうかおせちの残りとパンの組み合わせって全般的にイタい雰囲気が漂っているのは気のせいだろうか。至高の乾貨漬け→乾貨ってのは中国語で乾物の意味だけど、高くつく材料を寄せていったい誰が作るんだこれ。私はやりません。今日生協からのおせちセットが届いた。今年は手のかかるものは作らないので、栗きんとんや黒豆など4種入りのものを購入。元旦まで冷蔵庫で眠らせる。あとは日持ちしない野菜や魚、肉を買えばOK。年末は手巻き寿司に決定だけど、30日は息子の希望を入れて宅配ピザの予定。でもピザだけじゃ足りなさそうだから、パスタでも作り足そうかな。
2011.12.28
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年の瀬正月にごちそうを食べるというのは慣わしとはいえ近年は上手いこと小売店の作戦に乗せられている気もして何となく居心地が悪いのだが、それでも普段はあまり見かけないブロックのハムとかでっかいカニとかごっつい刺身盛り合わせを目にするとやっぱりちょっとは食べないと、という気分になってしまう。普通に親子丼とか秋刀魚の開きで年越しをする根性は私には無い。大晦日は塾が昼過ぎに終わる息子に、年末は鍋にしようと思うけど何がいい?と訊いてみた。すき焼きと牛しゃぶと寄せ鍋とちゃんことキムチ鍋と常夜鍋。少し考えて息子は「常夜鍋がいい」と言う。理由を聞くと、肉が肉!という感じでたくさん食べられるから。すき焼きや牛しゃぶも肉だけど、と言ってみたが、「すき焼きは生卵が苦手だし、鍋物の肉は牛よりも豚が好きだから。でも焼肉やステーキはもちろん牛がいいけど」だそうだ。ふうん。まあ常夜鍋美味しいからね、私も寄せ鍋よりシンプルで好きだし。じゃあちょっといい豚肉買ってきて常世鍋だな。さすが豚肉文化圏の親を持つだけのことはある。夫も私も雑煮に豚肉入れる家だったからねえ。お節は形ばかり、生協のセットを利用して出すが、筑前煮となます、雑煮は作る。数の子は単体よりも松前漬に絡んでいる方が好きなので、数の子と松前漬セットを合体させて作る予定。北海道ではおなじみの鮭の飯寿司は手配済み。酢だこは検討中。葉物野菜や生鮮食料品は30日、もし寿司刺身の類を食べるなら予約して大晦日の17時頃に購入かな。元旦の夕食のこと考えてなかった(笑何にしようかなあ、常夜鍋を元旦にして刺身を年末にするという手もあるが、夫は大晦日にとんかつを食べたいらしい。一体どうすりゃいいんだか。いっそ全部並べるか(笑
2011.12.27
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自分が食べたいものを思いつくままに作ったらこんなメニュー。インド中華連合軍左がアル・ゴビ(ジャガイモとカリフラワーのカレー)、右が燉酸菜白肉粉絲(白菜の漬物とゆで豚バラ肉と春雨のスープ煮)。どっちも自分の大好物なんだけど、一緒に作るか普通、と思いながらどっさり作ってしまった。どっちも穏やかな味付けなので特にケンカすることも無く和やかに食卓に共存していた。しかしこのメニュー構成ってどうよ。栄養の観点から見てバランスは取れていると思うがそういう問題でもないし、同じアジア料理だからいいってもんでもなかろう。もう少し考えりゃよかったのかもしれないが、とにかく作る時は自分が食べたいものを作るという頭しかなかったので、食べ終わって冷静になってみるとこりゃひどいと思っても後の祭り。まあいいや美味しかったから。
2011.11.20
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夕方スーパーに行ったらジンギスカン用羊肉が半額になっていた。が、ジンギスカンにするには量が少ない。だもんで孜然羊肉(羊肉のクミン炒め)を作ることにした。サブおかずはほうれん草とジャガイモのサブジにゆでブロッコリ。なんとなく香りはカレー系統だけどカレーじゃないという不思議な献立になった。羊肉は酒少々をまぶして10分ほど置く。中華鍋にやや多めの油を投入し、火をつける前に赤唐辛子1本(これは好みで加減)とクミン(できるだけホール。もしパウダーしかなかったらあとで入れるのでここでは入れない)大匙1杯を入れる。ちなみにうちはジャムの空き瓶にホールのクミンが入れてあるほどクミンのヘビーユーザーなのでこれぐらいはどうということは無いが、普通の小さな瓶入りのクミンだと一気に無くなるので衝撃かもしれない。鍋を強火にかけ、クミンと唐辛子の香りが立ってぱちぱち音がし始めたら、汁気を切った羊肉を投入。肉の色が変わり始めたらくし切りのたまねぎ投入。ひたすら強火で火を通し、肉に火が通ったら塩を加える。もしクミンがパウダーだったらこの時点で投入、ただしホールよりも少し控えめに。最後に数滴の醤油を鍋肌に落としてざっと混ぜて出来上がり。5分ぐらいでできる。羊肉は冷凍品なのでドリップが出る。このドリップをよく切っておかないと仕上がりがからっとしないので注意する。出来上がったものを口にすると、これはどこの店で食べてもいつも思うのだが中華料理のようで何かが違う。クミンの香りのせいだろう。中国の街角の羊の串焼きを思い出すが、それともちょっと違う。どこの料理とも知れない味。ご飯に合わないようでいて何故かご飯が進む。息子が辛い辛いと言いながら食べつづけている。じゃがいもほうれん草サブジも美味い。日本とは思えない食卓。食べながら気分はすっかりどこか遠くに行ってしまった。
2011.11.15
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寒い日でも台所で火を使ってると暖かくなるってのが料理のいいところ。夏は地獄だけど(笑八丁味噌でどて煮とベリーさんからの提案をいただいたので、作ってみました。3日目のどて煮。←ちょい葱多め素材は豚モツと牛すじとこんにゃく。大根は迷ったけれど今回は入れなかった。もし大根を入れるなら、牛すじだけでやってみるかな。夫も私も豚モツはあまり得意ではないので、ボイル済みのモツの脂肪(丸まった内側に縦にくっついてる)を削ってゆでこぼして使用。さらにニオイを取るには、ねぎしょうがを入れてもう一度ゆでこぼせばよかったかも。1日目は圧力鍋で煮て放置。2日目の夕食で煮直すと味が渾然一体となっていて美味い。刻みねぎと七味はぜひ欲しい。3日目ともなると、モツだかこんにゃくだかもう全然分からない。息子の塾弁はランチジャーを使っているので持たせてみたら、ハワイに別荘があり自宅の車はジャガーとかベンツとかBMWとかが5台あるというお宅のお坊ちゃまである塾の友達に「何入ってるのそれ、ビーフシチューみたい」と言われたらしい。まあ確かに牛の一部は入ってるが(笑ついでに鶏むね肉が特売になっていたので、以前から気になっていた鶏ハムも作ってみた。オリジナルレシピだとゆで鶏風の作り方でゆで汁のスープが美味いらしいが、ハム自体の美味さを追求したかったのでこちらのレシピのロール鶏ハム参照。オリジナルよりちょっと手間はかかる。面倒ならオリジナルの方がずっと簡単。で、出来上がりこんな感じ。しっとり柔らか。結構適当に作ったのに適当とは思えないほどいける。ちょっと塩気が強かったので、もう少し塩抜きすればよかった。塩気が強くなければマヨネーズやわさびしょうゆなどで食べても良さそう。他のハーブやスパイスも試してみたい。セージとかタイムとか。夫が酒を飲まなくなって久しいが、日本酒ビール焼酎などの酒の肴としても佳品かな。と言いつつ、この鶏ハムとともに食卓に上ったのが中国北部の超庶民料理を再現した「なんちゃって酸菜炒粉絲」でこれがまた鶏ハム以上に美味かったりするので、佳品もへったくれも無いか、とちょっと思ってしまった夕食。
2011.11.13
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鶏もも肉が安かったのでから揚げでも、と思ったのだがいつものから揚げでは面白くない。なので、スパイシーにしてみた。(1)大葉にんにく醤油(クックパッドで知って以来冷蔵庫に常備してある。無ければ普通に醤油とおろしにんにくでも)、酒、おろししょうが、焼き肉のたれ、キムチの素または豆板醤または七味唐辛子、粗挽き胡椒、山椒を適当に混ぜる。好みではあるが、焼き肉のたれとキムチの素は隠し味なのでたくさんは使わない。胡椒と山椒は多め。(2)鶏もも肉(別に胸肉でも構わないとは思うけど、多少パサつくか?)の厚みを均等になるよう切り開き、一枚丸ごとなり食べやすい大きさに切るなりして(1)のたれにつけ込む。30~1時間ぐらい。一晩でもOK。(3)鶏肉の汁けを切って片栗粉をまぶし、じっくりと揚げる。丸ごと1枚の場合は食べる時に切る。スパイシーをあくまで求める向きには、揚げた直後に粗挽き胡椒や山椒をかけることをおすすめしたい。なんかもう、がっつり丼飯と合いそうな男子向けから揚げになりました。醤油こってりなので色が濃い目につきます。揚げ物ついでに、残り物の豚小間があるので傷んでしまう前に豚小間の青のり揚げを作ってつくりおき弁当おかずに。いや、弁当になる前に夫のおやつとしてつまみ食いされそうで心配だが。みかんが日を追って美味しくなってきた。いよいよ秋も深まってきたのだなあ。
2011.11.02
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茄子の料理で何か新しいのが無いかな、と考えて、以前どこかで食べた(いったいどこで食べたんだろう?中国だったような気がするが、それがどこか記憶に全く無い)料理を思い出して作ってみた。茄子の皮をむく。長さを2等分か3等分に切り、太めの拍子木もしくは厚めの短冊に切る。食べた時に茄子の食感が残るよう、あまり細く薄くは切らない。切った茄子にまんべんなく薄く片栗粉をまぶし(ビニール袋に入れてまぶすと汚れないし楽にできる)、180度の油で薄く色づき周囲がカリッとなるまで揚げる。揚がった茄子は熱いうちに花椒(粉末でも粒を牽いたものでも)と一味唐辛子と塩をまぶす。花椒が無ければ粗挽き胡椒でも。皿に盛る時に刻んだ青ネギを散らす。熱々のうちに食べるのが一番。熱いうちは温めた紹興酒、冷めてきたらビールに合うような気がする。自分は飲めないけど(爆食べ過ぎて胸焼けしました(笑ところで病院で痛みに対処するモーラステープってのをもらったんだけど、これって貼った所を日光に当てると紫外線が原因でかぶれると注意書きにあって、使用を躊躇っている。しかも一度貼った所はその後4週間同様の注意をしなくてはならないとある。何かとすぐ袖をめくる癖があるので、肘から下には貼りにくい。かぶれないこともあるだろうからそれに賭けたいところだが、もともとかぶれやすい体質なので冒険はできないような気がする。本当は手首に貼りたいんだけど、ちょっと危険だなあ。本当は指用に出た痛み止めの塗り薬を手首にも塗る方が安全だろう。モーラステープはとりあえず同様に痛む肘とか足首に貼ってみようかなあ。
2011.10.20
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牛すね肉が安かった。シチューもいいが、先日同じように牛すね肉が安かった時にやったばかり。同じじゃつまらん。本当は昔トルコのシノップでイコン博物館を見学した帰りか何かに入った食堂で食べた、むちゃくちゃ優しい味わいの牛肉と大根のスープ煮を再現したかったのだがさすがに記憶がおぼろ過ぎて困難。という訳で、圧力鍋に牛すね肉と大ぶりの短冊に切った大根、にんにく、粒こしょう、ねぎの青いところを入れてかぶるぐらいの水と酒半合ぐらいを加え、15分ほど加圧する。放置して圧が抜けたら、すね肉をいったん取り出してほぐし、鍋に戻す。チキンブイヨン(本当は韓国の牛肉だしの素を使いたかったのだが手元に無い)、塩、しょうゆ、かくし味の砂糖、短冊のにんじん、斜め切りのねぎを加えて野菜が柔らかくなるまで煮る。最後に溶き卵を流して出来上がり。好みでごま油やコチュジャンを加えても。で、これをご飯にかけてカルビクッパ風にして食べると寒い日には美味いのよ。カルビクッパほど牛脂の甘みは出ないけど、お好きならば脂身の多い牛肉の細切れを加えると良いかもしれない。たっぷり作っても丼飯にざばざばかけておかわりなんかもして食べるとすぐ無くなる。なので画像無しorz夫も私も息子も汁かけ飯は大好きだ。恐るべし汁かけ飯。というか育ちが悪いのか(笑
2011.10.19
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冬のはしりのような冷たい雨が降り続く1日。明朝まで止まないと予報では言う。バイク移動民であるせいもあるが、雨は好きではない。実家も雨の少ない地方で、冬は恐ろしく冷え込んでも雪は少なく連日の乾燥注意報でフリーズドライな空気だった。北京の何が良いと言って、ほぼ毎日が晴天で、夏を除けばめったに雨が降らないことだった。恐ろしく空気が汚れていることと春の黄砂の嵐を除けば、だが。こういうタイプの人間は、四季の美しい日本などで暮らさずさっさとユーラシア中央部辺りに引っ越して遊牧民にでもなった方が良いのかもしれない。こんな日にバイクに乗っていたせいで夕方少し寒気がした。なので夕食は、秋ナスを使った麻婆茄子。茄子は体を冷やすので熱っぽさを取る。麻婆茄子の味付けはこれを利用。【本格中華調味料】陳麻婆豆腐の素(マーボー豆腐のもと)価格:572円(税込、送料別)四川省成都にある麻婆豆腐発祥の店、陳麻婆豆腐店に行ったことがあるが、日本の中華料理店の穏やかな麻婆豆腐を連想していくととんでもないことになる。辛いことも辛いが、それよりもこれでもかとぶち込まれた大量の花椒で舌が痺れ、心拍数が上がり、血圧が下がる。もちろん陳麻婆は、日本では有名な料理研究家兼中華料理店経営者である陳健一の店とは全く何の関係も無いので念のため。その危険な麻婆豆腐をかなり忠実に再現しているこの調味料、大型スーパーの中華食材コーナーなどにも置いていることがあり、うちでは丸美屋の麻婆豆腐の素とともに常備している(笑日本の中華料理店のほとんどがおそらく麻婆豆腐を作る時に豆板醤を使っているはずだが、陳麻婆の麻婆豆腐は実は本来豆板醤を使わず、ドウチと唐辛子がベースになっている。そしてもう一つ、これは結構重要なポイントなのだが本場の陳麻婆では豚ではなく牛ひき肉を使い、普通のネギではなく実は葉にんにくを使う。陳麻婆の素を使って成都の味を再現したければ、牛ひき肉を使い、一味唐辛子を小さじ1/2ほど加える。そして刻みネギではなく斜め切りのにらかわけぎ1/2束か、もしくは可能ならば葉にんにく50gを炒め終わりに投入し、最後に添え付けの花椒を加えた上に別途花椒を手に入れて粗挽きにし、大さじ1/2ほど更にぶちまけて頂きたい。そうすれば気分はもう四川ど真ん中。今回は豆腐ではなく茄子なので、大量の茄子を乱切りにして多めの油でじわじわと炒め、油を吸ってしんなりしたところで豚小間を少量投入し、一緒に炒める。刻みネギも加える。肉に火が通ったら麻婆の素1袋投入。小さい袋だがこれがまた強烈。強火でやってるとうっかりするとむせる。味がやや薄くなったので醤油少々で調節。麻婆の素が染みて茄子に完全に火が通ったら添え付けの花椒投入。今回はちゃんとご飯のおかずにするのが目的なので、趣味の花椒プラスは無し。鶏肉の大葉にんにく醤油焼きと麻婆茄子で夕食。鶏肉よりも茄子に手が伸びる。熱っぽさと寒気のある体が麻婆茄子を欲しているらしい。辛いのだがいくらでも食べられる。四川には麻婆茄子は無かったが、この麻婆味がいいんだよねえ、などと思いながら茄子好きの夫に負けずに食べまくった。明日朝までに熱が出なければ麻婆茄子の勝ち、ということかもしれない。…ああ、今日も画像無いし(笑
2011.10.05
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夏、青菜の少なくなる季節はJA直売所の地元産モロヘイヤが大活躍する。独特のぬめりはあるけれどもクセが無く、ツルムラサキほど青臭くもない。茎からむしって洗えばすぐに使え、火の通りも早いしアクも出ないので扱いやすい。夏ともなると週に2、3回はモロヘイヤが食卓に登場するのだが、昨年まではゆでて味ぽんもしくはもみのりと麺つゆで和える、あとは天ぷらのローテーションで、すっかりマンネリに陥っていた。しかし今年は新メニュー2点登場。モロヘイヤスープまずモロヘイヤを準備。よく洗って、細かく刻んでおく。鍋に小さじ1ほどのサラダ油を入れ、そこにカルダモン(ホール)2個を軽くつぶして弱火で熱する。カルダモンが膨らんで香りが出てきたら、一気に600ccぐらいの水とコンソメまたはチキンスープを1個入れて火を強め、スープを沸騰させて刻んでおいたモロヘイヤを入れ、塩こしょうで味を調える。1分ほど煮込めば完成。モロヘイヤのおひたしここに細かい作り方が記載されている。本当においしい。今日これを作ったのだが、あっという間に大量のおひたしが無くなってしまった。ついでに、モロヘイヤのおひたしで登場している大葉にんにく醤油、うちでも作り始めたがこれが便利!炒め物、煮物、あえ物などに大活躍。中身が減ってきたら足し増しできるのもいい。焼き肉のたれより健康的だし。
2011.09.06
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JAの直売所に赤しその束が出ていたので購入。結構な量なので、半分をしそシロップにする。しそシロップ茎からむしったしその葉は水を替えて何度か洗う。暑い日には気持ちいい。しその葉に多めの塩を振り、よく揉む。すると、アクと汁が出てくるので捨てる。しその葉を水洗いし、固く絞るってのを2回繰り返す。ホーローまたはステンレスの鍋に湯を沸かし、絞ってあるしその葉を投入。ぐらぐら沸かさないよう、弱火で5分ほど煮出す。しその葉から色が抜けて緑色になったら、しその葉を取り出して軽く絞り、煮出し汁を濾して鍋に空ける。この時、しその葉を捨ててはならない。別の料理が作れる。煮出し汁をもう一度沸かし、砂糖300gを投入、砂糖を溶かしながらもしあればアクを取って、酢100~200ccを入れるとあら不思議、鮮やかな赤になる。酢はりんご酢か米酢が良い。酢の角を残したければすぐに火を止め、マイルドにしたければしばらく煮てから火を止める。後は冷めたらペットボトルにでも移し替えれば保存もできてOK。しその葉の佃煮シロップを作り終えて色素の抜けた赤しその葉っぱはよく絞っておく。ざっと刻んで、醤油・みりん・酒各同量を沸かした鍋にほぐしながら入れる。鷹の爪や刻んだ昆布、けずり節を入れて汁気がなくなるまでゆっくり煮込む。なかなかこれが美味しかった。あとは梅雨明けを待って梅干しの完成を待つのみ。
2011.07.05
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4半世紀近く前のまだ経済発展前夜の中国。北京の名所、頤和園の正門前には観光客を当て込んだ食堂が何軒か並んでいた。当時のこととて、店構えが小ぎれいということも無く無愛想なコンクリートの2階建てとかレンガ積みの平屋の小さな建物ばかりで、日本からの団体観光客が入るような店ではない。夫(当時はまだ夫ではない)が中国に遊びに来たので、東北の地方都市から北京まではるばる迎えに出てきたおのぼりさんの私は彼と一緒に北京観光をしていた。頤和園を出たところでちょうど昼食の時間となったので、そんな普通の食堂の一つに入った。ちょっと大きな2階建ての食堂で、1階の入り口前の階段におっさんが腰を下ろして水餃子を山盛りにした皿を手にすごい勢いで餃子を食っているのを横目に中に入ると、外国人だからと(ジーンズを穿いていたのでばれた)2階の席に通された。当時の中国の大きな食堂では、1階が庶民の食事の席、2階は宴会用やお偉いさんなどが食事に使う席と分けてあることがよくあった。まだ外国人は外貨兌換券を使う上客だったので、我々もお偉いさん扱いされたのかもしれない。本当は1階で賑やかに飯を食っている人たちのテーブルを見て食べるものを決めたかったのだが。ともあれメニューを見ると、おなじみの北方のメニュー。他のものはすっかり忘れたが、今も覚えているのは「古老肉」。直訳すると甘酢あんかけ肉。要するに酢豚だ。出てきたものは、日本人の常識を覆す酢豚だった(ので覚えている)。まず、具は肉のみ。そして、ケチャップではなくトマトペーストと中国黒酢(黒醋)ベースの甘すぎず切れのある酸味の効いた味付け。あれは中国で食べたベストオブ酢豚だった。その後、日本でも中国でもあれを超える酢豚に出会ったことはない。あんな適当に入った何の変哲もない店だったのに、酢豚は本当に恐ろしく美味かった。今もその酢豚を思い出しつつ、時々作ってみる。かなり近いものは作れるのだが、やはり完全な再現は難しい。頤和園前食堂酢豚レシピ(ああ、また写真撮るの忘れちゃった)<材料>豚もも肉かたまり 300gしょうが 半かけ油・片栗粉 適宜(下味用調味料) ベーキングパウダー小1/2 酒大2・塩小1/2・こしょう少々(仕上げ調味料) トマトペースト大2・中国黒酢(なければ普通の酢)大1・砂糖大2・塩小1/2・酒大1・水大3<作り方>1.豚肉は1.5×1.5×5cmぐらいの拍子木に切る。しょうがは千切りにする。2.豚肉にベーキングパウダーをもみこんで、1時間ほど置く(肉が軟らかくなる。時間が無かったらやらなくてもOK)。3.豚肉にベーキングパウダー以外の下味用調味料をもみこんで10分ほどおき、片栗粉をまぶして中温の油で衣がカリッとなるまで揚げる。4.鍋に油大1/2を熱し、しょうがを炒める。香りが出たら仕上げ用調味料を入れて煮立て、3の肉を入れて鍋を返しながら全体にからめれば出来上がり。調味料は好みでトマトペーストではなくケチャップやトマトピューレでも。その場合、砂糖や酢などの量を調節してください。今日はペーストを切らしていたのでケチャップで。砂糖は半分、塩も少し控えめ。ちゃんと美味しくできました。
2011.05.31
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水やヨーグルトなんかがあっという間に売り切れてるし、生鮮食料品などもじわりと値上がりしているものがけっこうある。玉子も高くなった。というか、特売の目玉にならなくなった。豚肉や鶏肉も地震前より少し高くなっている。普段から多少の備蓄はしているので、地震直後のカップめんや缶詰買いだめ競争には加わらずに済んだものの、生鮮食料品はそういう訳にはいかない。我が家の男子のために、愛用の弁当本のレシピを参考に経済的でボリュームのあるおかずを作った。弁当のおかずにも使いまわせるよう、作り置き分も含めてあるので結構たくさんできる。豚ひき肉500g、軽く水けを絞った木綿豆腐1丁(300~400g)、パン粉1.5カップ、塩小さじ1/2、青ねぎ10本、しょうが1かけ(すりおろし)、みそ大さじ2をよく混ぜる(味の濃さはお好みで)。ピンポン玉ぐらいの団子にまとめて火が通るまで油で揚げる。今回はこの分量で24個になった。そのまま食べてもいいし、大根おろしとポン酢をかけてもいいし、砂糖醤油のあんを絡めてもいい。酢豚風に野菜類と一緒にさっと炒めてあんをかけてもいい。豆腐の味が気になるなら豆腐は減らしてもいいし、おからでもいいかもしれない。けっこう適当だけど包丁で切るものってねぎぐらいだし、今回使った豆腐は特売品の更に値引き品で1丁20円、ひき肉は特売で430円。ねぎはもらいもの。意外に簡単で安上がりでした。
2011.04.08
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昨日からの雪で宅配便の荷物の入荷が遅れ、えらいことになってしまった。時間指定が間に合わなかったり、朝届くはずの荷物の入荷が午後にずれ込んだりしたのでドライバーさんたちはてんやわんや。という訳で、昼過ぎに仕事終了の予定が急遽夕方まで延び、帰宅するともう夕食準備の時間。もう凝ったものを作る気にならない。そんな時の必殺揚げ物。つーか、面倒なのに揚げ物ってどうよ、とは思うんだけど、炒め物とかで材料をいくつか寄せて切ったりするのも面倒だったりすると、材料ひとつ、包丁要らずの揚げ物の方がむしろ気楽だったりするんだよねこれが。豚こま切れに醤油と酒適量、おろししょうが(チューブのとか刺身についてる薬味のパックとかがあると便利。なければこしょうでもOK)少々をもみこむ。天ぷら粉(なければ小麦粉)を水で溶き、青のりをぶち込んでよく混ぜる。下味をつけた肉を入れてよく混ぜる。一口大にまとめて揚げる。↑ほら、包丁要らないでしょ?副菜とみそ汁では包丁使ったけど。これにサラダか青菜のお浸し、具だくさんのみそ汁で結構ボリュームのある夕食になる。油の始末も、市販の天ぷら粉を使った衣なのでフライや空揚げほど汚れないので簡単。こま切れ肉なので、鶏のから揚げよりも火が通りやすい。下味がついているので天つゆいらず。残ったら弁当のおかずにもなる。いろいろ便利な「豚こま青のり天」でした。
2011.02.15
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二枚下ろしになったゴマサバ1匹198円。買わずにどうする。とはいうものの、我が家の男子はサバやイワシがあまり好きではない。普通に塩焼きとかだとあまり食べない。〆サバは喜んで食べるが、それを作れるほど新鮮でもない。竜田揚げも考えたが昨日天ぷら作ったばかり。かといって鯖味噌はこの間やったばかりで、同じものを出すのもちょっと。普通の煮付けにしようかと思ったが、個人的にはそれは白身の魚の方が好み。さて困った。男子も食べそうな魚の煮つけかあ。フライパンにちょっと多めのゴマ油でキムチ30gぐらいを炒める。サバがひたひたになるぐらいかな、という量の水を加え、沸騰させる。切り身にしたサバを入れ、酒、コチュジャン(今日は小さじ2ぐらい。なければ味噌と砂糖と唐辛子少々で甘辛味噌を作ればOK)、醤油、刻んだニラ(ネギなんかでも良さそう)、焼き肉のたれを適当に投入し、再度沸騰したら中火にして途中煮汁をかけながらサバを煮る(ひっくり返しても良い)。10~15分ほど煮て、煮汁が少なくなってサバに絡むぐらいになったら出来上がり。ポイントは焼き肉のたれ。これで味が一気に決まる。サバをあまり食べない夫が2切れ食べたので、成功といえましょう。適当に作った割には個人的には結構おいしかったです。
2011.02.08
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休みだと気が緩むのか、料理を考えるのが極端に億劫になる。あまりにも面倒な時に作る料理というのがいくつかあるが、冬の定番はこれ。白菜をざく切りにする。ねぎは斜め切り。豚バラまたは細切れは一口大に切る。にんにく1かけは薄切り。根性があればにんじんの薄切りを加えてもいい。鍋にごま油を熱し、にんにくとねぎを弱火でじわじわ炒めて香りが出たら強火にして肉を投入。色が変わったら白菜の茎の方を先に入れて炒め、少し透明になったら葉の方も入れてざっと油を回す。酒を適当にふりかけ、スープの素を加えて水を入れ、蓋をして煮立ったら弱火にして全体がくたっとするまで煮込む。醤油とあらびきこしょうで味を調えて出来上がり。水を入れる時に少なめにして、片栗粉でとろみをつけてご飯にかければ中華丼風。水をたっぷり入れ、ゆでうどんを入れれば白菜煮込みうどん。水をやや多めにしてそのまま出せば具だくさんのスープ風。醤油の代わりに味噌でもいい。何も考えずに作れる手抜きの逸品。ゆでたモヤシ(根性があればせん切りのキュウリとかも)にポン酢とすりゴマをかけてもう一品。準備開始から20分で完成。思うんだけど、葉野菜なんかの煮物よりサラダの方がよっぽど手間隙かかるような気がするのは気のせい?サラダって作るのがなんか面倒に感じてしまう。葉野菜(キャベツ、白菜、小松菜、ニラ、水菜、ほうれん草の類)とちくわや厚揚げの煮物なんて、野菜洗ってざくざく切ってめんつゆと水で煮ちゃえば出来上がりだよねえ。しかも野菜がたくさん食べられるし。冬場は葉野菜がたくさん出回るから、この手の手抜き煮物(煮びたし)の登場頻度が高いのなんのって。
2010.12.12
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田舎なので朝晩が結構冷え込むようになった。白菜や大根が少しずつ直売所に出回るようになってきたので、さっそく食す。白菜は外側の緑色の濃い葉っぱをざくざく切ってみりん少々に薄口醤油、おろし生姜を入れたたっぷりの出汁でさっと煮込み、残り物のしめじとまいたけとカニかまをほぐして加え、水溶き片栗粉でとろみをつけてひと煮立ち。汁物の代わりに。大根は皮を剥いて大きな乱切りにし、朝天辣椒(普通の家にこんなものがあるとは思えない。豆辧醤でOK)と刻みねぎともにごま油で炒め、鶏がらスープを大根の半分が浸るぐらいまで加え、酒・塩・醤油各少々を振って落とし蓋をし、中火で7分ほど煮る。全体にざっと火が通って透き通り、汁気が退いたら胡椒少々を振って出来上がり。これはウー・ウェン氏の料理本のレシピをアレンジしたもの。それに鮭の塩焼き、にんじんとツナのきんぴら。うーん、自分で作っといて言うのも何だが美味い。秋冬は食べるとしみじみする野菜が美味しくなるので嬉しい。今から食のバリエーションにはわくわくしている。
2010.11.04
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今年は猛暑続きで、野菜の値段が高止まりしている。特に葉ものが高い。一時よりも値段は下がったが、根菜類まで高値が付いている。北海道では暑さのせいでじゃがいもが一気に大きくなってしまい、中身が空洞になっているものが続出している。じゃがいもは冷害の年にむしろ安定した収量があるので、暑いと却って良くないんだろうなあ。豆類には良さそうだけどどうなんだろう。しかし高いうえに品質が今ひとつな葉ものをそうそう使っていられない。高いとはいえコストパフォーマンスはやはりじゃがいもにんじんの類の根菜類が良いので、目下ポテトサラダがしょっちゅう登場している。とはいえ、いつものポテトサラダばかりでは飽きる。なので、バリエーション。カレーポテトサラダ1.玉ねぎは薄切りかみじん切り。2.じゃがいもとにんじんを適当に切り、一緒にレンジでチン。3.2が熱いうちに玉ねぎを混ぜる。4.塩とカレー粉で下味をつける。5.荒熱が取れたらケチャップ少々とマヨネーズを加えてよく混ぜる。和風ポテトサラダ1から3まではカレーポテトサラダと同じ。塩と酢少量で下味をつける。荒熱が取れたらめんつゆと昆布茶各少量、マヨネーズを加えてよく混ぜる。中華ポテトサラダ1から3まではカレーポテトサラダと同じ。塩とごま油少々で下味をつける。荒熱が取れたらオイスターソースを隠し味程度とマヨネーズを加えてよく混ぜる。キムポテサラダ1から3まではカレーポテトサラダと同じ。ごま油少々とキムチの素で下味をつける。荒熱がとれたら白ごま適宜とマヨネーズを加えてよく混ぜる。大人のポテトサラダ1.冷凍の枝豆を解凍し、さやから出す。2.じゃがいもの角切りをレンジでチン。3.1と2を合わせ、汁気を切ったフレークのツナ缶(小)、塩、オリーブ油、マスタードとともに混ぜる。マヨネーズと一緒に入れる隠し味系のアイテムは、予めマヨネーズに混ぜておくと味にむらが出ないのだが、隠し味付きマヨを作り過ぎないようマヨネーズ少なめで作り、後でマヨネーズだけを足して調節するようにすると失敗しにくい。にんじんや枝豆の代わりにミックスベジタブルでもいいんだけど、その場合緑のは普通のグリンピースじゃなくて、いんげんや枝豆を使っているものを使う方が美味しいと個人的には思う(家では生協の国産野菜のミックスベジタブルを利用。これはグリンピースを使っていない)。なお、大人バージョンはミックスベジタブルより枝豆とかさやいんげんの方が見た目がシック。お、外でカエルが鳴き出した。雨になるのだろう。
2010.10.03
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今日の夕食。カレイみりん漬け(焼き魚)、モロヘイヤおひたし、豆腐とミョウガの味噌汁、ごはん、サブジマサラ(野菜カレー)、チキンカレー。最後の2つはインドのカレー。昨日作ったのだが、すごくたくさんあったので今日もサブのおかずとして出してみた。サブジマサラは、夫が「何か知らんがすごくインドを思い出す、食べてるとデリーの安食堂に飛ぶ」と言う。おそらくスパイスの量が半端なく多かったせいだと思われる。ナス、ピーマン、オクラ、じゃがいも、にんじん、トマト、玉ねぎ、ししとう入り。いんげんとかカブとかズッキーニがあればそれも入れたかったところ。食卓としての整合性が全く無い。あえて言うならアジアの食卓というテーマか。しかし共通項は「主食の米に合う」以外に無いし、テーマも何もあったもんじゃないが(笑なんたって、みりん漬けの焼き魚とサブジマサラの間の距離って凄まじいような気がするもんね。5千kmぐらいかな。
2010.08.16
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