空想世界と少しの現実

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緋褪色

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親父仕度出来た?
丁度今終わったところです。 俺の代わりに白雅が答える。

失礼入るよ!ヮ(゚д゚)ォ!いいじゃん!似合うよ!オーナーの友人あきらさんと持ち主さんの御好意でウィザードスーツ譲って頂いたんだ!((藁´∀`)) ぴったりじゃん!

厳

誰だ?オーナーって?俺は知らないぞ??(´ω`ι) 知らないならいいの、別に(>д<;) 親父行くよ!翠嵐先生も仕度終わったみたいだ!親父の事待ってるよ!

お似合いですよ厳様。末永くお幸せに。 小さく微笑みを浮かべ白雅が囁く。ありがとう・・・礼を言って部屋のドアに向かう俺を見送ってくれる白雅。

厳、白雅


なんだか緊張するわね。こういうのって。結婚式は二度目だけどやっぱりドキドキ。花婿になる厳は一体どんな顔をするのかしら。馬子にも衣装なんて言われたら、怒るより笑ってしまうかも。まるで少女みたいに心を躍らせている私。自然に笑みが浮かんでいた。

翠嵐様嬉しそう。挙式前の花嫁さんの緊張と高揚が表情に表れている。お幾つなのか推測がつかない翠嵐様。乙女のように頬を紅くして花婿を待ちわびる様子に、自身の心もときめいている。ちょっぴり羨ましい花嫁の姿。私も幸せな花嫁になれるかな。

ドアをノックをする音に振り返る。 翠嵐さん、父を連れてきましたよ。入ってもいいですか? 声の主は瞑月君。私はスツールから立ち上がり緊張気味の声でどうぞと答えた。

花嫁


ドアが開きゆっくりと私の方に歩みを進める厳。視線を合わせないように瞳を互いに伏せたまま。彼のエナメルの靴が俯いた視線の中に入る。 翠嵐・・・ 一瞬固く瞳を閉じて心を静める。ハイ・・・小さく返事をして厳と視線を交差させると柔和な視線で見つめ返す。


'`,、'`,、 '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 '`,、'`,、


!!(´ω`ι)やっぱり第一声はそれなのね(>д<;)
でもね、本当は解かっているの。照れ隠しだって。もしこんな時に甘い囁きをされたら私のほうが笑ってしまうもの。それに緊張をほぐす為に今は笑っていたい。挙式になったらきっと涙を流してしまうから。

花嫁

幸せそうに微笑む翠嵐。甘い言葉を囁くのは本番で。今はまだ言えないぞ、照れくさくって。ただ心からお前のウエディングドレス姿を美しいと感じた。お前を一生かけて護り抜く。だからずっと一緒に居よう。俺の想いはお前に伝わるだろうか。



挙式へ





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Last updated  2008/01/21 06:01:27 PM
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