仙燐眼

仙燐眼

夫を嫌いになったわけ


誠実で正義感あふれ、又、心の大きい人だって感じました。
この理由に、私の両親があまり仲良くないことや、
私自身その年齢で水子がいたことを告白したこと、全て理解してくれたことにありました。

結婚式は挙げませんでした。
籍を入れ、自力で生活しようと決めました。

しかし、同居始めてすぐに、
彼の変貌に気づかされました。

まず、私の両親のことをひどく悪く言いました。
また、私が過去つきあっていた男性についてしつこく聞いてきました。
そして、
過去の男性に対してひどい嫉妬心をむき出しにしてきました。

その当時、私は3つの仕事をしてました。
一つは、外人の子供のベビーシッター、
もう一つは、週に1回の小学生の英会話講師
最後は大手電気メーカーの翻訳会社。

外人のベビーシッターは不定期な時間になるため
夫と一緒になったきっかけで辞めることにしました。

私は夫と一緒になるための条件で
仕事だけはこのまま続けていきたいと伝えてました。
私は、いずれにかこのどちらかの職種で大成したいと願っていたので
とても大事に思ってました。

でも★

夫も仕事してましたが、土日は休みでした。
土曜日は英会話の講師で私は前の晩から授業の予習をして
そして、朝早くから出勤してました。
あるその土曜の夕方に帰宅すると、
夫は自宅に居ませんでした。
夜12時近くにやっと帰宅した夫は私に言い果てました。

「おまえがそんなだらしない女だとは思わなかった、
俺よりもずっと愛していた男がいたなんて知らなかった、
俺は何番目の男なんだ?
騙されたのは俺だ」と。

????????
何を言ってるのか解らない。

後に
夫が私の仕事の留守中に、
実家から私が持ってきていた、過去の日記を全部読んでいたということが
分かりました。

夫はそのために
荒れて夜中まで酒を飲み時間をしのいでいたとゆうことでした。

しかし、中学辺りから、結婚に至るまでの私の大事な日記を
押入れから勝手に抜き取り
盗み見るなんて許せない。

夫に言わせれば、
私が夫を置き去りにして、仕事なんかに行き
寂しい思いにさせるからだ、と。

この時、
私は間違った結婚をしてしまった、と悔いたのです。
すぐさまに離婚を決めていたら、
その後も苦しまずに済んだのに・・。

私は、両親の危惧を心配して
まだ、我慢をしたのです。

これが、初めての夫への不信感でした。

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