今回の修理は、「SHARP MD-F350 MDラジカセ(発売日:2003年5月)」だ。本機種は、アナログアンプを搭載した" MD studio(エムディースタジオ) "シリーズの最終モデルだ。これ以降に発売された機種は、全て1bitデジタルアンプを搭載し、" Auvi "シリーズに統合された。
■主な故障と原因
表示部の基盤を外す。
CD/TAPR/MDユニットと外すと、主基板を外せる。
TAPEユニットはゴムベルトも含めて問題なし。メカをクリーニング。
スピーカーと操作部も問題なし。
問題のあったCDは、光ピックアップ(SANYO SF-P101N)の発光がなかったため、部品を交換。このピックアップは、2000~2005頃のシャープやアイワのラジカセで使用されていたようだ。かなりの個体で故障していることが多い。
MDユニットも、問題なし。メカをクリーニング。
因みにMDは、MD光ピックアップ、ATRAC IC、メカニズムなど、ユニット全体がシャープ製。他社(DENONなど)にもユニット供給していた。
全体を洗浄、クリーニングし、 組み戻しを行って作業完了。
--- 分解清掃修理した や や を出品中 ---
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