洗面所キャビネットの鏡扉を閉じたとき、ポロローンと白いプラスチック片が落下した。
見ると鏡扉のヒンジが今にも外れてしまいそうな状態。20年以上も使ってきたので仕方はないが、危険なのでとにかく取外した。
確認すると、扉側のヒンジ金具取り付け台座(プラスチック製)に亀裂が入り、がボロボロになっていた。
ボロボロのプラスチック台座の下には、ねじ取付(雌ねじ)金具が埋めてある。いずれにせよ、ヒンジを支持するのはプラスチック台座なのでこれを補修する。
補修方法は、「熱溶着」 だ。熱コテでプラスチックを溶かし、接着・成型しながら補修する。一般の接着剤よりも母材に近い強度が期待できるし、今回のように接着剤が用を成さない場面でも摘要可能だ。
使用器具は、普通の半田ごて。ただし、そのままではコテ温度が熱過ぎるため、このプラスチックが焦げない温度まで出力調整機で温度を下げている。
下の写真は、半分ほど熱溶着補修を行い、 欠け落ちた破片をはめ、これから後半の補修しようとするところ。
熱溶着補修の完了。見えない箇所なので、やすりがけは省略。
ヒンジが水平になるよう微調整を行う。
元のキャビネットに取り付け。
表側。やすり掛けしなかったので、補修後が多少気になるが、まぁ良しとする。
これで数年はもってくれる事を期待したい。
隣の鏡扉にある微かなヘアークラックが気になるが、また次回ということで。
(おわり)
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