タイヤとチューブが劣化してきたため、交換した。
前回の交換は2008年だった。数回パンク修理はしたものの、すごく長持ちした結果となる。
タイヤとチューブは重要な消耗部品だ。これで乗り心地と制動(ブレーキによる速度調整や停止)の7割は決まると思うので、自身の用途を踏まえ、慎重・適切に交換部品を選定したい。
[交換前の前輪の様子。GIANT CROSS CS-3000(2002年製)]
[交換前の前輪の様子。GIANT CROSS CS-3000(2002年製)]
■交換修理
当方は自転車を日常的に実用本位で使用している。速度は速くても25km/h程度、走行距離は20km/回、搭乗者を含めて最大80kgの加重。悪路も走るし、雨天でも走行する。
故に「丈夫で長持ち。全天候型」が部品選定の筆頭条件だ。
と言う訳で、これまでの実績を踏まえ、タイヤには「 Panaracer PASELA BLACKS(パセラ ブラックス) 700x35C (8W735-18-B)」 を選択。丈夫な分、重量は増す。
チューブは、更に丈夫でパンクに強い「 Panaracer SUPER TUBE(パナレーサー スーパーチューブ) 英式 W/O27x1 3/8~1/2(W/O700x35~40) (0TW27-83E-SP)」に変更。 丈夫な分、重量は増す。
チューブ交換時には、リムテープも交換するのが定石。パナレーサーで統一し、「 Panaracer ポリライトリムテープ 700C用 15mm幅/2本入/リムテープ (PL70015)」 を選択した(このサイズでは、英式バルブしかメーカー割り当てが無い模様)。また、従来は英式バルブで空気圧管理が出来なかったため、「 Panaracer 英式→米式バルブ変換アダプター ACA-2 (2個入り)」を利用し、これを可能とした。
因みに同自転車購入時に付帯していたタイヤとチューブは頻繁にパンク。1年ほどしか持たず、タイヤに顕著な亀裂が生じるなど、劣化が甚だしかった。これからすると、上記で選定したパナレーサーのパーツは、格段に性能が良い。
さて、今回のタイヤとチューブの交換は、息子が担当してくれた。中学生ともなると、頼もしい限りだ。
まずは既設のタイヤとチューブ、リムテープを撤去。
ホイールのみとなった状態で新しいリムテープを設置。このリムテープは設置し易い。厚みもあり透明なので、設置状況も一目できて良い。リムテープは、適正位置に調整する必要がある。リムテープが傷つかないよう、棒状プラスチック(樹脂製のタイヤレバーを使った)をホイールとテープの間に入れ、数週しながら調整すると位置合わせが容易だったそうだ。
タイヤ、チューブの順に設置。 一度経験すれば、円滑な作業が可能との息子の談。
最後に英式→米式変換アダプターを取り付けた。
所定の空気圧を注入し、点検して問題なければ完成。
これにより、路面凹凸によるコツコツ感は増すものの、タイヤの転がり抵抗が減少。軽い乗り心地となった。
一方で、制動距離が伸びる。
このため、一度フルブレーキテストをし、それを実感した方が良いと思う(やりました)。その結果を踏まえた安全運転を心がけたい。
なお、今回の交換により、向こう5年(2020年頃まで)は使用できる想定でいる。
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