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昨日の「コミュニケーション能力」の話を続けます。「コミュニケーション能力」というものが得体の知れないものであったとしても、これで悩んでいる人は多いです。#僕もその一人です。だから、「コミュニケーション」について、勉強してみようと思う人が多くいても、不思議はありません。#僕もその一人です。そういうわけで、以前読んだ以下の本を読み返してみました。『もう人間関係で悩まない!コミュニケーション大全』(鴨頭嘉人、鴨ブックス、2022、1980円)この本の著者の鴨頭さんは、満面の笑顔でコミュニケーションを図る、コミュニケーションの達人です。なにしろマクドナルドで働いていた時に全国一で表彰されていたそうなので、ホンモノです。#スマイル0円マクドナルドの件を詳しく言うと、店長時代に「お客様満足度日本一、従業員満足度日本一、セールス伸び率日本一」で、最優秀店長として表彰されたのだそうです。ただ、そんな栄冠を手にした鴨頭さんも、実は、ご自身のことを「コミュニケーション下手」だと思われていました。また、実際に別店舗で店長をされていた時には、コミュニケーションがうまくいかなくて地獄の日々も経験されていたのだとか。本書は鴨頭さんのそんな実体験に基づいた「コミュニケーション」に関する事例、気づきが満載です。「コミュニケーション」について勉強してみたい人には、うってつけの本です。#僕も、もう1回読みます。たとえば、目次をぱらぱらめくっていると、最後の方に「あなたの想いが伝わらないのは、うまく話そうとしているからだ」と書いてありました。こういう、本質を突いたことを、気前よく教えてくれるのが、ほんとにありがたいです。実は僕、この本を読んで以来、かしこまって話すのは極力避けています。なるべく「地で話す」ようにしています。このあいだ「コミュニケーション能力が高いですね」と言われたのは、もしかしたらそういうところからかもしれません。本書には、ほかにも、いろいろなコツが、ポイントをおさえて、短い言葉ではっきりと書かれています。興味がある方は、ぜひ、読んでみてくださいね。以上です!#本書で推奨されている「クリアリーエンド」(明確な終わり)を最後に取り入れてみました!#p296に書いてありました。▼『エンパワーメント・コミュニケーション』~実用的な知識が満載!(2009/07/06の日記)
2023.10.31
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僕は子どもの頃から自分のことを「コミュニケーション下手」だと思っています。ところが、このあいだ話をしたところでは「コミュニケーション能力が高いですね」と、人生で初めて言われました。びっくり。以前このブログで取り上げた「能力なんて、幻想だ」というのを、取り上げましたが、ほんとにそうですね。同じ人間なのに、自分で「この能力は低い」と思っていたら、「あなたはこの能力が高い」と評価する人もある。ちょうど同じタイミングで「自己評価が低すぎて、何を言われても歪んだ取り方をしてしまう人」が主人公のマンガをネットで紹介されました。『顔がこの世に向いてない。 1』【電子書籍】[ まの瀬 ]自分で思い込んでしまっていて、他人の言うことを「そんなはず、ない!」と、最初から否定してしまう。なかなか、自分の思い込んでいる世界から、抜けられない・・・。そういうことって、あるよなあ・・・。▼「能力という名の信仰」 ~孫泰蔵『冒険の書 AI時代のアンラーニング』その5 (2023/08/21の日記) ▼「習熟度別指導」は差別の教育 ~佐藤学『学力を問い直す』 (2023/08/21の日記)
2023.10.30
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金曜日に川西市でしてきた「インクルーシブ教育」の話の中で、意外にも「音楽」の授業に関する支援の話が喜ばれました。音楽専科が校内におらず、自分たちで音楽の授業をしないといけないからのようです。専科教員は音楽専科ではなく図工専科がおられるのだとか。たしかに、僕が前に勤務していたA市でも、図工専科の方がおられました。阪神間の小学校は、音楽会と図工の作品展を隔年で交互に開催される学校が多く、図工の授業を重視する割合が高いようです。こういった状況も、地域によっていろいろと違いますね。地域によって「当たり前」がちょっとずつ違うので、他地域の方と話をすると、ほんとうに勉強になります。僕は「音楽」の授業が大好きなので、そういう話ならするのも好きですし、聞くのも大好きです。少し前に、「音楽」の授業の支援の具体的実践をお聞きする機会がありました。その先生は、子どもたちへの言葉かけの中で「たまごふうせん」という言葉を使われているそうです。「手は、たまごふうせん」「脇の下に、たまごをはさんでいるように」「リコーダーとおなかのあいだに 風船をはさんでいるように」「それ、いいな」と思ったので、メモしていました。子どもによってはリコーダーの指導を通級でしていることもあり、僕もその言葉かけを使ってみようと思います。イメージ化が大事だと思うので、下のサイト様の画像を使わせていただいて、写真付きの言葉カードを作って、子どもに提示してみようかな。▼たまご型ボール https://japanplus.jp/view/item/000000000001 (カサクラ商店様)イラストイメージ様の「卵の無料イラスト素材集」よりイラストAC内の風船イラスト素材より子ども同士の対話も大事ですが、教職員同士の対話も、大事です。その中から気づかされることがたくさんあります。「対話型学び」って、新しい時代の学び方のキーワードだと思うのですが、学校の先生どうしも、違う学校を含めてどんどん対話していって、自らの教え方を改善していけると、いいですね。▼コントロールが苦手な子の、リコーダーの指導 ~イメージを大切に~(2021/06/03の日記) ▼音楽会に向けた、リコーダーの指導(2023/10/20の日記) ▼「虹の彼方に」リコーダー奏に簡単パートを追加♪(2023/10/21の日記)
2023.10.29
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昨日は夕方から兵庫県の川西市に呼ばれて、そこで「インクルーシブ教育」についての話をしてきました。実はその2日前に、こんな夢を見ていたのです。自然学校で子どもたちの前に立って話をしている夢。くだらん話ばかりするので、他の先生から「早く言うべきことを言ってください」というサインを送られました。夢から覚めてから、僕なりにこの夢のことを解釈しました。これは、「あんたはいっつも、いらん話が多いんや」ということを、神様が僕に伝えてくれてるのだと。でも、昨日の会でも、やっぱり話しすぎてしまいました。用意しておいた内容の半分が終わったところで、すでに時間の3分の2を使っていました。昔から、時間配分が苦手なのです。2ヶ月前に4年生のクラスで授業をしたときは奇跡的に時間配分がうまくいったので気をよくしていましたが、僕の本質的なところは変わっていないなあ、と思いました。今、ブログの過去記事を検索していたら、ちょうど13年前にも、「時間配分」のことを書いていた記事が見つかりました。▼授業の眼目・時間配分 (2010/04/09の日記)同室複数指導(ティームティーチング)の授業の主指導って、今年初めて精力的にやっている気がしていましたが、なんと13年前にも4月からいきなりやっていて、びっくりです。まったく覚えていません。どんな授業をしていたんだろう・・・。ただ、上の反省で書いてあることは今でも思い当たるので、次に自分が全体の授業を進めるときは、気をつけておきたいです。あと、1週間後にも、今度は小野市で話をすることになっているので、そちらでの話の進め方にも留意したいと思います。「あれも、これも」とよくばるから、時間がどんどん経って、予定通り終わらなくなるんですよね。昔から、「あれも、これも」とよくばるたちなので、反省です。時間配分って、むずかしい!
2023.10.28
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を非常に苦手にしている子がいるクラスがあります。そのクラスで、1か月に1回のペースで、「漢字」をテーマにした授業を、引き受けています。といっても、9月からなので、今日がまだ2回目でした。通級担当は通級でみている児童のクラスに積極的に関与して、普段の授業におけるその子の困り感の改善に寄与するべきだと思っています。その一環としての、通級担当による、クラス全体の授業です。そういう機会をもたせてもらえていることに、感謝です。1回目の授業の詳細は、以前このブログに書いています。未読の方は、ぜひ読んでみてください。#そしてまた今回の記事に戻ってきてください。↓▼【実践】漢字の読み書きが困難な子どもがみんなと共に学び合えるようにする提案授業(小4「漢字の広場」の授業) ~僕は、こう考えたんだ。~▼【実践】漢字の読み書きが困難な子どもがみんなと共に学び合う提案授業(小4「漢字の広場」の授業)その2 ~こんな授業になりました。~では、2回目の授業の実践レポートです。今日やったばかりの、ほやほやです。基本的には今回も第1回と同じように計画しました。ただ、今回は電子黒板上に出てくるお題の漢字を読んで、動作をつけるというのを、導入でやりました。漢字だけだと興味を示さない子でも、動作をつけると、楽しそうにやっていました。たとえば「鼻血」という熟語を読んで、「鼻血が出たので鼻をおさえているポーズ」をみんなでとったりしました。ただ、こういった漢字熟語の動作化を導入に追加したことや、パワーポイントの投影で手間取ったことから、授業の最後に予定していた、各班の発表時間は、足りなくなりました。時間の見通しという点では、前回より甘かったと思います。内容的には、前回は物語づくりでしたが、今回はいくつかの漢字熟語から言葉を選んで「説明」をする文を作るといった内容でした。リレー作文にしにくいお題だったので、子どもたちの様子を見ながら、「お話がつながっていなくてもいいよ」と言っていました。ただ、発表の時間に代表で発表してくれた2つの班は、どちらも班員の考えた文が、見事につながっていました。各自が別々に考えたのではなく、班の人同士でしっかりと相談して考えたことがうかがえました。特に、最初に発表した班は、最初と最後の文を同じ意味にするという、見事な構成でした。はじめと同じような意味の文に最後にまた帰ってくるという構成です。一連の話が終わったという感じが、非常によく出ていました。中身もよく考えられていて、プロの座付き脚本家が書いたのかと思うような、見事な構成の「寸劇台本」ができていました。そうです。ただ単に「漢字を使った文づくり」をしたというだけでなく、自分たちが演技することまで考えて作られており、実際に、文を読み上げた後、班員がそれぞれの役になって、演技をしてくれたのです。発表の前に、各役割の人たちのポジションどりから始まり、4人がそれぞれ所定の位置につくところから始まったので、びっくりしました。発表時の動作化については、「今回は別に動作をつけなくてもいいよ」と言っておいたのですが、よほど前回の動作化発表会が楽しかったのか、一気にクオリティアップした本気の寸劇が披露されました。短い時間で脚本と演技を考え出した子どもたちの力に、驚かされました。前回・今回ともに、とても楽しい授業になりました。漢字が苦手な数名の子どもたちが特に意欲的に参加していたのが印象的でした。来月もまた機会をいただいているので、子どもたちが自由に考えて思いっきり自分たちの力を発揮できるように、準備したいと思います。▼LD通級担当者が通常学級に対して行う「漢字の読み書き」の苦手さへのアプローチ (2023/09/13の日記)
2023.10.24
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(この画像はAIが「インクルーシブ教育」で描いてきた絵を加工したものです。)日曜日にバリバラを観ました。「インクルーシブ教育」の特集回です。放送は金曜の夜だったのですが、録画を忘れてたので、一時はあきらめていました。でも、放送から1週間以内だったら、NHKプラスで見逃し配信がされていることが分かり、無事観ることができました。▼バリバラ▽インクルーシブ教育(1)「ともに学ぶ」ために大切なこと (NHKプラス。視聴は10/27(金) 午後10:59 まで) ※NHKプラスは、受信料を払っている人なら登録すれば無料で観られます。支援学級在籍の子もすべての時間、通常学級の中でみんなと一緒に学び、過ごす、豊中の小学校。僕が今の地域に異動してくる前の勤務市もそういう学校だったので、「共に学ぶ風景」を「僕も、まさにこういう学校にいたなー」となつかしく視聴しました。ほんとに、18年前にタイムスリップしたかのように、僕が勤務していた学校での運動会のシーンが目の前のテレビで再現されていました。#テレビではなくほんとはパソコンで再生してたけど。番組の中で、キーワードとして「不確実性」という言葉が出てきました。ほんとにそうだな、と思います。この「不確実性」が、一緒にできない不安や心配の理由として使われて分離教育につながることもあれば、その「不確実性」を許容する集団・学校・社会をつくることで、インクルーシブな空間が生まれることもあります。僕は、どうせなら、不確実性を楽しみたい、と思います。「不確実性」を、分離の理由にするのではなく、むしろ積極的に受け入れて、今、この時この場所でしか生まれない経験を大事にしたいと、あらためて思いました。出演されていたお子さんが、「過去の自分に「オイオイ」と言ってやりたい」と言われていたのも、印象に残りました。仲間と一緒に乗り越えた経験が、確実に彼を大きく成長させていると感じました。#「過去の自分」という言葉、僕が昔作った歌にも出てきたので、よけいに印象に残りました。#ついでにその歌をネットで聴けるようにしました。→♪「バリバラ」の「インクルーシブ教育」特集は、まだ続きます。ぜひ、多くの方に観ていただきたい!「共に生き、共に学ぶ」学校の姿が、ここにあります。「バリバラ」の放送は、金曜22:30からです。録画して、一緒に観ましょう!▼NHK「バリバラ」公式サイトところで、今回「バリバラ」で久しぶりにレモンさんを見ました。レモンさんの本、大好きでして、そのページのコピーをずっとカバンに入れて持ち歩いています。ご活躍のようで、何よりです。『レモンさんのPTA爆談』(山本 シュウ)▼3/26(日) オンライン無料「東京大学・インクルーシブ教育定例研究会」豊中のフルインクルーシブ小学校! (2023/03/13の日記) ▼「カナダの学校に学ぶインクルーシブ教育」(8/11オンライン学習会の案内を含む) (2023/08/07の日記) ▼フィンランドのインクルーシブ教育 ~矢田明恵「フィンランドにおける学習困難への対応」 (2023/08/15の日記)▼インクルーシブ教育について考えさせられる新聞連載「眠りの森のじきしん」 (2020/05/17の日記)
2023.10.23
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家の2階のデジタルテレビを録画できるテレビに変えたので、「ケンミンショー」と「珍百景」だけ、録画して観ています。「珍百景」は番組コンセプトが次第に変わってきて、全国の小学校や小学生でおもしろい取組をしているケースを取り上げることが増えてきたようです。先日(2023/10/8放送回)の「珍百景」では、小学生社長のことを放送していました。▼珍百景公式サイト「これまでの放送」環境問題に取り組む会社を作りたいと、小学4年生にして起業。今は小学6年生だそうです。ゴミ拾いを楽しくやって、廃材をアートにして生まれ変わらせる活動などを、世の中に呼びかけておられます。以下は、リンク先の「珍百景」のサイトで紹介されていた概要の転載です。株式会社moco Earth という会社の社長が、実は小学6年生だという光景。 社長を務める小学6年生の女の子は、小学3年生の時、オンライン学習で世界の環境問題や教育格差などについて知る機会があったそう。 何か自分にできることはないかと、オンライン上の仲間たちとSDGs部を結成し活動を始め、4年生で環境問題に取り組む企業を設立したという。 いま取り組んでいる事業は海洋汚染の問題を楽しく学ぶためのイベントで、川や海で拾ったゴミをアプリ内の通貨に換金し、地域の特産品と交換できるというもので、使用するアプリは、同年代の小学生・中学生が開発に携わっているのだとか。 (珍百景公式サイト「これまでの放送」2023年10月8日放送■小学生の起業家より)驚くべきことが、いっぱい書かれています。今はもうこの放送は観れなくなっていると思いますが、ぜひ多くの方に観ていただきたい内容でした。女の子が社長をしている会社のサイトやインスタグラムは絶賛稼働中ですので、そちらはぜひ、ご覧ください。▼会社の公式サイト▼インスタグラム僕は、いろいろなことをゲーム化するという手法にすごく興味があるのですが、こちらの会社でもゴミ拾いをゲーム化されていて、「すごい」と思いました。アプリ開発も含めて、小学生でもできるんですねー!!さらに詳しいことは、例えば次のリンク先などを見ていただけると、よく分かると思います。↓▼【サムトル】「みんなの海を守ろう!」海洋汚染問題に取り組む小学生起業家チームmoco Earthメンバーにインタビュー! (SOZOW LIFE 子どもの好奇心サポートメディア、2023/6/6記事)▼クラウドファンディング「アプリ×ゴミ拾い×アートの遊びで海を守ろう!!!」この志とそれを実現する行動力、ほんとうに素晴らしいと思いました小学生であっても、社会に直接アプローチする社長になれる世の中も、ステキですね。今はクラウドファンディングもありますし、志ある人を応援する社会になってきていると思います。社会をよくする活動は、何歳から始めてもいいですよね。僕もがんばろうと思います。「珍百景」の前にもテレビ出演されていて、そのときの番組はYouTubeで観られるようになっていました。いやあ、この子、ほんとうにすごいな。↓【挑戦】10歳で起業!ゴミ拾いから事業を考案 小学生社長が描くエコな未来 『every.特集』▼小学生の圧倒的プレゼンの実際「【神プレゼン】ホリエモンが認めた天才小学6年生が「学びのイノベーション」を提案」 (2023/01/14の日記) ▼「広島県の小学5年生の合理的配慮への道!」 (2021/10/17の日記)
2023.10.22
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前回に続いて、リコーダーの話題です。音楽会でするリコーダー奏の曲が難しすぎるので、少しでも演奏しやすいように、第2パートを作りました。曲は、「虹の彼方に」(にじのかなたに)。これは、名曲です!!#名曲なので、たしかにこれを音楽会で演奏したいという気持ちは、わかる。僕の作った第2パートを勤務校で採用するかどうかはこれから決まるのですが、そちらのほうは音楽専科の先生のご意見をいただいて、さらに修正をしています。ただし、そちらは、非公開。ここでは、僕が作った原案の第2パートのほうを公開します。実は、没になった音符も、自分としてはけっこう気に入っているところがあるんです。作るときに、「こっちより、こっちのほうがいい」と比較検討しながら作っていったので、思い入れがわくんですよね。音楽専科の先生からのご意見を受けて、勤務校の先生方に見せる楽譜は、音楽的に正しく無理のないものに修正したのですが、それでも「音楽的には確かにそのほうがいいんだけど、個人的に、こういくのが好きなんだ」みたいなところがあって、もとの楽譜も残しておくために、こうやって公開しました。#昔「星の王子さま」の劇の挿入歌を作った時も、演出家の人に言われて手直ししたバージョンを本番に使ったのだけど、実は手直し前のほうが個人的には気に入っていました。↓はい。それが、この楽譜です。 (カワイ「スコアメーカー」で演奏させています。)「虹の彼方に」(にじのかなたに)リコーダー2部 動く楽譜※再生できないときは、YouTubeの文字を押して別画面で再生してください。「虹の彼方に」のメロディは、普通に演奏すると、かなり難しいです。もともとのメロディが楽譜の上の段、第1パートです。主旋律は、とにかく音域が広い!リコーダーでミから上の音はサミングと言って親指を立てて半分だけ穴をふさぐ奏法をしますが、そのサミングが、かなり出てきます。また、シのフラットとドのシャープも出てきます。初めて見たときは、「なんじゃこりゃ」と思いました。第2パートの方では、とりあえず、サミングで鳴らす音はいっさいなくしました。また、ドのシャープも、なくしています。#シのフラットは、曲のキーとなる音なのでなくせませんでした。また、8分音符で速く指を動かして演奏しないといけないところも、演奏しやすいようにしています。運指よりも、タンギングやロングトーンの基本ができていれば演奏できるようにしました。#そういう話、前回、しましたね。実は、簡単にしたはずの第2パートと言えど、低い音はけっこう残っているので、そこまで極端に演奏しやすくなったわけではありません。たくさんの穴を両手でふさがなければならない低い音を鳴らすのは、けっこう大変ですが、そこはがんばってもらわないといけなくなりました。#もともとの主旋律パートはいっさい変更せずに第2パートを付け加えているので、主旋律が低い音のとところは同じように低い音を出さないと、そこで高い音を出してしまうと主旋律より目立ってしまうからです。そういうわけで、今回はリコーダー奏の「演奏しやすい版」を用意するという具体例をご紹介しました。こういう、「全体でおこなうもの」を、苦手な子も参加しやすいように複線化するという手法は、僕はどんどん考えていっていいんじゃないかな、と思っています。教材に合わせるのではなく、目の前の子どもたちに教材を合わせる。教材が一つしかなかったとしても、子どもに合わせた第2、第3のバージョンを新たに作る。大事なことじゃないかなあ、と思っています。あなたは、いかが思われますでしょうか?最後に、難しい主旋律を子どもたちが吹けるように運指を示した動画も以前作っていたので、そちらも貼り付けておきます。こんな難しい曲に挑戦する子どもたちに、拍手です。
2023.10.21
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音楽会前は、リコーダーの指導も、ちょっとだけしています。僕は通級担当なので、リコーダーを吹くことがとても苦手な子どもたちへの指導や支援もおこなっているのです。リコーダーの指導をする場合は、必ず、僕も自分のリコーダーを、一緒に吹きます。苦手であっても、繰り返していると、僕のリコーダーと、子どものリコーダーの音程が、瞬間、ぴったり合うことがあります。音程が合うと、音と音がひとつになり、とけあうのが分かります。それはやっぱり最高の時間だなあと思います。音楽会がせまってきていますが、音楽会の曲の楽譜が難しい場合、僕は、苦手な子に曲の練習をいきなりさせることはしていません。とりあえず、「きゅうきゅうしゃ」の音を出したりして、いっしょに音を楽しむことをしています。今日初めて一緒に練習した子は、運指はとても苦手なのですが、タンギングとロングトーンはとても上手で、びっくりしました。リコーダーを吹くと言っても、いろんな要素がからんでくるので、苦手ところだけでなく、よさにもちゃんと注目したいところです。音楽会まで、約1か月となりました。さすがにいつまでも「きゅうきゅうしゃ」をやっている状況ではありません。そろそろ曲の練習を始めなければなりませんが、曲の楽譜が、これがまた、超絶難しい。さすがにこれをこのままやるのは、ちょっと太刀打ちができないなあ、と思っています。それについては、これまでも学年の先生にお話をしてきました。そして、とりあえずこの週末に、主旋律とうまくハモれる第2パートを僕が作ってきて、提案することになりました。ここ2~3週間くらいスコアメーカーをさわっていませんでしたが、前に作った楽譜データをひっぱりだしてきて、運指の難易度を落とした第2パートをつくろうと思います。採用されるかは分かりませんが、つくらせてもらえることに、感謝です。みんながやりがいをもって臨める音楽会になるといいな、と思います。
2023.10.20
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前回、前々回と、ChatGPTに「先生」役をさせるというテーマで記事を書いてきました。▼ChatGPT(AI)に「先生」役をさせる、という発想 その1▼ChatGPTに「先生」役をさせる その2~プログラミングを習う~ 今回は、逆に、ChatGPTはウソばかり言う、という例を紹介します。前回までとは、まるで反対のことを言っているかもしれません。でも、これは、 ChatGPTに何を訊くかによるのです。前回はChatGPTにとって、「プログラミングは得意分野」ということを書きました。何事も、「当事者に訊け」です。プログラミングでできているChatGPTにプログラミングのことを訊くのは、非常に理にかなっています。逆に、「人間」のことを訊くのは、合っていません。#あくまでも、初期のChatGPTの場合です。下の動画を見たときは、抱腹絶倒、腹を抱えて笑い転げました。ひさしぶりに、おなかを抱えて笑いました。ほんとに、めっちゃおもろい動画です。AIの勉強というより、思いっきり笑ってストレスを吹き飛ばす効果の方が強いかもしれません。↓その、僕がめっちゃ笑った動画というのが、コレです!【チャットGPTで腹筋崩壊!!】話題のAIで陣内智則を調べてみたら…聞いたことないギャグ、コントが続々!!(陣内智則のネタジン、2023/05/06公開)上の動画で使っているChatGPTは無料の3.5です。有料のGPT4だと、もしかするとそこまでとんでもないウソは言わないかもしれません。#有料のGPT4では正確性がかなり上がっています。ただ、AIの傾向としては、おそらく似たところがあると思います。AIは似た名前の人間の区別がしにくく、同じような名前のいろいろな人のことをごちゃまぜにしてしまいがちです。基本的には、ChatGPTには知識を直接訊くべきではありません。僕らが今まで使ってきた「検索」と同じように使うのは、使い方を間違えているのです。特に「人間」に関する知識を訊いても、不正確な情報をさも本当のように言ってくることが多いのではと思います。そのへんの注意点もふまえて、AIを使っていかなくてはいけません。いちおう、それでもやっぱりAIに知識的なことを訊きたい場合は、Bingを使ったほうがいいかな、と思います。BingはMicrosoftのEdgeに標準で搭載されています。#他のブラウザでも、使うことはできます。AIによるBing Chatは、なんとChatGPT4を流用しているらしいです。有料の優良AIが無料で使えるんです!!#無料の代わりに、回数制限があるらしい。しかも、Bingのいいところは、出典を明らかにして情報を教えてくれるところです。だから、検索に似た使い方をするには、こちらのほうがいいでしょう。情報の出所をサイトで確認して、ウラをとることがしやすいからです。ただ、ウラをとるまでもなく、基本的にBing Chatは、わりと正しいことを言う印象があります。#AIにも個性があるんですね。AIは今後どんどんぼくたちの生活に入ってくると思います。AIを使うには、AIのことを理解することが必要です。また、AIにもいろんなAIがあるので、その違いもおさえておきたいところです。あるときはAIに学び、あるときはAIに笑かしてもらいながら、楽しく勉強していきましょう。↑これは、AIで生成した画像です。(Microsoft Image Cretorで生成。プロンプトは「Bing AI Chat」)▼授業でAI(ChatGPT)を扱う(2023/03/18の日記)
2023.10.19
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昨日のブログ記事で、ChatGPT(AI)に「先生」役をさせる、という発想について書きました。実は、僕には夢があります。# I have many dreams.僕が思いついた「将棋」の新ルールを、プログラム上で実現することです。#「軍師将棋」という全く新しい画期的な将棋です。#「軍師」という駒を登場させることで、将棋の世界が一気に変わります。既存の将棋盤と駒を使ってもできるのですが、せっかくなのでWebアプリとして、Webにアクセスしたら誰でもそれを体験できるようにしたい。そのために、「どうやって実現しようかな」という構想をここ10年くらいずっと練っています。Web上で将棋のプログラムを実現しているサイトはすでにいくつか存在します。素人が一番実現できそうなのは、Java Scriptを使うことです。そこで、今回、ChatGPT先生にその具体的なやり方を教えてもらおうと試みました。まだ「やってみた」段階にすぎませんが、次のようなやりとりをしました。「先生」としては、一気にいろいろと教えたがる傾向があるようでついていけないところがありますが、そのへんは対話型AIなので、「短い文を使って教えて」「具体例をまじえて教えて」「小学1年生が理解できる言葉で、分かりやすく教えて」「〇〇について詳しく教えて」などの注文を付けていくことで、ある程度自分のニーズに合ったものに変えていける可能性があると思います。プログラミングに関してはChatGPTの得意分野で、例として出してくるプログラムコードは、それを実際にコピペして実行できるのも、ありがたいです。#上のGPT先生のプログラム例にも、右上に「Copy code」というボタンがついています。なかなか普段は忙しくてプログラミングの勉強までは手が回らないのですが、AIの力を借りれば、やりたいことが実現できるかもしれません。「ゲーム」を作りたい子は世の中にたくさんいます。ChatGPT先生の力を借りれば、作りたいゲームを個人の力で作るのも、今までよりも実現可能性が出てきました。AIに注文を付けて代わりにやってもらうにしても、出来上がってきたものに注文を付けて改善の要望を出すには、こちら側もある程度そのことに習熟している必要があります。また、「先生」に大事なのは、「代わりに釣ってあげるのではなく、釣り方を教える」ということであり、その役割をAIに担わせるなら、AIは単なる代行業者ではなく、「教え導いてくれる人」になる可能性があります。みんながそれぞれの夢を、AIを先生にして少しずつかなえていける、そんな世の中がすぐそこまで来ているかもしれませんね。▼授業でAI(ChatGPT)を扱う(2023/03/18の日記) ▼Googleの生成AI「Bard」が説明してくれたこのブログのこと(;^ω^) (2023/09/22の日記)▼LINEでChatGPT!「AIチャットくん」 ゲームブックもできる! (2023/03/12の日記)▼【注意喚起】詐欺サイトがAI技術により、本物そっくりな見かけを偽装しやすくなっています!(2023/09/21の日記)
2023.10.18
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「ChatGPT4がスゴイ」という噂を、いろんなところで聞くようになりました。「ChatGPT」についてはこのブログでも何度か取り上げています。いわゆる「生成AI」の代表格です。#「GPT」の後の数字はバージョンを表す数字です。#無料版は「3.5」です。#「4」になると有料になります。あまりにも話題なので、僕もいろいろと情報収集をしながら、「お金を払って4を使おうかなー。どうしようかなー」と検討中です。#お金を払うと決断するまでに2週間ぐらいは情報収集に明け暮れます。情報収集の一環として、このあいだ、中田敦彦のYouTube大学で「ChatGPT4」の解説動画を見ました。【GPT-4の使いこなし方②】AIの上手な活用方法は「入力が7割、調整が3割」(中田敦彦のYouTube大学、2023/04/05公開)動画のほとんどはすでに知っている内容だったのですが、最後に紹介された活用法は知りませんでした。そして、それは驚くべき活用法でした。なんと、AIにこちらから質問するのではなく、AIのほうから質問をさせるというのです。「そんなことできるのか!」と思いました。先ほどの動画の中の、その説明の部分を再生させるリンクが、下のものです。ちょっと見てみてくださいな。▼14:46 「秘書→教師」の説明(動画は先ほどのもの。再生すると、途中から再生されます。)解説動画は有料版の「ChatGPT4」のものでしたが、似たようなことは無料版でもできるだろうと思い、さっそくやってみました。以下は、実際に僕が「ChatGPT」(無料版)とやりとりしたものです。「Ni」は、「Nikatoma」(=僕)です。どうですか?GPT先生は、ちょっと日本語の使い方がおかしいところがあったり、意味不明なことを言ったりすることはありますが、そしてちょっと間違えますが(笑)、じゅうぶん「先生」役をやってくれていました。お金を払っていないので「GPT4」では試せていませんが、こういう使い方が日常的にできるようになると、「勉強の壁打ち」みたいなことが自主学習でできることになります。勉強したいことについて、GPT先生に注文をつけながら、やさしく教えてもらうことも、できるようになります。おっと、これでは「勉強を教えるだけの学校の先生」はいらなくなるかもしれませんね。#個人的には、学校の先生の仕事は勉強を教えることではないと思っています。2023.10.18追記この話題は、次回以降もつづけます。今日の20時に続きを公開します。▼驚異のAI「ChatGPT」について分かりやすく解説します!(2023/02/28の日記) ▼「Google」アプリの「宿題の解き方」機能 (2023/02/25の日記)▼パワポで4コママンガを制作。そのタイトルは、「三国志2世」! (2023/03/27の日記)
2023.10.17
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土曜日は勤務校の運動会でした。超久しぶりの音響・アナウンス担当でした。初任校以来ではなかったかと思います。少しミスもありましたが、がんばりました!#5年生の入退場曲に僕が選曲した「気まぐれロマンティック」が今も頭の中でずっとこだましています。そして翌日日曜日は、兵庫県加東市のミュージックフェスに行ってきました。出演者の方がみなさんとびきりの笑顔で、とにかく明るく元気!はじける笑顔に、こちらもとても楽しくなりました。めちゃめちゃよかったです。Facebookでご案内いただいた、出演者のおじょんさんに改めて感謝申し上げたいと思います。トップバッターで出てこられた方は知らない方でしたが、さすがフェスのトップを飾るだけあって、会場の空気をあたためるすごい方でした。いっぺんにファンになりました。ぜひまた聴きに行きたいと思います。なんと、加東市の市役所職員とのこと。だから芸名を「役所タケシ」と名乗っておられるそうです。加東市はすばらしい人材をお持ちですね!そんな市役所なら、用事がなくても、ぜひ行ってみたいです。(笑)僕もいちおう公務員をしながら趣味で音楽をしているので、こういう方が近くにいらっしゃると、本当に勇気づけられます。やっていることが飛び抜けていて、「情熱」って本当に大事だなあと思いました。あとは、「企画」ですね。歌がめちゃめちゃうまいだけでなく、企画としての面白さも併せ持つ、すごい公務員アーティストです。ライブで聴くのが一番感動するのですが、今回のライブで披露された曲(ネタ?)2つがYouTubeにも上がっていましたので、そちらをご紹介しておきます。ぜひ、ご覧下さい。役所タケシさんがあたためたステージ上の熱気は、最後まで消えることなく、その後も、超実力派アーティストさんのとびきりの笑顔と迫力のプレイで、どんどんヒートアップしていきました。いやあ、すごかった。ワタナベフラワーさんのステージの際に少しだけ撮影タイムがあったので、そのときの写真を1枚だけ公開します。#熱気が伝わるかな?役所タケシさんらに負けないように僕もがんばろう、と思いました。僕の動画もついでにはりつけておきます。↑役所さんに負けてない?(笑) これは10年前の動画だけど、今もこれぐらいのことができるかな??▼運動会YouTubeライブ配信を実現するまで ~著作権への対応について~ (2021/10/06の日記) ▼最高のジャズが聴けるアニメ映画「BLUE GIANT」をとびきりの音響で聴く映画館! (2023/05/05の日記)
2023.10.16
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昨日、ネットでのお試し無料契約の落とし穴について書きました。おそらく僕がはまった落とし穴は、「以前もそのソフトのお試しを利用していたので無料対象外だったが、それに気づかずに再度お試し利用を申し込んで、有料課金された」ということだったのではないかと思います。ネットでの買い物とかソフトのダウンロード、利用契約については、今の時代、すべての人がおこなう可能性があると思います。だからこそ、学校でもすべての子どもたちにしっかりと教えておくべきだと考えています。知らないと、気づかないあいだにお金を取られ続けていたりするかもしれません。買い物系で有名な学校で習う知識と言えば、「クーリングオフ」。勧められた時には「いいね」と思って契約したけど、冷静になって考えてみると「いらない」ことが分かってキャンセルしたい時、8日間はキャンセルできることが保障されている制度です。消費者を守るこういった制度は、学校段階でしっかりと周知しておくことに意味があると言えます。前回も書きましたが、外国に本社をおく会社にお金を払う機会がかなり増えています。そこで、「外国にもクーリングオフってあるの?」というのが気になったので、調べてみました。少し調べるだけですぐに出てきました。たとえばアメリカのクーリングオフは3日間だそうです。やはり、消費者を守る制度は日本のほうが基本的に整っていて、外国では「あくまでも自己責任」として個人に責任を負わせる傾向が強いのかな、と思いました。そうなるとますます、ひとりひとりが「知っておいて、気をつける」ということが重要になります。今回いろいろと調べていると、「ネットショッピングにはクーリングオフは適用されない」ということが分かりました。たしかに、クーリングオフは自宅に勧誘に来るなど、「不意打ち」的に営業されて契約するケースに適用されるケースです。自宅でパソコンの前で十分吟味する時間が合ったのに、衝動的にろくに注意もせずに買ってしまった場合には、クーリングオフは適用されないでしょう。やっぱり、ネットでの消費活動は、よくよく注意してやらないといけません。この記事は、自戒をこめて書いていますが、皆さんのお役にも立つようでしたら幸いです。(参考リンク)▼クーリング・オフ制度(無条件解約) (武雄市役所「たけおポータル」内)▼通信販売はクーリング・オフできません!! (筑後市役所サイト内)
2023.10.15
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クレジットの引き落とし明細。忙しいとあまりちゃんと確認しなかったりするのですが、今日は運動会が終わって一区切りついたので、ちゃんと確認してみました。すると、身に覚えのない引き落とし額を発見!その額、12150円。どうやら、これは「お試し3ヶ月無料」につられて契約したソフト。お試し条件を満たしていなかったためか、引き落としがされていたようです。たしかにこのソフト、契約直後に契約期間を見てみたら、3ヶ月ではなく1週間だったので、「まちがいかな?」と思った記憶があったのです。いちおうPCのメモとしてそのときの記録は残していたのですが、契約は解除しないまま、1ヶ月が過ぎていました。今回のことはショックでしたが、その会社はちゃんと今までの履歴も確認できるようにしてくれていたので、さらに調べてみると・・・・同じソフトで1年前にも12150円引き落とされていたことが分かりました!いちおう、ちゃんとした会社のちゃんとしたソフトのようですが、本社が海外の会社のようで・・・。これ、気をつけないと、やばいなあ。日本の会社だと親切で「無料でのお試しの条件に該当していませんがいいですか?」のような確認をしてくることがありますが、僕の経験では海外の会社だとそういうことはほとんどしてくれません。契約前に提示される、ずらずらと長い文字列の中にそういう条件が書いてあったとしても、「当然それを読んで申し込みしていますよね?自己責任ですよね?」と言われちゃうと、たぶん、どうしようもないんだろうなあ。今回の会社はユーザーが自分のアカウントでログインした後に、ユーザーが操作しさえすれば、契約している内容等についてはかなり詳細に確認できるものでした。会社としては、「情報は隠さずにオープンにしています。気になったらすぐに調べられるようにしています」という姿勢が感じられます。そうすると、悪いのは明らかに、ちゃんと確認していなかったこちら側です。海外では、自分の身は自分で守るのが当たり前。今は海外の会社がどんどん日本人相手にネットで商売をしているので、こういうことは、十分起こりえます。今回は勉強代だと思って、あきらめます。これから、気をつけよう・・・。引き落とし明細ではその上の10000円の支払先も記憶になく、こちらも調べてみました。そちらは地域通貨電子マネーの会社でした。正体が分かって、納得済みの購入だったので、こちらはOK。みなさんも、お気をつけください。いまはネットで外国の会社からものを買うのが当たり前の時代。こういう学習は中高生ぐらいになったら、必須なのでは、と思いました。いちおう、ネットショッピングについては、家庭科で習うのかな。ネットショップの契約状況の確認、クレジットカード等の利用明細の確認はやっておいたほうがいいですよ!ほんとに!!▼ネットショッピングの疑似体験ができるサイトなど (2023/05/23の日記)
2023.10.14
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『6カ国転校生』という本に書かれた、諸外国の学校での様子を参照していきます。今回が、第3回。▼第1回:日本と外国の学校の違い! ~『6カ国転校生』その1▼第2回:日本と外国の学校の勉強の違い! ~『6カ国転校生』その2『6カ国転校生 ナージャの発見』(キリーロバ・ナージャ、集英社インターナショナル、2022、税別2200円)今回は、第1章の最後のほうで出てくる「夏休みは?」というテーマについて、参照したいと思います。外国というと夏休みが長いイメージですが、本書を読むと、それだけでなく、昼休みも長かったりして、「休み」に関する考え方からして違うという印象を持ちました。「夏休み」の項ではロシアのことが詳しく書かれています。ロシアの学校の夏休みは3ヶ月もあるそうです!でも、その休みは、基本的に「必要なもの」「大事なもの」ということが、語られています。・ゆっくりするのは意外と大人でも子どもでもいちばん重要なことだ。 3ヶ月もあって暇だと思う人がいるかもしれないが、ロシア人はみんな子どものころから休むことをしつけられているし、それを自分なりに楽しむことができる。(p104)・たくさん休んでいるからといって特に他の国に比べて学力に差はない。 むしろ進んでいる教科だってあるかもしれない。 休むってなんだろう? 休みそのものが人生の自由研究なのかもしれない。(p105)「休み」について、非常に考えさせられる内容でした!日本人は特に、「仕事のしすぎ」と言われることがありますよね。僕も、仕事のしすぎだと自分で思っているので、もっと休みたいと思います。。。というわけで、今日はここまで!▼夏休みの宿題 多過ぎ問題 ~宿題改革の先進的実践に学ぼう!~ (2023/08/25の日記) ▼工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』 (2021/07/06の日記) ▼細貝駿『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』 (2021/08/16の日記)
2023.10.12
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昨日の続きです。『6カ国転校生』という本に書かれた、諸外国の学校での様子を参照していきます。『6カ国転校生 ナージャの発見』(キリーロバ・ナージャ、集英社インターナショナル、2022、税別2200円)今回は、さらに思いっきり、学習面の評価に関するところに、切り込んでいきます。まず、p58に、いろいろな国での数字の書き方が書かれています。同じように見えても、微妙に、数字の書き方が違います。日本では、他国の数字の書き方が認められず、バツになったそうです。このあたりにも、日本の「みんなと同じでないと、ダメ!」という画一主義的・形式主義的なところがうかがえます。ブログだと数字の書き方の違いを説明しづらいので、ここについては、ぜひ本書を読んで確認してもらえればと思います。この第1章の「数字」の項は、読み物としても大変おもしろく、また、考えさせられるものです。ここのところだけを教材として使って、子どもたちと一緒にこれをテキストに「数字の書き方」について考えてみるのも、おもしろいかもしれません。おっと、なんと検索していたら本書の元になったと思われるWeb上の記事が見つかりました。せっかくなので、リンクをはっておきます。「数字」に関するエピソードはぜひ読んでほしかったので、ちょうどよかったです。▼日本の学校では、数字の書き方も個性より形だった。 (キリーロバ・ナージャ、「電通報」2016/5/19記事)本書では「数字」に続いて、「テスト」についての各国の違いも、詳細にリポートされています。「テストはこうでないといけない」という思い込みも、いろいろな国のテストのやり方を知ることで、解消されていくかもしれません。1つだけ、アメリカのテストの例だけ、すごく印象に残って「いいな」と思えたので、引用させていただきます。・出し方もさりげないし、用紙も構えた感じではなくテスト感をあまり感じない。 何度もやり直せたし、「できない」「わからない」という感覚もあまりなかった。 みんな最後はできる、正解にたどり着ける。 なんだかとても不思議だった。 「これはテストだよね?」と毎回疑ってしまうほどだ。(p68より)具体的にどんなテストなのか、ぜひ見てみたいと思いました。日本のテストの問題点として僕がなんとかしたいとおもっているのは、「できない」「わからない」と感じさせてしまう点です。それをどうやって解消しているのか?好奇心はつきません。ちなみに、「テスト」の次には「満点」に関して書かれています。満点も、日本では「百点満点」をめざしてテストを受けるけれど、これも、国によってちがうんですねー。ほんとに、日本だけしか知らないなんて、井の中の蛙もいいとこだ~。「満点」の項の最後に著者は「採点システムを柔軟に変えていくことで、どんどん子どもたちのやる気を引き出していけるかもしれない。」(p73)と書かれています。本当に重要なヒントをいただいた気分です。世界各国のいろいろなエッセンスを取り入れて、子どもたちの自信ややる気につなげていけるといいですね。本書の内容は大きく2つの章に分かれています。ここまで見てきたところは、すべて第1章「ナージャの6カ国転校ツアー」の内容。次回は、第1章の最後のほうで出てくる「夏休みは?」というテーマについて、参照したいと思います。(P99以降)これもまた、「休み」について、非常に考えさせられる内容でした。興味がある方は、また次回も、見に来てくださいね。第3回につづく!▼工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』 (2021/07/06の日記) ▼わり算の筆算で手書き数字が雑で読み違えてしまう子のためのエクセル筆算シート (2021/12/22の日記) ▼細貝駿『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』 (2021/08/16の日記)
2023.10.11
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昨日・おとといと、アメリカやイギリスの教育の話が出てきました。ブログを見に来て下さっている方は、きっと「外国の教育ってどうなっているのかな?」と気になっていることでしょう。#きっと、そうでしょう。そこで今回は、『6カ国転校生』という本に書かれた、諸外国の学校での様子を参照したいと思います。『6カ国転校生 ナージャの発見』(キリーロバ・ナージャ、集英社インターナショナル、2022、税別2200円)本書は、実際に子ども時代に6カ国を転校生として渡り歩き、諸外国の学校に児童生徒として学んでいた筆者の体験談が語られている本です。非常に具体的に体験を綴っておられるので、臨場感たっぷりで、おすすめの本です。説明だけでなく、イラストも豊富に掲載されています。教育に関心がある方なら、ぜひ、読んでほしいと思います。僕は、良質の絵本を読んだ後に得られるような「気づき」を、この本を読んだ後に得られました。きっとあなたも、「日本の当たり前」が世界の当たり前ではないことに、気づくと思います。たとえば、普段の筆記具。日本では、当たり前に、鉛筆を使っていますよね。でも、ロシアは、ペンなんです。ほかにも、ロシアでは朝食が学校で出るとか、驚くべきことが、いっぱい書いてありました。フランスでは、「多くの人は家族と一緒にお昼を食べるために家に帰る」んだそうです。「親も同じように長めの昼休みがあって家に帰って食べる人が多い」のだとか。(p52)それぞれの国民性が表れていて、おもしろいなあと思いました。一方で、前回・前々回と同じく、「これでいいのか、日本!?」と思えるエピソードもありました。この本自体は基本的に、それぞれの国のやり方は違っているけれど、それはそれでいい、といった書きぶりで書かれています。ただ、僕には、次のエピソードなどは、かなり気になりました。・わたしは、12歳からベジタリアンになったのだが、そうすると日本の給食で食べられるものはほとんどない。サラダにもハムが入っていたりするし、スープには肉系のエキスが、ごはんは鶏の炊き込みだったりする。そうすると、わたしが口にできるのは牛乳だけ。ほぼ1年間、多くの日、牛乳だけを飲むことが続いた。(p56より)日本に来たら昼食に食べられるものがほとんどなくて、牛乳だけ飲んでそれで給食時間は終わりということが1年間続いたとは・・・「それでいいのか、日本!?」と思いました。ただ、筆者は今ではもうずいぶん大人になっています。この本は自らの子ども時代の各国での学校での生活を、大人になってから思い起こして書かれたもの。なので、今の話ではなく、過去の話なのです。だから、今ではずいぶん違ってきていることも、あると思います。上に出てきたような日本の給食のエピソードも、今ではアレルギー対応などが進んできたこともあり、かなり個別の事情に対応した給食の提供がされるようになったのではないかな、と思います。#アレルギーの子は増えているような気がする。#食べられない食材を除去した給食が個別に提供されることが増えてきていると思う。本書では、単純なモノや環境のちがいだけでなく、それぞれの国の教育で重視していることもかなりうかがえました。それが、とてもおもしろかったです。たとえば、次のようなことが書かれていました。・イギリス → 「ここは個人戦ではないんだ」(p37)・フランス → 「意見を述べないとここにいる意味がなくなる」(p37)・アメリカ → 「目的に応じて座り方を変える」(p39) 「能力に応じて問題を変えることができる」(p39) 「整列するという概念などなかった」(p44) 「ここではカラダを動かすことを楽しむのが体育の目的」(p45)本書は非常に興味深い内容が多く書かれている本なので、また次回も、続きを参照したいと思います。今日のブログは、p57までを読み返しながら書いたので、次回はp58以降を読み返していきます。興味がある方は、また次回も、見に来てくださいね。▼「個別の指導計画」はどうあるべきか?~イタリアやカナダのインクルーシブ教育をふまえて~ (2023/08/14の日記) ▼フィンランドのインクルーシブ教育 ~矢田明恵「フィンランドにおける学習困難への対応」 (2023/08/15の日記) ▼細貝駿『小学校教師を辞めて、世界の学校を回ってみた』 (2021/08/16の日記)
2023.10.10
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この3連休はLD学会の広島大会が開催されています。僕は、現地ではなくオンラインで動画視聴。仕事がたまっていて広島に行っている状況じゃなかったので、オンライン参加にしておいてよかったです。#広島は行きたかった。#広島焼き食べたかった。講演動画が山ほどあって、びっくりしました。持ち帰り仕事の目処がついたので昨日から見始めています。アメリカの支援教育やゲーム障害への対応などについて、詳しい話が聞けました。#ゲーム障害の子のための体操は自分でやって効果を確かめたよ。#ゲーム障害の講演を聞いて運動しないとと思って散歩に出かけたよ。LD学会では国内のことだけでなく、海外の支援教育の実情も、よく報告されています。特に今回の広島大会では、アメリカのIEP(個別指導計画)に絞って報告された広島大学の川合紀宗(かわいのりむね)先生のご報告が、とりわけ視聴しがいのある内容でした。「米国のIEPはどのように作成されているのか 経験者は語る」という講演動画です。インクルーシブ教育に詳しい落合俊郎先生のご紹介を受けて登壇されました。そういったところからも、インクルーシブ教育につながるお話がきけるかと、期待しながら視聴しました。「まずは通常級でできることをやってみる」「勝手に専門家だけで決めてはいけない。IEPミーティングには、保護者・本人も入ることが重要。」「日本は障害があるかないかの2層で考えがちだが、アメリカは3層で、フォーカスを当てて支援をしている」(RTIの考え方)「IEPフォームの中にアコモデーションやモディフィケーションの枠は以前はなかったが、追加された」などのことが、語られました。日本が参考にすべき点がたくさんあるんじゃないか、と思いました。お話の中では「アメリカはインクルーシブ教育を重視しているけれど国連の言うとおりにはしたくないので障害者権利条約は批准しない。むしろ国連より先んじたことをやりたい」ということも語られました。アメリカの人間っぽいところが感じられて、おもしろかったです。LD学会は会員数が多く、発達障害関係の多岐にわたる最新情報を定期的に入手することができるので、学びたい人にはおすすめです。今回の大会のオンライン参加のみを今から申し込むこともできます。気になる方はこのブログ記事の冒頭のリンクから、大会ホームページに行ってみてくださいね。▼オンラインのLD学会は、参加障壁が低い!(^0^) (2021/12/08の日記)
2023.10.09
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少し古いブックレットですが、推薦されていたので読んでみました。『学力を問い直す 学びのカリキュラムへ 』(岩波ブックレット 548)(佐藤 学、2001、岩波書店、税別480円)前半は少し僕の考えとは違うな、というものもあったのですが、後半になるにつれ、古くて新しい主張に、ひきこまれました。読んでよかったです。少し前に読んだ本に書いてあった「学力とは幻想である」という主張が、22年前のこの本ですでにされていたことに驚きました。佐藤学さんは、学力を「貨幣」に喩えられていました。・学力が「貨幣」であることは、いずれも観念によって抽象化された想像の産物であり、経済社会の状況に応じて、実質以上の価値を持つこともあれば、実質を伴わないと貨幣が紙くず同然になるのと同様に、無価値になってしまう危険があることを意味しています。(p30より)本書では、「基礎学力の徹底」は、すでにアメリカで失敗に終わっている、ということも報告されています。アメリカでそういった運動があったとは、知りませんでした。1980年代初頭のことだそうです。アメリカなので、英語で言いますと、「back to basics(基礎に帰れ)」という運動だったそうです。運動の失敗の要因として、佐藤学さんは「基礎的な知識や技能であればあるほど、反復練習のドリルによる習得ではなく、経験を通して機能的に習得されることを認識していなかった」(p42)などの要因を挙げておられます。また、本書第5章には、習熟度別指導や少人数指導について、書かれています。その冒頭で、次のようなことがはっきりと書かれてあり、これにも、驚きました。・1960年代から1970年代のイギリスの小学校における「能力別編成」の廃止の歴史が示すように、「習熟度別指導」は公立学校が立脚すべき民主主義に反する差別の教育(p49より)昨年、国連が日本の「特別支援教育」について、「能力で分けるのは差別の教育」と批判したのは記憶に新しいところですが、すでに50年以上前に、「能力で分ける」ことの是非に決着がついていたとは、知りませんでした。国連の勧告では障害の「社会モデル」を1歩進めた「人権モデル」がもとになっています。「人権モデル」は最新の考え方なのかと思っていましたが、知らなかったのは僕だけで、全然最新の考え方でもなんでもなかったみたいです。日本ではまだまだ「能力で分ける教育」を志向する風潮がありますが、世界ではとっくに差別的な教育として廃止されていたということを知りました。佐藤学さんの本書では「世界の学校ではすでに20年前に克服されています。」(p51)と書かれています。本書は22年前のものですから、現在の時点から数えれば「世界の学校ではすでに42年前に克服されている」ということになります。国連の勧告はこういった状況をふまえてのものなのですね。日本だけを見ていると、「障害があって通常学級の勉強について来れないものは別の教室で学ぶ」とか、「能力に応じたクラスで学ぶ」といったことがいかにも正当化されて聞こえるのですが、当事者の人権を起点にして考えると、「能力差を包摂した場」ですべての人が尊重されることが大切なのだと思いました。なお、「能力別編成」については、それが「学力」を高めるために無意味であるとまでは、本書では書かれていません。もしかすると効果としてはそれなりにあるのかもしれません。しかし、諸外国では「たとえ効果があったとしても、差別的なので、やらない」ということなのだと思います。それがいかに差別的かは、具体的にイメージすると、分かってきます。1組と2組があり、1組は学力が優秀な者で構成され、2組は学力に劣る者で構成されているとします。そうすると、1組の人は、2組をばかにするようになりませんか?2組の人は、劣等意識を植え付けられませんか?本書でも書かれていますが、いわゆる昔ながらの「勉強」というものは、そんなに大事なものではありません。古い「勉強」観を脱して、未来の教育を論じる必要性が、今こそ高まっています。(画像提供:写真AC)▼「能力という名の信仰」 ~孫泰蔵『冒険の書 AI時代のアンラーニング』その5 (2023/08/21の日記)
2023.10.08
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Wordでしょっちゅうあるちょっとした困りごと。今から、叫びます。空白のページが2ページ目に勝手にできる!そのページを消しても、消えない!印刷すると、空白のページも印刷されて、紙のムダになる!この現象、どうやら、表を使った後、その次のページで空白のページができるというもののようです。Wordへの表の挿入って、便利なので、わりと使うんですよね。でも、続きのページが勝手にできて、それはいらないのに消せないので、毎回イライラしていました。この、積年の悩みが、今日ついに解決したので、書いておきます。↓こちらのサイト様の説明の、最後のやり方で、消えました!▼Word(ワード)の空白ページを削除する方法! 複数ページや文書末の削除方法も解説 (All Aboutデジタル内記事、2023年10月06日更新)なんでも、やり方があるものですね。ただ、段落記号を「隠し文字」にして、さらに「編集記号の非表示」をしないといけないなんて、わりと面倒な作業です。Wordのバージョンアップで最初からこの現象が起きないようにしてくれるといいなー。今、運動会の曲を編集するかたわら、「指導案」なるものも書いています。なかなか進みませんが、とりあえず、ちょっと進んだ気がするので、今日はここまでにします。#ぼちぼちいこうぜ▼Word文書でルビ付き漢字の読み上げをさせる方法 (2021/09/02の日記)▼『パソコンの(超)便利技ランキング』 (2007/10/10の日記)
2023.10.07
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今年は運動会で大役があたっていますが、忙しくてなかなか準備ができていませんでした。この3連休で、やっちゃいます。運動会で鳴らす音楽の選曲!駆け足曲で数曲、まだ決まっていない曲があります。帰りのクルマの中で、ある程度候補を絞りました。運動会の音源としては、コロムビア・オーケストラのCDがよく使われます。2023 アニメ&キッズ・ヒット・マーチ(コロムビア・オーケストラ)しかし、今回見つけたのは、それとはまた別の演奏団体でした。その名も、アンサンブル・アカデミア!その演奏曲は多岐にわたっており、「なんと、こんなものまで!」という、オドロキのラインナップが見つかりました。最新曲は見つかりませんでしたが、僕の大好きな古めの曲がけっこう入っていて、個人的にはかなり感涙物でした。EMIプレミアム・ツイン・ベスト:キッズ・マーチ ~みんなげんきにうんどうかい(アンサンブル・アカデミア)↑AppleMusicにリンクしてあり、試聴できます。今回の運動会の合ったものを選ぶので、僕の趣味で選ぶわけではありませんが、サウンド的にはかなりいい感じの演奏でした。コロムビア・オーケストラ同様、こちらも使えそうだな、と思っています。ちなみに帰宅後のパソコンで判明したのですが、Apple MusicはWeb上でもサインインすれば、普通にアプリと同じように登録済みの曲を再生したり、曲を見つけたりすることができました。インストールしなくてもWeb上で使えるWebアプリは、便利ですね。▼運動会のBGMで耳をふさぐ子がいたら、BGMのエフェクトを試してみよう(2021/09/08の日記)
2023.10.06
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学校の校務支援システムが新年度から新しくなるそうです。校務支援システムというのは、教職員用の専用の校務用ソフトで、名簿管理や成績処理などに使うものです。そこで、「どんな機能があれば、現場の人間として助かるか」について、考えてみました。すると、あるアイデアを思いつきました。学校の業務においては、「今年度も昨年度と同じように設定したい」ということが度々あります。たぶん、学校に限らず、民間の会社でも、こういうことはよくあるのではないかと思います。そこで、「昨年度の設定を呼び出す」というボタンがあると助かるのでは、と思いました。校務支援システムの場合で、具体的に言いましょう例えば、1年生2学期の国語と算数のテストの設定を昨日していたのですが、単元テストの内容は、ほぼ昨年度と同じなのです。「なんじ なんじはん」のテストをしたら、その次は「おおきさくらべ」のテストをして、その次は「3つのかずのけいさん」をする、といった具合ですね。僕は1年生の担任ではないのですが、1年生の学年が今超絶忙しいので校務支援システムに詳しい僕が代わりに設定をしていました。そこで、自分はよく分からないけれど、とりあえず、これ、昨年通りを基本にして、担任の先生にそれを見せて、「今年は何が違いますか?」と聞けばいいのではないかと思ったのです。だから、昨年度の設定をいったん見て、スクショをとってワード上にスクショをはりつけて、印刷したものを1年担任の先生に見せました。「基本的に昨年度と一緒です」と言われたので、印刷したそれを見ながら、僕は、昨年度とほぼ同じことを、いちいち入力して、設定していきました。そこで、「これ、ワンタッチで呼び出せたらいいんじゃない?」と思った次第です。YouTubeでは、新規投稿をするときに過去の履歴を呼び出して「詳細」を再利用することができます。概要欄とかのテキストなどですね。これが、けっこう便利なのです。#YouTuberは語る#Nikatomaチャンネルを登録してね学校の校務支援システムも、履歴呼び出し再利用ができるだけで、ずいぶん便利になる気がしていますが、いかがですか?もちろん、過去の履歴を呼び出していったんそれで設定をしても、後で今年度用に修正を加えることは、可能です。実際、今回のテストの設定でも、今年度に実際に子どもたちがしたテストの実物を見て、今年度用に少し変えたところが、少しありました。ただ、大枠が一緒であれば、それをイチから入力していく手間を減らすことは、重要です。校務支援システムを作っておられる業者様におかれましては、ぜひ、実装のご検討をお願いします。また、実際にそういう機能を使っておられる学校がありましたら、ぜひ、教えていただきたいと思います。↑上の画像は「写真AC」によるフリー画像です。 職員室の机上の紙資料、減らしたいですねー。みんなで知恵を寄せ合って、ICTによる業務改善を進めましょう。このブログ記事へのコメント、お待ちしています!(参考リンク)▼校務支援システムの導入の手引き(文部科学省、平成28年3月)▼ChatGPTで教職員の業務改善を図る!(2023/08/09の日記)▼「デザインAC」の生成AIが、パワポのプレゼンも自動で作成!(2023/07/29の日記)▼月100時間もの残業を放置する「定額働かせ放題」=給特法 抜本改善署名(2022/05/08の日記)
2023.10.05
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「空は今」という、大好きな曲があります。ある年の6年生が、勤務校の音楽会で歌った曲です。1回聴いただけで、すごく心にしみわたってきました。この曲の作成の経緯を知って、さらにこの曲が、大切な一曲になりました。この曲は、原爆の落ちた後の長崎を思って作られたそうです。あまりにも大好きなので、先日、この曲の動画を作りました。※埋め込み再生で再生できないときは、YouTubeの文字を押してください。聴くのも大好きですが、歌うのも大好きです。この曲を歌うと、不思議なことに、力みがとれて、やさしく柔らかい歌声に変わっていくのが分かります。後世に語り継ぎたい歌です。上の動画は「スコアメーカー」の歌声ですが、せっかくですので声楽のプロが歌われた「空は今」を見つけましたので、その動画も紹介させていただきます。↓この曲を聴きながら、長崎や広島の空を思うのも、いいかと思います。少し前に、「どこでもドア」という、広島などに実際に行った気分になるサイトを見つけました。そちらに広島の平和記念公園と原爆ドームがありました。ただ、残念ながら、長崎はそのサイトにはありませんでした。↓よかったら、そちらも、アクセスしてみてください。 どちらも「どこでもドア」の行き先です。 リンク先で「入る」を押すと、その場所に入ることができます。【広島】平和記念公園【広島】[世界遺産] 原爆ドーム▼「どこでもドア」とは?(公式サイトの説明より)▼【動く楽譜】「明日の空へ」ミマス(歌付き) 公開!▼国語教科書「たずねびと」の原爆について教える~井上ひさし『父と暮らせば』
2023.10.04
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勤務校の小学1年生向けに、前に作った動画をさらに子どもたちに見やすく、授業で使いやすいように改善しました。音楽会で歌う歌、「ここは友だちせいさくじょ」です。とにかく歌詞を大きく表示させたかったのですが、動画にテキストをタイミングよく貼り付けていく手間を惜しんで、スコアメーカーの歌詞の表示部分だけを拡大し、画面収録をし直しました。キーは原曲キーのニ長調に戻しています。カワイの「スコアメーカー」は歌詞が入力できるだけでなく、そのフォントやフォントサイズなども変更できます。やり方は、曲の開始時点において、歌詞のリボンの開始点の左側をワンクリックして、歌詞リボン全体を選択し、プロパティで「歌詞スタイル設定」を開きます。ただ、文字サイズをあまり大きくすると、音符が詰まっているところで文字同士がかぶってしまうので、かぶらない程度にしました。同時に、画面全体の拡大比率もぐんとアップして、画面録画をし、動画にしています。(画面録画は、専用ソフトを使用。)「スコアメーカー」は楽譜作成ソフトなので、1番と2番の歌詞が両方載った楽譜が表示されます。子どもたちが迷わないよう、動画編集ソフトで途中の何か所かに、矢印を挿入し、「こっちを歌うよ」と示しています。本当は、リピート記号やコーダなどをすべて展開して横一列にする方法があれば、矢印の必要もなく、次の歌詞が常に右に見えた状態で歌い続けられるので、そのほうがよかったのですが、「スコアメーカー」にはリピート記号の展開機能はないようでした。▼「スコアメーカー」で合唱譜に初挑戦!驚愕のクオリティ!(合唱「ここは友だちせいさくじょ」) https://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/202307200000/▼ 【合唱】【動く楽譜】「ここは友だちせいさくじょ」※ハ長調ハモリなし版 https://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/202307230000/ ▼ 「ここは友だちせいさくじょ」ピアノ伴奏YouTube動画を公開♪ https://plaza.rakuten.co.jp/kyouikuuseful/diary/202309100000/
2023.10.03
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昨日のブログ記事で、「オクトーバーラン&ウォーク」を紹介しました。昨日は初日だったので、はりきって歩きました。朝散歩以外にも、ローソンまで行く用事があったので、3km先のローソンまで草履(ぞうり)で歩いていきました。#なぜ、草履すると、行きの3kmで右足の指の皮がむけてしまい、出血。帰りの3kmは右足の薬指を浮かしながら草履で歩いて帰ることに・・・。草履やわらじで毎日歩いていた昔の人の苦労がちょっとわかりました。草履での長距離移動の際は、注意しましょう。ちなみに、ぞうりとわらじの違いを知っていますか?草履(ぞうり)はスリッパみたいなもので、わらじは、足首に固定できるようになっているそうです。#忍者ハットリくんは、わらじばきです#今度からわらじに変えようかなそんな昔の人気分を味わいたくなったのは、実は、あるウォーキングアプリのせいなのです。1か月ほど前に、ウォーキングアプリの新作として、「信長の野望 出陣」がリリースされたのをご存じでしょうか?無料のスマホアプリです。(課金をすることは、できます。)▼「信長の野望 出陣」公式サイトこのアプリの企画がなかなかいいので、ご紹介します。たとえば自分の近所を歩いているとします。かりに「猪鹿町」だとしましょう。猪鹿町には猪鹿町の拠点があり、そこを攻め落とすと、猪鹿町が自分の領土になります。自分の住んでいる町が領土になるんですよ!これは、画期的です。町の範囲が広い場合は、「〇〇町4丁目」などと、少し狭い範囲で領土になったりもします。このアプリを作った人は日本全国をよくここまで細かい区分に分けて登録したものだ、と感心しました。領土になったときに、その町の形が地図上で表示されます。「おお!〇〇町はこんな形になっていたのか」と、よく知っているはずの地域なのに、「こんな形をしていた」ことに、感動します。自分の家のある「〇〇町」を領土にしたら、その次です。隣町に歩いて行って、隣町の拠点を落とすと、隣町が領土になります。今いる町の隣町の拠点は、地図でどこにあるかを探すことはできますが、その領土内に足を踏み入れないと、攻め込めません。領土を拡大するには、散歩を習慣にしている人なら、散歩のエリアを拡大していかなければなりません。これは、「もっと遠くまで歩こう」という動機づけに、もってこいです。いちおう、ストーリーを進めると、「遠征」というのが使えるようになり、自分の足でその地域に足を踏み入れなくても、部隊を派遣して攻め落とすことができるようになります。ただ、その場合は地図上での色が変わっていて、実際に行っていない地域は色分けで分かるようになっています。自分の知っている地域の〇〇町や△△町が、実名で領土になっていくのは、なかなか爽快です。これは、ウォーキングアプリとの相性がいいシステムだなあ、と感動しました。ちなみに、僕の住んでいるところの近所に「〇〇城」という、お城があります。お城というか、山城の、城跡なのですが、いちおうこの近くに行くと、「〇〇城」に行ったという記録が、このアプリに残ります。名所旧跡が多数登録されているようですので、どれだけ巡れるかに挑戦するのも、また一興でしょう。有名なお城に行った場合は、その城でしか仲間にできない武将が仲間になったりも、するようです。昨日紹介した「オクトーバーラン&ウォーク」は、専用アプリを起動していなくてもスマホ本体の歩数記録を参照するので、こんなふうに別のウォーキングアプリを使いながら歩数を稼ぐのも、手です。あなたも、足のマメがつぶれないように気をつけながら、歩いて領土拡大をめざしてください。▼朝散歩で思いついた「10月1日の朝のバイオリン」 (2022/10/01の日記)▼散歩したくなるゲーム「ドラゴンクエストウォーク」 (2019/11/02の日記)
2023.10.02
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10月です。秋です。連日30度超えだけど、秋です。外に出ると風が気持ちいいので、ぜひ外に出ましょう。スマホばかりしていて外に出ていない人のために、朗報です。「オクトーバーラン&ウォーク」というイベントがあります。自治体が公式に認めて参加を奨励しているイベントで、対象は日本全国。僕の住んでいる市も参加しています。スマホをもって外を歩いたり走ったりすると、その記録が計測されて、みんなで盛り上がれます。▼「オクトーバーラン&ウォーク」公式サイト▼「オクトーバーラン&ウォーク」参加方法(公式案内)僕は以前もこれにエントリーしていました。地元の新聞に折り込みチラシが入っていたので、「今年もやるんだ!」と思いました。(今回のブログ記事の画像はチラシPDFより引用させていただいています。 最後だけ、自分のスマホアプリのスクショを載せます。)10月になったので、早朝からさっそく近所を歩いてきました。イベントが始まったので、いつもより心持ち長めに歩いてきました。ランニングの部とウォーキングの部がありますが、僕はウォーキングの部です。#日本歩け歩け協会の会長です。所属会員は1名。#ちょっと歩くだけです。「全国市区町村対抗戦」というのは、前からありました。住んでいる市町村ごとに記録を寄せ合い、競うものです。僕は以前、何位だったかな・・・。もう、忘れましたが。ただ、「〇〇市」全体の中だと上位に食い込めませんが、「〇〇市の40代」といった区分けだと、上位が狙えなくもないというので、微妙にモチベーションをかきたてられたのを覚えています。それに加えて今年は、「高校対抗戦」というのもできたようです。アプリの「イベント一覧」ページから「高校対抗戦」を選ぶと参加できます。自分の出身高校を選び、エントリーしました。世代を越えて、出身高校が同じメンバーで記録を寄せ合い、他の高校と競います。なかなかおもしろい企画だと思います。僕と同じ出身高校の人、ぜひ、エントリーしてください。いっしょに歩数記録をかせぎましょう。スマホが毎日の歩数を記録する設定になっている人は、10月の途中から参加しても、10/1以降のスマホの記録をもとにランキングに反映されます。このイベントで使うアプリは、歩いてすぐは記録が反映されなくて、反映されるまでに時間がかかります。僕は、記録を気にしてすぐにスマホ画面を見てしまうので、歩いている最中は記録が随時更新されていかず、後で反映される方が、歩くのに集中できていいです。↓今朝の記録が後で出てきました。1559歩でした!▼朝散歩 景色が まるで美術館! (2021/09/01の日記)▼アンデシュ・ハンセン『運動脳』その3 ~うつや不機嫌を吹き飛ばす! (2023/02/09の日記)▼アンデシュ・ハンセン『運動脳』その4 ~「運動以上に記憶力を高められるものはない」 (2023/02/10の日記)▼アンデシュ・ハンセン『運動脳』その5 ~創造性に計り知れない影響をおよぼす (2023/02/11の日記)▼ポストマップで近くのポストを見つけて、そこまで走ろう! (2023/01/04の日記)
2023.10.01
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