斎藤孝の『 天才の読み方 』。
この本は第2弾も出ていて、これも読みましたが、
まずはパート1の方を紹介します。
(実は第2弾のほうを先に読んだんだけどね。)
今なら文庫版でお安くなっております。
ちなみに第2弾は『自己プロデュース力』という名前がついています。
『天才の読み方
究極の元気術』
だいわ文庫
(斎藤孝、大和書房、2006(文庫版)、680円)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
天才は「何の苦労もなくやりとげた人」でもないし、「変人」でもない。
確固とした「自分のスタイル」をもち、「工夫」を積み重ね、
「エネルギー」の出し惜しみをせずに、
「膨大な量」の努力や仕事をやりとげた「上達の達人」である。
ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローという不世出の天才に学ぶ、
誰もが実践できる人生の上達術。
【目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグ 天才に何を学ぶか
/第1章 天才のエネルギーの秘密―「 ピカソ
」生きることも創作もすべてプロセスだ!
(精力の枯れない泉/触発される技術 ほか)
/第2章 身体感覚を技にする
―「 宮沢賢治
」自然に身体と心をさらして自己を鍛える
(心を鏡にして外の世界を写し取る/自分を厳しく鍛え上げる ほか)
/第3章 新しいスタイルの創造―「 シャネル
」孤独とコンプレックスをプラスのエネルギーへ
(贅沢なシンプルさの追求/自分を客観視する強さ ほか)
/第4章 真の天才は量をこなす
―「 イチロー
」完成された技を生み出す集中力のゾーン
(イチローの上達の秘密/いかに集中力を持続できるか ほか)
天才に具体的に学ぶことで、自分も元気になれる本です。
元気がなくなったときに、どうぞ。(^^)
以下、読書メモ (Part1)
=============================
・天才の 「自己肯定の回路」を作るスタイル
を学ぼう!
= 自分をいつでも「元気にする技」
・仕事が遊びになっている
・自らを外部にさらすことを恐れない
<ピカソ>
☆エネルギーは使えば使うほど、湧いてくる
逆に、守りに入ってしまうと、いよいよ出なくなる。
・ 完結は最もピカソの嫌うもの
完結すると次へのエネルギーがそこから噴き出さない。
作品をつくり上げて終わるのではなく、 つねに余力を残して
、
次の作品を作る。
・天才というのは、 エネルギーの蓋の開き方 が上手い。
自分をどんどん開いていく方に、開いていく方にと行動し、
エネルギーを得ていく。
・ピカソは、「 守るべき自分などない 」と思っている。
・自分が動いていくこと自体が重要であって、
生命というのはそういう存在だ
☆強大なものに自己イメージを重ねて
パワーを得る
・ 自分のアイデンティティを何に持つか 。
ピカソは終始「 自分はミノタウロスだ 」というイメージを反復して強化していった
・描くという行為は、
人間でないものの状態に身体の状態を近づける
という身体の技法を鍛えるもの
・一つの形にとらわれない
形にこだわると動きがぎこちなくなってしまう。 =============================
宮沢賢治以下は、また次回。
完結させず、余力を残して続けていくということが大事だ、ということで・・・(^^;
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