テニス講座Ⅱ

tennis01

          ”さあ~っ、今日からあなたは、上級者!!”
              ”はじめよう!!レッツ・プレー”
new

◆初 級 編◆

5.フォアハンドストローク
 1)フラット
    ストロークの基本です。
    ボールの回転を抑え、スピードを乗せる打法です。
    インパクトの瞬間、ラケットを地面に垂直に立てるように面を作ります。
  2)トップスピン
    現代テニスの主流の打法です。
    ボールの上部をこすって、ドライブ(順回転)をかけて打つ攻撃的なス
    トロークです。
    強打するほどスピンが強くかかります。
    ボールが順回転をすると、空気抵抗が強くなり、ボールは狐を描いて飛び
    ネットを越えてからは、急角度で落ちて大きくはずみます。
    エンドラインぎりぎりの深いボールは、威力を増大させます。
    ラケットは、低く構えひざの屈伸で、高く打ち抜きます。
    トップスピンのグリップは、厚めのグリップが効果的です。
  3)スライス
    トップスピンと、逆にボールの下部をこすって逆回転をかけて打ちます。
    ボールは、浮き上がる感じで飛び出しますが、小さい力でボールを遠く
    まで飛ばせる打法です。
    低いボールや、体から遠く離れたボールを処理するのに適しています。
    後で説明しますが、アプローチショットにも使われます。

6.バックハンドストローク
  1)バックハンドの基本はサムアップ
    バックボレーで説明したように、親指でラケットを押すサムアップにより
    面をしっかり作り、インパクトで負けないようにします。
    強い打球を打つためには、ダブルハンドが有効です。
    ただし、ダブルハンドで打つためには、それだけ、フットワークが必要
    になってきます。
  2)スイングの流れをつくる左手のはたらき
    左手はラケットの引きを助け、ラケットの面を安定させます。
    テークバックでは、ムダな力を抜き、インパクトの瞬間に力を爆発させま
    す。この動きをリードするのが左手です。
    ダブルハンドは、そのまま左手を添えて、面のブレを防ぎ、力を伝えて
    くれます。弱い引っ張る力に、強い「押す力」を加えた打ち方です。
    ダブルハンドでは、右手はハンマーグリップになります。
  3)固定される打点とフォーム
    バックハンドストロークは、打点が安定し、フォームが固まれば、かえっ
    てやさしいショットです。
    腰の回転とひざの屈伸が、パワーの源になります。
  4)バックハンドもトップスピンが主流
    ラケット面を低く用意し、下から上へフォワードスイングします。
    力の弱い女性には難しいショットです。
  5)むずかしいボールはスライス
    ストロークに力を入れにくいバックハンドでは、小さい力でボールを遠く
    へ飛ばす必要があります。
    バックハンドストロークに、スライスが多用されるのはこのためです。




© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: