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ナーサリーライムの効用


マザーグース(イギリスではナーサリーライム=子ども部屋あるいは幼児の押韻詩)になじむ事は、英語圏の文化・伝統に触れる事でもありそれ自体が十分意味のある経験です。読むだけでなく、声に出してみたり、歌ったりするほうが楽しく、実際に身体を動かして遊ぶ経験は、子ども達にとって最高のものです。リズム感、イントネーション、短いので覚えたと言う達成感が得られる、メロディがあると覚えやすい。外国ではマザーグース関係の新聞の見出しやコマーシャル、小説にも顔を出します。知らなければ本当の意味を知る事が出来ない、など知ることのメリットがあります。お話の背景にあるもの(歴史など)も知る事も出来ます。総数700とも千とも言われる詩は、作者や制作年がはっきりわかっていないものがほとんどで、年代により、地域により、人により、ところどころ言葉やメロディが違っていることも珍しくありません。日本のわらべ歌よりもっと広い世界を持っています。数え歌、子守唄、昔話、格言、早口言葉、なぞなぞ、韻を踏んだ詩(ライム)、風刺詩、ナンセンス詩、男女の心模様を歌った詩、日本の川柳、狂歌、相聞歌に該当する歌もあります。聖書・シェークスピア・ナーサリーライムが世界3大文学といわれているほどです。
歌の効果とねらい 英語の音やリズム、イントネーションを身につけること
1 はじめからひとつづきの音(会話体の音)を聞いて覚える「耳からの学習ができる」
2 個々の単語の読み方だけの練習より、フレーズや文のリズム感がわかる。
3 歌うことは発音練習にもつながる・・・話すより歌うほうが声が出しやすい。リズム・イントネーションを間違えずにまねることができる。リエゾン。
4 短時間に繰り返し聞いたり、歌う(発音する)ことができる能率的な方法。
5 自学学習が容易。子どもは買い物したり遊んでいるとき、お風呂に入っているときなど、ちょっとした時間にも好きな歌を口ずさみ、テレビやビデオでその歌を聞けば自発的に声に出して歌い、無意識のうちに発音練習をしている。
6 文字に頼らずに文が覚えられる。メロディがあればいくらでも文を覚えられる。
7 長期間の記憶が可能。
歌を用いたゲームの効果とねらい   くりかえし
1 英語との良い出会い。楽しいと英語に関する興味・関心も育ち、続ける原動力になる。
2 逐語訳に頼らず意味を伝えられる。場所と前後関係から意味を考える力が育つと同時に、自分で答え(意味)を見つける楽しみがあり暗記しなくてもすむ。
3 TPR(Total Physical Response)を実践。全身を動かして言葉を学ぶことができる。児童期に最適。
4 Communication skills(意思伝達能力)を育てる。ゲームを続けるには自分自身の意思表示と先生や友達の指示を聞くという言葉のやり取りが必要で、言葉を使う楽しさを経験できる。

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