ハワイのマナー【日米比較】

86年カルカウア道り 2




日米比較  エレベーターで・・・

よくハワイのホテルでエレベーターを利用する際に、気が付くことですが、マナーやレディファーストが徹底されている様に思えます。
これがごく自然に行われているように思います。
(若い方は、別ですが・・・)家の子供たちにもよく言い聞かせてはいるのですが、
「必ず降りる方が出てから、乗るように」と。
日本で生活をしていて、エレベーターでも、電車でもある程度の方が降りたら横の隙間からダーと乗り込んでしまう生活に慣れてしまっているせいでも、あるのかも知れません。

よくエレベーターで、外人の方と乗り合わせると、
(まあ、観光地というのもあるのでしょうが)

「可愛いお子さんですね」とか、
「あなたたちはどこから来たの」とか、
「とってもチャーミングな・・・ね」とか、
ちょっとした会話があり、降りるときは、必ず
「Have a nice ○○○」と決まって挨拶を交わすことがあります。
もちろん、一対一で乗り合わせたときは、ありませんが。
これを日本でやると、“あの人変な人”になってしまいますよね。


日米比較  ザ・バスで・・・

ハワイでバスを利用すると気づくのですが、車椅子を利用している方々が、ごく自然に、極端に言えば、各停留所ごとに、乗車していらっしゃる光景を目にします。
運転手の方も、他の健常者の乗客の方たちも自然に、接している様を見ると、彼らにとっては、日常なのだなと、つくづく感じます。

バスの座席の前方は、車椅子が安全に固定できるスペースが常に確保されており、運転手さんも乗り降りにかかる時間を、穏やかに待っています。
こういうことが、自然に機能していれば、車椅子を使っている方たちも、気軽に安心し、公共の乗り物を利用できますよね。
えらそうな事を言う資格はありませんが、やはり、日米の差を感じるひとコマではあります。


日米比較  レストランで・・・


ルワーズ通りの某有名レストランで、私達は、ステキなウエイトレスの方に担当していただいた事があります。
彼女は、オーダーを取ったり、料理を運んだり、通常の業務に何の支障もなく勤務していました。
ただ、(何の病状かは、確かめる術もありませんが)表情が健常者と少し違い、言葉のアクセントが少し聞きにくいという感じでした。
でも、彼女は実にイキイキと楽しそうに、テーブルからテーブルへと行き来して働いていました。

また、カラカウア通りで深夜11時頃買い物帰りに、主人とひと休みしようかと、ぷらっと入ったコーヒーショップで、とても元気なはつらつとした、ウエイトレスの方にお会いしました。
年齢は、おそらく60歳台後半から70歳台の女性でした。その店のミニスカートのユ二ホームがとってもお似合いで、他の従業員の方と同等に働いていらっしゃっていました。

日本では、このような方がウエイトレスとして、勤務しようとは思わないでしょうし、やとう側の意識も、そこまで進んでいると思いません。
色々と、考えさせられる事ではありますが・・・

日本の批判ばかりでは気がめいるというものですが・・・

深夜のデニーズ(日本)でキリっと、清潔な白髪のショートカット(おそらく50歳台)の女性に気持ちの良い接客をしていただいた事があります。
もちろん、ユニホームは、あの、ピンク系のラブリーなやつですが、とてもお似合いでした。
サービス業って奥が深いですね。
私も日々勉強です。






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