緑の温もりを感じる庭づくり〜クラピアちゃんねる〜

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2015年07月01日
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カテゴリ: クラピア(2015年)



雑草対策にクラピアを植えられている場合、少しでも早い成長を望むのは当然です、そうなった時に、高速被覆品種の S1と S2を選ぶのは妥当ですが、その中でも早い方はどっちなのと聞かれ、即答できずに考え込んでしまいました、その時に、過去をさかのぼって、S1とS2の違いを検証したので、記事にまとめてみます

クラピア S1(白花)とクラピア S2(ピンク花)は、花色の違いがあっても、その特色には大きな違いが感じられません、販売元でも、K5のような特別扱いはなく、S1と S2は一緒に紹介されていることが多いです、また品種の特性を見ても、花色以外での違いはS1より少しだけ草丈が高くなることくらいで、ほぼ S1と同じ特性で書かれています。( クラピアの特性の概要表参照

さて、それでは、何が違うのか、これまで育てて感じた事が、一つだけあります、最初に結果を書きますと「 3品種の中で、一番芽吹きが早いが、褐変も早い 」と言う事です。

実際に見てみましょう、S2は庭の縁台とデッキ付近に並べて植え付けました、画像で言うと一番下側の 5株が S2となり、デッキ側の数株も S2です、株の広がり具合に違いが感じられます、販売元でも S1より少し成長が遅いと書いていましたので、S1よりは被覆速度が遅いと思われます。


繁茂する時期になると若干ですが S2の方が草丈が出ます、花茎が S1より長めで花位置が高くなるのが原因ですが、あくまでも近くで見ると分かる程度で、遠目だと違いに気が付く人は少ないでしょう、俯瞰の画像でも何となくピンク花の位置が分かる程度です。


変化が出てくるのは晩秋です、冬枯れが始まる時期になると、まず最初に緑色を失うのは S2でした、タイミング的には S1と比べると半月ほどでしょうか、植え付けた場所による変化もありますが、明らかに S2エリアは褐変が早いです。





出だしにこそ違いを感じますが、その後の成長は S1も負けていません、3品種の中で一番生育が早いと言うだけあって、あっという間に S2へ追いつきます。

いったん被覆が完了するとその後は先述通り S1と S2の違いをあまり感じることはありませんでした、もちろん、植え付けた環境や気候によって、上記の結果がすべての地域で当てはまるとは限りませんが、これからクラピアを購入し育てる方には、花色以外の違いも多少ある事をお伝えしておきます。

最後に、雑草対策でクラピアを使用する場合は、春先の初期成長や被覆速度が勝負所です、 雑草の芽吹きは早く 雪解けとともに復活してきますので、少しでも早くクラピアを被覆させ雑草の侵入を防止したいところです、芽吹きの早い S2を選択するか、加速力が良い S1を選択するかは、判断に悩むところです。

ちなみに、雑草抑制としての施工例を見ると、クラピア S2を使用しているケースがよく見られます、販売元のクラピア技術情報を見ても、雑草の発生抑制には S2(ゴーローン)を使っていました、この事から推測すると、雑草対策にはクラピア S2を薦めているのかもしれません。





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(3分でわかるクラピアのメリットとデメリット)

(芝生とクラピアは結局のところどっちがいい?)





今日のひと押しデメリット 病気に弱かったりもする

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最終更新日  2021年06月03日 04時51分59秒


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