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今日は東京国際フォーラムで開催された、「Sun Tech Days」という業界イベントに行ってきました。JavaやSolarisなど、Sun Microsystems社の技術に関するカンファレンスセッションと展示です。・・・史上最悪のショボさでした。目新しい話は一つもなし。興味を引かれる展示も無し。JPA (Java Persistence API) のセッションなんて、2年前の講演ですか?という内容。今JPAを語るなら、次期バージョン2.0の話だと思うのですが。今年の5月に開催されたサンフランシスコでのJavaOneから半年が経ち、さらなるアップデートを期待していたのですが。最低でも同程度の内容であってほしかったです。1日無駄にした気分でした・・・・今回、Sunの準備不足・告知不足が目立ちました。Agendaなんて、講演タイトルのみ。概要の紹介がないので行ってみてどんな内容なのかが初めてわかる始末。件のJPAのセッションなんて、無理矢理コマ埋めした感も。せめて、ターゲットとなる客層を明確にしてほしかったですね。最新の情報が欲しい人にとっては全く物足りない内容です。夜のレセプションに出る気にもなれず、帰ってきてしまいました。平日の東京国際フォーラムの中庭は、屋台村と化します。平日にここに来る楽しみの一つです。韓国料理、スペイン料理、東南アジア料理、沖縄料理など、さまざまな屋台が並びます。ひときわ行列を作っている屋台が。ロティサリーチキンの屋台です。ローストしたチキンを持ってくるのではなく、その場でローストしています。なかなか本格的。英語も日本語も全くダメなフランス人の店員さんが接客しています。もう、指さしで買い物するしかないお客さんが大半です。私はどうにか買い物するだけのフランス語はできるので、久しぶりに楽しかったです。午後は1コマ空いたので、先月オープンしたばかりの有楽町ITOCIAへ行ってみました。ITOCIAは丸井を中心とした、ショッピングモールです。店内の混雑ぶりは開店当初に聞いたほどではなく、普通に買い物できる程度です。・・・が、しかし。例のKrispy Kreme Doughnuts日本2号店は、平日日中にもかかわらず2時間待ちの行列でした。新宿サザンテラスの第1号店も未だに行列ですね。これはもう、「ここのドーナツが美味しいから」という理由よりもここに並んで買った!という達成感のために並んでいる人も少なくないと思われます(笑)Sun Tech Days
November 7, 2007
お仕事関係の話です。JBossSeam2.0.2 GA がリリースされました。詳細はリリースノートを参照していただきたい(←誰かの記事みたい。笑)と思いますが、新しい点としてはGroovyサポートや Hot deploy、JSF依存の排除などが挙げられます。・・・JBossSeamは、はじめはJSFとEJB3を縫い合わせる(Seam)というのがコンセプトなフレームワークじゃなかったっけ???それが今や、EJB3も不要、JSF以外のフレームワークも行ける。おまけにAjaxとかも。当初とコンセプトがだんだん変わってきたような。始めはスポ根だったのがいつの間にか学園ラブコメになっていた、みたいな。モーツァルトの「魔笛」のように、はじめはお姫様救出劇だったのがいつの間にか試練の旅へ行くストーリーになっていた、みたいな。まあ、Javaだってはじめは組み込み系ソフトウェア開発言語だったのが今やエンタープライズプラットフォームになってしまっているし。技術は、その変化を遂げる間に新たな可能性を見いだし、領域を広げていくものなのでしょうね。マンガやオペラの台本がなぜ変化するのかは知りません(^^;JBossSeam
November 6, 2007
セールスフォースのイベント「Successforce LIVE 2007」に行ってきました。http://www.salesforce.com/jp/events/sflive07.jsp午後からお客さんのところへ行かなくてはならなかったので午前のみの参加でしたが。SalesforceはCRMをSaaS形式でサービスするという形態でビジネスを行っていましたが、最近になってこのCRMで培ってきた技術を公開し、ユーザがWebアプリを自由に開発できる形式のプラットフォーム・開発環境「force.com」を出してきました。「force.com」DBのテーブル定義から、ビジネスロジックの実装、ページデザインまですべてWebブラウザ上で行えるSaaS形式です。これをSalesforceでは「PaaS(Platform as a Service)」と呼んでいるようです。ビジネスロジックの実装部分、ページの実装部分はJavaに酷似したApexという独自言語で記述します。この技術力、目を見張るものがあります。今日は、Salesforce Ideasという新製品(新サービス)の発表もありました。社内外の声・意見を吸い上げ、共有するナレッジマネジメント系システムです。Salesforce社はここへ来て日本でのビジネス展開に本腰を入れてきたと感じます。今日も多くの参加者があり、注目度の高さが伺えます。私のようなエンジニアにも個別にコンタクトを取り、会社まで説明に来てくれます。 ※ちなみに、今日行ったお客さんの担当の方の先輩が セールスフォースの販売を担当しているそうです。 「売れない・・・」といつも嘆いているのだそうです。 「そのうち大化けしますよ。励ましてあげてください」と言っておきました。マスコミ露出度も最近飛躍的にアップしています徹底比較!!SaaS vs.パッケージhttp://www.thinkit.co.jp/free/article/0710/8/5/index.htmlSaaSから進化し"PaaS"へ~セールスフォース新バージョンhttp://www.atmarkit.co.jp/news/200707/18/sf.htmlセールスフォース、郵便局にプラットフォームを4万ライセンス提供http://www.atmarkit.co.jp/news/200709/06/sf.html中部テレコミュニケーションセールスフォース使うCRMシステムを2週間でカットオーバーhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20071102/286306/小田急電鉄がセールスフォース上に業務アプリを構築http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/02/salesforce.html開発者向けのコミュニティサイト「Successforce IdeaExchange」開設http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/02/sales.htmlディズニーランドで、同一キャラクターが複数箇所で同時に登場しないように管理するシステムもSalesforceのPaaS上で開発・動作しているアプリなのだとか。今日のイベントでも無料イベントにもかかわらずランチが出る、終了後のパーティが開催される、会場ではお菓子やコーヒーがいつでも無料で振る舞われる・・・こんなところにも力の入れよう、本気度を感じました。基調講演では、テレ東WBSでもおなじみのロバート・アラン・フェルドマン氏が登場です。「原油高が続いてほしい」なんてバクダン発言もありましたが真意は、そうなればみんながエネルギー節約を本気で考えるようになる・・・など、おもしろい話もたくさん聞けました。SaaSは、もろにベンダロックを受けるという欠点もあります。MSやIBM、Oracleなどの大手に買収されるか、それに匹敵するブランド力をSalesforce社が独自で構築するかしないとシェア拡大には限界があるでしょう。http://japan.zdnet.com/news/internet/story/0,2000056185,20360268,00.htmこの記事にあるように、日本では企業への信頼や実績が重視されますね。個人的には、SalesforceがGoogleに買われたりしたら面白そうだな・・・とも思うのですが。現在Googleは、Googleの検索結果からSalesforceアプリ内のデータまでたどれる検索ソリューションの提供でSalesforceと提携しています。うまくいけばSAP R/3のWeb版(PaaS/SaaS版)のような感じに大化けするとは思いますが、やはりというか、導入した会社ではこんな声も。くたばれ!セールスフォース<salesforce>最悪のCRMサービス セールスフォース<salesforce> についての意見交換と被害者を減らすサイトです。http://salesforce.blog32.fc2.com/どんなに優れたアーキテクチャでもユーザに使ってもらってなんぼというところでしょうか。SAP R/3なども、ユーザに使ってもらえないという事例は枚挙にいとまがありませんよね。ベンダーにしてみればユーザ側の問題としてしまうところなのでしょうが、こういった部分からコンサルティングできる人が求められているのかもしれません。
November 2, 2007
ってのがリリースされました。http://myfaces.apache.org/orchestra/このブログ的には"Orchestra"と言うと音楽関係の話みたいですが(笑)、お仕事関係の話です。Webアプリのプレゼンテーション層のフレームワーク。JSFと連携して、新たなスコープ"conversation"を追加ORMなどのLazyInitializationException問題を解決EJBコンテナが無くても@Transactionalが使えるとか。JBoss Seamの簡易版みたい?J2SE1.4環境でも動くらしい。Spring2.xが必須。MyFacesだけじゃなく、Sun RIでも動作する。SeamじゃなくてSpringベースでアプリケーションを作りたい人にはいいのかも。
October 13, 2007
天高く馬肥ゆる秋だよ一番nekop祭り--2m上空からこんにちは--(やっぱり、猫は魚好き(築地だし))・・・と題された(ながいよー)、とある技術者勉強会。ユニシスのメインフレームは1バイト=9ビット、1ワード=36ビットEclipseってなに?nekopはemacsを使ってコードを追っていく。ぐりぐりした~い起動はorg.jboss.Mainから「初心者はどうやって探すの?」「Main.javaを探せばいいよ」「・・・・って!Main.javaがたくさんあるじゃん!」クラスの名前に惹かれるとソースを見たくなるらしい。nekopはドラえもんが秘密道具を出すようにクラス名を叫ぶ。クラスローダの付け替えが激しい・・・今、この変数に入っているクラスローダがどれなのかわからなくなる・・・え? if (getPlatformMBeanServer() == true) ですって?なにこれ。getなんちゃらなのに戻り値がboolean?だから if (getPlatformMBeanServer()) って書いてないのか。JBossのソースコードはコメントがノリノリ。・・・JBossの起動を追ったところでしゅうりょーう。他人のコードリーディングを見るのって結構楽しい。みんなけっこうこのブログを見てくれてたのも知った。築地の寿司はやっぱり旨かった。福岡からやってきたKさん、会費バッチリいただいちゃってすみませんでした。この日参加した知人の(きれいな)お姉さん(ピアノの先生)お相手絶賛募集中。われこそは!という方はぜひ。築地 黒瀬 「鮑」(ほう)http://www.itadori.co.jp/shop/shop_03.html
October 11, 2007
Javaエンジニアなら気になっているであろう、Eclipse3.3 (Europa)の LanguagePack。ここ数年、Eclipseは6月に新バージョンのリリース、9月にIBMがTransrationをDonateという流れがパターン化してきたので今年もそろそろ・・・と期待していた方も多かったのではないでしょうか。しかし残念なことに、今回はIBMはTransrationをDonateする気が無いという情報もあります。 ※なぜなのかは不明ですが。参考:http://dev.eclipse.org/newslists/news.eclipse.platform/msg64510.htmlしかし、IBMとBEAの主導で、Eclipse Tools のサブプロジェクトとして Project Babel なるプロジェクトが提案されています。平たく言えば、Eclipseの翻訳および翻訳ツールを提供するプロジェクトらしいです。参考:http://www.eclipse.org/proposals/babel/最初のゴールは Europa のローカライゼーションで、日・独・仏語がその対象になるっぽいです。・・・とは言え、まだプロジェクトそのものがプロポーザル段階。正式発足すらしていません。リリースはいったいいつになるのだろう(泣;Eclipse 3.3 (Europa)は3.2(Callisto)の延長線上の感覚でとても使いやすく、起動/終了も速くなり、使い勝手も向上し安定性も増しているので私は愛用しているのですが、Language Pack が出ないことには、ハンズオンセミナーでは使えないし、日本では3.3(Europa)に乗り換えることをあきらめる人も多いでしょうね・・・
September 28, 2007
Tomcat5.5.23で、アプリケーション/META-INF/context.xml に書いたpath属性が無視されてしまい、どうしてもコンテキストパスがwarファイル名(アプリケーションのディレクトリ名)になってしまう、という現象について。結論から言うと、warファイル一発デプロイでコンテキストパスを指定するのは不可能です。Tomcat5.5.23ではアプリケーション/META-INF/context.xml にpath属性を書いても無視されます。これは仕様です。さらに、$CATALINA_HOME/conf/[enginename]/[hostname]/に置いた{アプリ名}.xmlにpath属性を書いても無視されます。これも仕様です。Tomcat5.0では、これらのコンテキスト設定ファイルにpath属性を書くと、warファイル名(アプリケーションのディレクトリ名)とpath属性に書いた値の両方がコンテキストパスとして登録されました。 ※これはこれで、JNDIリソースのルックアップ等で問題があったのですが。Tomcat5.5.3からは、path属性の値はserver.xmlに<Context>要素を直接書いた場合にのみ有効になるように変更になったようです。(下記change log参照)http://tomcat.apache.org/tomcat-5.5-doc/changelog.html#Tomcat%205.5.3%20(yoavs)「When parsing a context file, ignore the "path" attribute: the only place where it is acceptable is in server.xml. (remm)」とあります。で、server.xmlをいじらずにwarファイル名やディレクトリ名とは違ったコンテキストパスをつけたい場合にはどうするかというと、$CATALINA_HOME/conf/[enginename]/[hostname]/に[コンテキストパス].xml という名前でファイルを作成すると、このファイル名からコンテキストパスが導き出されるようです。コンテキストパスに"/"(スラッシュ)を含めたい場合は#で置換します。 (例)/foo/barというコンテキストパスをつけたい場合はfoo#bar.xmlさらに、アプリケーションのリソースはappBase(デフォルトでは$CATALINA_HOME/webapps)に置いてはダメで、他の任意の場所に配置し、コンテキスト設定ファイルにはdocBase属性を書いてきちんと絶対パスで指定する必要があります。この辺は下記のデプロイに関するドキュメントを見てもわからず、http://tomcat.apache.org/tomcat-5.5-doc/deployer-howto.html#A%20word%20on%20Contextsこちらのcontext.xmlに関するドキュメントを見ると少し書いてあります。http://tomcat.apache.org/tomcat-5.5-doc/config/context.htmlやはりユーザには混乱を招いているようで、Apacheのbugzillaにもこんなのがありました。http://issues.apache.org/bugzilla/show_bug.cgi?id=32222まぁ、コンテキストパスはコンテナが決めることでアプリが決めることではないってことなのでしょう・・・ちなみに、この仕様はTomcat6にも引き継がれています。※あっちが開店休業状態なのでやっぱりこっちに書きました・・・ こういうのって自分のメモ代わりとしても有効なんですよね。。。
August 26, 2007
今回、サンフランシスコへ来た目的は、JavaOne Conference 2007 への参加です。いよいよ今日から開幕しました。今日から4日間、朝8:30から夜は23:00まで(!)、世界各地から集まったJavaエンジニア達が最新技術の発表を聞いたり、技術への理解を深めるためのセッションを聞いたり、勉強会が行われたり、ある技術テーマについてディスカッションを行ったり、企業の展示ブースを眺めたりします。開始前、会場では DJ Anna のパフォーマンスが行われていました。会場も盛り上がっています。初日の最初のGeneral Sessionはもっとも注目すべきイベントです。ここで最新の技術や方向性の発表が行われます。SONY・Yahoo!・NASDAQ・NASAなど、各分野のゲストを交えて次々と発表が行われました。参加者には、朝食・昼食が出ます。早速朝食をと思い行ってみると・・・・なんですか?これは?朝からこんなモノを?????マトモなのはフルーツぐらいでしょうか?Gene Session Keynote Speech と、Technical Sessionを一つ聞いて、今ランチタイムです。今日は朝から23:00までビッシリ予定を入れてしまいました。日本語で聞いても難解な最新技術の話題、全部英語です・・・果たしてついて行けるのでしょうか?
May 9, 2007
このブログでは自分の趣味・私生活を中心に日記を書いていますが、エンジニアとしての自分を書く別ブログを開設しています。・・・ただし、かなりサボり気味ですが(^^;よくよく、自分は趣味人間なのだなぁと思います。実名ブログですので、私の本名をご存じの方はネットを検索してみてください。
April 23, 2007
今日から新年度。職場では新年度の会社方針説明と昨年度の優秀社員表彰がありました。新入社員も5名入りました。うち4名が新卒フレッシュマン&フレッシュウーマン。中途採用の1名は、私の知り合いです。うちへ来ませんか?と私がお誘いしたのでした。「この人なら!」と自分が思う人が来てくれて嬉しいです。私はめでたく、優秀社員表彰GETです!ご褒美にJavaOne視察に行かせてもらうことに。『JavaOne』とは、私が専門としている「Java」という技術の、世界最大のイベントです。毎年サンフランシスコで開催されています。http://java.sun.com/javaone/sf/index.jsp優秀社員表彰をいただくのはこれで3度目ですが・・・前回の報奨は、なんと図書券2万円! (←え?)さすがにこのショボさに、社長に「JavaOne派遣ぐらい奮発してくださいよ!」と言い続けた結果、昨年の優秀社員表彰でJavaOne派遣が実現しました。でも受賞したのは別の人(;_ ;)「自分の時は図書券だったのにー!」と言い続け、ようやく今年、実現です。私は海外に20数回ほど行ってますが、全部ヨーロッパです。今回が初渡米・初英語圏なのです。
April 2, 2007
Apache Tomcat6 が待ちに待った Stable Release です!Servlet2.5/JSP2.1仕様の実装です!これで、JBossをはじめたとした、各種アプリケーションサーバがJavaEE5完全対応となるでしょう。WebSphereやWebLogicなども、そのままTomcatを使っているわけではありませんが恐らくかなりの部分でTomcatのコードを参考にしている・あるいは取り入れている物と思われます。仕様では明確になっていない細かい動作もTomcat互換を尊重しているでしょうし。Common AnnotationsやJSF1.2がTomcat上で動作するのがありがたいです。なんだかんだでGlassfishは扱いづらかったので・・・さらにEclipse WTPがTomcat6に対応したら鬼に金棒です。Tomcat5からの大きな変更点としてはServlet2.5/JSP2.1準拠の他に、ディレクトリ構成がとてもシンプルになったことが特筆されます。commmon、shared、serverなどのディレクトリが無くなり、confディレクトリのサブディレクトリが廃止されました。代わりにlibディレクトリが新設され、動作に必要なJARはすべてここに入れることになるようです。今回のリリースでJavaEE5の普及が一気に加速するかもしれませんね。Apache Tomcat現在、他所にて技術系ブログを別途開設準備中ですが大きなニュースが入ってきたので、ここでは久々の技術ネタでした。
March 1, 2007
5年前の今日、今の会社に入りました。勤続5年。6年目に突入です。思えばいろいろあった入社でした。応募書類を出してから一ヶ月近く音沙汰無く、「音大卒だしなー」と書類選考で落とされたと思いながらも念のために問い合わせしてみると・・・「明日来てください」。1次面接で社長(←いきなり!)と今の上司に会いました。2次面接は、もう一人の取締役とたまたまその場に居合わせた社員の方と3人で恵比寿駅前のタリーズでお茶&雑談。その後結果通知が一ヶ月ぐらい来なくて、「音大卒だしなー」と落とされたと思いながらも念のために問い合わせしてみると・・・「それじゃ、内定を出します」。なんじゃそりゃ。他の会社にも応募していたのですが、面接に行ってみたらなんと、今いる会社とその会社は同じビルの3階と4階!恵比寿の小さな雑居ビルでした。しかも両方から内定をもらいました。どっちを選んでも気まずいなーと思っていたのですが、両社は一緒に仕事をするほどの仲良し。「あっちに行ったのならしょうがないね」と言ってもらえてホッと一息。エレベータでもう片方の会社の社長さんに会っても「liebejudithくん、裏切り者っ♪」と冗談交じりにご挨拶されたり、時にはお茶をごちそうになりに行ったり。同じ日に入社した人がもう一人いました。でも、彼と会ったのはこの日が初めてではなかったのです。会ったのはその3日前。場所はチューリッヒ国際空港。私も彼も、転職の合間にヨーロッパを旅行していて、同じ便に乗っていたのでした。しかも彼は私と同じトロンボーン吹きです(アマチュアですが)。楽器を持っていたため覚えていたのです。社員1000人の会社だってこんな偶然は滅多に起こることではありません。しかも今いるこの会社は、当時社員がたったの14人だったのです!なんと運命的な出会いなのでしょうか。これで、相手が若い女性だったらね・・・なんて、今でも彼と言い合っています(笑)5年前は14人だった会社も、今や50人を越えようとしています。5年間の間にオフィスも2回移転し、昨年にはやっとまともなオフィスタワーに入居できました。会社にもそれなりに貢献できたと思うし、優秀社員表彰も2回もらいました。人も増え、今まで自分がやっていた仕事を他のメンバーに振れるようになってきました。自分の役割も一区切りついたと感じ始めた今日この頃です。今までの業務なら、もう自分がいなくても大丈夫です。他のメンバーに任せられます。今年は新たな展開を狙っていかねば・・・せっかくの記念日。りーさんのようにキャンドルを点けてお祝いしようと思ったのですが、日本の住宅でこれをやると電気を止められちゃったみたいで悲しくなるのでやめました。
February 13, 2007
今日は仕事初めでした。なんと12連休明け。アタマも体も見事になまっていました。なにしろ、プログラムのコードを見るのなんて12日ぶり。業界の最新情報もキャッチアップできていないので今日はかなりの時間を情報収集に費やすことに。それから、仕事関係の方々へ新年の挨拶メールを送ってそれでほとんど一日が終了してしまいました。私が働くオフィスはビルの14階にありますが、運動不足解消のためにエレベーターを使わず、階段(約300段)で上ることにしています。12日ぶりに上ったら、これがきつかった!休み前は1日数回は上れたのに、今日は1回だけでギブアップ。今日、通勤途中に聴いていたCDはこれです。Bruckner:交響曲第5番チェリビダッケ指揮/ミュンヘンフィル1986年の東京でのライブ録音です。雄大・壮大・巨大。豊潤な響きに身を浸しているだけで幸せです。しかし、何という集中力!圧倒的なスケールの大きさ!ライブ一発録りとは思えない完成度とライブ一発録りならではの燃焼度。この日この時この場所に居合わせた人は一生の思い出になったことでしょう。私は、外出用ヘッドフォンには SHURE の E2C を愛用しています。元々、ポップスミュージシャンがステージ上でモニタするために開発されたのだとか。外界からの音の遮断率が高く、微細な音まで再現してくれます。これなら電車の中でもピアニッシモまでバッチリです。
January 9, 2007
おととい友人と話し込んだ話題の一つ。学生時代は、『まじめ』はどちらかというと、冷やかすときに使う言葉だった。ところが、社会に出てこの価値観は一変する。『まじめ』であることは、なんて価値のあることなのだろう!
January 5, 2007
職場が入っているビルの最上階展望室に行きました。東京タワーだけオレンジ色なので、すぐにわかります。
December 8, 2006
普段は札幌出張は一人で来ることが多いのですが、今回はイベントでの講演のお仕事できているので他の講師の方や主催者・運営の方とご一緒させていただいています。いつも寿司を食べていますが、これは寿司が好きというだけでなく一人で入りやすいからという理由もあるんです。というわけで、無事イベントも終了し、他の講師の方々や運営サイドの方々と打ち上げをご一緒させていただきました。まずはビール。サッポロクラシック北海道限定。刺身盛り合わせ。カキ。厚岸産らしいです。後輩のOカモト君は生ガキ初体験だったらしいです。ラム。ジンギスカンです。一人ではジンギスカンのお店にはなかなか入りづらかったので、ジンギスカンをようやく食べることができて嬉しかったです。鍋。しんじょ(すり身)やきんきが入っています。そして、鍋の後は雑炊。この後○山先生(伏せ字・・・汗;)達とカラオケをご一緒させていただきました。○山先生のレパートリーの広さにビックリ!60年代流行歌からスタンダードナンバー、オレンジレンジ・中島美嘉までなんでもござれです。(ちなみに、1948年のお生まれとか。)最後に○しださんが「傷だらけのローラ」を熱唱して幕を閉じました。そして帰り道。4人でタクシーに乗って、4人とも違うホテルに宿泊していたので運転手さんに各ホテルを回ってもらいました。4人乗せて、4人とも違うホテルに行ってくれ、なんていうお客さんは珍しいらしく、「こんなお客さんはじめてだよ!話のネタになる」と言われてしまいました(笑)だって、みんな別々の会社から札幌に集まってるのですから・・・・みなさん、お疲れ様でした!
November 29, 2006
に来ています。今回は仕事です。大通公園はクリスマスモードになっていました。いつか雪祭りを見てみたい・・・・
November 28, 2006
職場が移転し、今日から新オフィスです。いんてりじぇんと・おふぃす・たわーです!階層ごとにエレベータが分かれています!レストラン街・コンビニ・銀行・郵便局・カフェ・ファーストフード・フィットネスクラブ・クリニック・ショップ・展望レストラン・ホテルが同居してます!ロビーにはクリスマスツリーが飾ってあります!眺めがいいです!夜景が綺麗です!・・・興奮してます(笑)大手企業に勤める方にはごく普通の環境なのでしょうけど、私がこの会社に来た五年前は、社員14名で恵比寿の小さな雑居ビルの一室でしたから。それが今や社員50人になろうかという勢い。オフィスはいんてりじぇんと・おふぃす・たわーです!社名がスペイン語の社名なので、新オフィスの会議室はSevilla・Mijas・Casares・Madrid・Barcelonaなんて名前が付いています。今日は全社会議のあと、社名と同名のワインで乾杯でした。ちなみに、社名はスペイン語で会議室にはスペインの地名がついていますが、このワインはチリワインです(笑)。社長のお気に入りの銘柄なのだそうです。
November 27, 2006
某大手メーカー系IT企業さんの本社ビル最上階、接待フロアに足を踏み入れました。業界のあるイベントの打ち上げに参加させていただいたのです。料亭のようにお座敷が何部屋もあり、着物を着た女中さんたちが忙しく動き回っています。すき焼きなんぞ出てきます。おそらく役員が利用する部屋はさらに豪華な部屋が用意されているのでしょう。はぁ・・・スゴイ。ウチみたいな新興ベンチャーには考えられません。
November 20, 2006
今月末、札幌で行われる、業界の某イベントで講演をします。その講演資料を今作成中なのですが、テーマとなる技術の用語に「インジェクション」「アウトジェクション」「バイジェクション」という用語が出てくるのです。もともと「インジェクション」という技術があり、対になる技術が考案され「アウトジェクション」という造語が生まれました。インジェクションとアウトジェクションを合わせて「バイジェクション」と呼ばれます。ヘンな言葉!で、この「バイジェクション」、英語では「Bijection」と書きます。なんだかオランダ語みたいな綴りです。「Bij」で"ばい"に見えるーーーー!!!! ・・・って思う人は少ないでしょうな。
November 14, 2006
額の少なさよりも、まだ買ってくれる人がいたんだ~・・・ということにビックリ。先月の話ですが、今年の5~7月分の印税が入りました。2年ぐらい前に書いた技術書。JavaによるWebアプリケーションフレームワークの本です。この業界は技術の進歩がとても早いので、この手の本の寿命も短いのですが・・・この本が出た当初は、毎月数万円のお小遣いにウハウハでした(笑)
October 10, 2006
朝、会社に行ったら机の上にこんなシュールなモノが。いやがらせかい!?
September 27, 2006
FacesServletのURLパターンマッピングにプレフィックスによるマッピング /faces/* を使った場合、クライアントから/WEB-INF 以下のリソースにアクセスできてしまう問題に対応した模様。試しにブラウザから htp://host:port/contextpath/faces/WEB-INF/web.xmlにアクセスしてみた。すると、ブラウザへは404NotFoundが返り、Tomcatのコンソールに次のように出た。警告: Someone is trying to access a secure resource : /WEB-INF/web.xml remote address is 127.0.0.1 remote host is 127.0.0.1 remote user is null request URI is /contextpath/faces/WEB-INF/web.xmlこんな深刻なセキュリティ上の不具合がなぜ今まで対応されていなかったのか不思議です・・・
August 23, 2006
VOTE の結果、Beta Release ということに。残念ながら GA ではないが、とりあえず Struts 1.3.x の初リリースとなる。
August 17, 2006
JSF1.2の前バージョンからの変更点の中に、下記のようなものがあるので試してみた。1. JSF EL 式と JSP EL 式の統合2. JSF タグと、JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングのずれを修正環境は、Windows XP pro SP2/jdk1.5.0_08/Glassfish (JavaEE SDK) /Sun JSF RI 1.2_01サンプルアプリケーションは、RI に含まれている NumberGuess アプリケーションを利用。1.JSF EL 式と JSP EL 式の統合。 Webでいろいろ調べてみたが、情報がやや錯綜気味。 従来の JSF EL 式は非推奨となる、なんて情報もあるが オフィシャルな Specification では、しっかり #{...} で書いてあるし RI 付属のサンプルでも #{...} しか使っていない。 試しに、/greeting.jsp の 39、40行目のJSF タグに ${...} を書いてみたら <h:outputText lang="en_US" value="${UserNumberBean.minimum}"/> <h:outputText value="${UserNumberBean.maximum}"/> 次のような実行時例外になってしまった。 org.apache.jasper.JasperException: /greeting.jsp(39,6) According to the TLD, the attribute value is a deferred-value or deferred-method, but the specified value contains a $-expression JSP ボディ部に #{...} を直接記述できるようになるという情報もあったが、 これも NG。実行時例外になる。 ただし、内部で使われている EL 関連クラスの package は変更になっている。 javax.faces.el.... だったのが、javax.el.... になった。 #{...} と ${...} の記述は従来と変わらず、ただし内部的には JSF と JSP で同一の物を使うように変更されたということかな? しかし、昨年の JavaOne Tokyo では、当の Craig と YUTA さん本人が 「JSF タグに ${...} を書けるようになる」と言っていたので その後仕様変更になったか、先送りになったのか。 <c:forEach /> の内側に JSF タグを記述できるようになったのは確認。 ちゃんと動きました。2.JSF タグと JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングのずれを修正 従来、JSF タグと JSF タグの内側の JSP ボディ記述のレンダリングタイミングが違ったので、 このように記述すると <h:outputLink value="http://www.casareal.co.jp/" > casareal </h:outputLink> こう出力されてしまっていた。 casareal <a href="http://www.casareal.co.jp/"> </a> しかし、JSF1.2ではこのように出力してくれる。 <a href="http://www.casareal.co.jp/"> casareal </a> これは大きな進歩ですね!
August 14, 2006
一旦 Beta と決まり、特にこのバージョンの公開をしないことになっていたのだがなんだか、パッケージングをして公開することになった模様。Rrelease Quality も VOTE し直すらしい。Beta か GA になるのだろうが、一応 Struts1.3.x の初公開バージョンになる。今月中には Struts2 も公開予定。・・・でも今さら Struts ? 感もなきにしもあらず。。。
August 7, 2006
Commons Attribute は、J2SE1.4以前の環境でJavaSE5(Tiger)のアノテーションのような仕組みを提供するライブラリです。Ant または Maven で利用することが前提です。XDocletにもよく似ていますね。バージョン 2.2 がリリースされました。http://jakarta.apache.org/commons/attributes/使用イメージ・上段のソースコードがビルド時に参照されるAttributeクラスです。 JavaSE5のAnnotationに相当します。・下段のソースコードがAttributeクラスを利用するクラスです。 Javadocコメント部分の@@から始まる記述に注目してください。・はじめに、Attrubuteコンパイラ(Commons Attrubute が提供)によって Attributeクラスを織り込んだ形のテンポラリなJavaソースコードが生成され、 次に通常のJavaコンパイラによって最終的なクラスファイルが生成されます。 /** * Make this attribute inheritable... * * @@Inheritable() */ public class MyAttribute { private final float value; public MyAttribute( float value ) { this.value = value; } public float getValue() { return value; } } /** * Add a MyAttribute with value 0.8. * * @@MyAttribute( 0.8 ) */ public class MyClass { public static void main( String[] args ) { System.out.println( "MyClass has the following attributes:" + Attributes.getAttributes( MyClass.class ) ); } } +------------+ +--------------------+ |Java Sources|----> Attribute Compiler ---->|Generated Java Files| +------------+ +--------------------+ | | | | | +-------------+ | +-------------->|Java Compiler|
August 4, 2006
丸いのと四角いのがある。どう区別されているのか、知っている人いませんか?
August 4, 2006
昨日、BEA の S木さんから聞いて、本日リリースの BEA WebLogic Workshop 9.2 Beta をちょっといじってみました。評価版がダウンロードできます。http://www.beasys.co.jp/products/weblogic/9.2beta/index.html中身は以下の3つのアプリケーションで構成されています。 ・BEA WebLogic Workshop 9.2 Beta(英語版) - 開発環境 ・BEA Workshop Studio? 3.0 Trial Version(英語版) - Struts、Hibernate、Java Server Faces(JSF)アプリケーション開発のサポート 標準は、やはり BEA なので、Apache Beehive みたいです。 ・BEA WebLogic Portal 9.2 Beta(英語版) - 管理コンソールなど、開発環境やサーバ環境の統合管理ツール注目は、なんと言っても Workshop(開発環境)が Eclipse ベースになったことです。これまでの Eclipse ユーザーは移行しやすくなりますし、BEA としてもそこが狙いでしょう。システム要件:CPU1GHz以上、Memory最小1GB・推奨2GB。やはり最新の開発環境は大量のメモリが必要なようです。Window → Prefarences を見ると、WTP(カスタマイズか?)も入っているようです。WTP JSF Tools までは入っていない模様。JVMは、1.5.0_04と、JRokit がバンドルされています。もちろん、Eclipse ベースなので任意の JVM を利用も可能。Package Explorer で右クリック→ New のメニューには、トップレベルに Beehive のコンポーネントや WebLogic のコンポーネントが登録されています。Dynamic Web Project を作ってみました。右クリック→ New → Others のメニューに JSF Page というのがあったので、試してみます。うーん・・・Beehive と JSF の混在アプリケーションになりました。ちょっとこの先は Beehive を勉強しないとわかりません・・・Beehive のページフローエディタはあるのですが、JSF 対応の商用 IDE だったらやはり JSF-JSP ページのグラフィカルエディタが欲しいところです。結局、View はソースコードをガリガリ手書きっぽいです。次は、EJB Project を試してみました。プロジェクトの新規作成メニューに「WebLogic EJB Project」があります。でも、EJB は 2.1 までの対応でした。EJB3 には未対応なようです。残念。全体的に、ソースコードのひな形は生成しておいて、あとはソースコードレベルで開発者が編集、という思想です。BEA のツールらしいですね。BEA も IBM も Eclipse ベースの IDE なのですが、WebLogic Workshop はウィザード形式でできるものはすべて隠蔽してしまおうというIBM のツールとは対極的です。EoD というよりも、すべて隠されると気持ち悪い、というコアなエンジニア向けな印象です。正直、WebLogic Workshop をほとんどいじったことが無かったので、ファーストインプレッションはこんな感じです。これまでもっと使い込んでいた人ならもっといろいろ思うところはあるのでしょう・・・
August 3, 2006
Tomcat Dev ML にこんなメールが流れてきた。Hi .. Does anyone know what is the going on with Tomcat 6?(こんにちは。Tomcat6 はどうなってるか、誰か知ってますか?)うんうん、みんながきっとそう思っているよね。JavaEE5 が final Release となったというのに、肝心の Tomcat の Servlet2.5/JSP2.1 対応バージョンが出ていない。JBoss をはじめとした、Web コンテナが Tomcat ベースのアプリケーションサーバが JavaEE5 フル対応できないじゃないか!そしたら、こんな回答が ML に流れてきた。Hi,It's being actively developed. You can see the code athttp://svn.apache.org/viewvc/tomcat/tc6.0.x/trunk/ and follow thecommit messages sent here for more details.(こんにちは。開発頑張っているところです。 http://svn.apache.org/viewvc/tomcat/tc6.0.x/trunk/ で ソースコードを見られます。 そして、詳細はここ(ML)に送られるコミットメッセージを追ってください)だそうです。明日(8/3)リリースの BEA WebLogic 9.2 も、JavaEE5 フル対応はしていないそうです。今のところ、JavaEE5 のフル機能を試せるのは、Sun のサイトから ダウンロードできる JavaEE5 SDK と Glassfish のみですね。
August 3, 2006
豆蔵のH川さんに誘われて、日本Springユーザ会の飲み会に行ってきました。日本Springユーザ会の活動目的は、日本でのSpringFrameworkの情報発信、情報収集を目的とした、SpringFrameworkのユーザグループです。日本Springユーザ会は、まだ発足したて。今日が第2回の集まりとのこと。今回は11名が集まりました。飲みながらの雑談ベースで、お互いの近況報告や今後の活動について語り合いました。今日の飲み会で出てきた今後の活動案・ドメインを取得しよう!・Seasarのカンファレンスに参加してしまおう!・豆ナイトのようなセミナを開こう!(11月頃)・でぶさみで一日枠をもらおう!(2月頃) →しかも、ロッド・ジョンソンを呼んじゃおう!・Spring Express JP(US で開催されるSpringのイベントの日本版)を開催しよう! →しかも、でぶさみの次の日とか?一見無謀とも思える案もありますが、本気になったら実現できるだけの人脈・行動力を持った方たちです。日本BEAのS木さんが参加してくださってるのも心強い。こういう技術者コミュニティでは、きっちりした会議ではなく飲み会の席で思いつきで発した言葉がその場にいるメンバーに火を付け、本当に実現にこぎつけてしまうことがよくあります。興味を持たれた方は、是非下記をご覧ください。日本Springユーザー会http://www.sssg.org/jp-springframework/
August 2, 2006
Commons SCXML は、SCXML を利用する Java アプリケーションを簡単に作成するためのライブラリです。http://jakarta.apache.org/commons/scxml/index.htmlこのライブラリの初リリースとして、バージョン 0.5 がリリースされました。SCXML とは、State Chart XML のことで、「状態図 XML」とも呼ばれます。画面遷移・ビジネスプロセスフローその他、UML のステートチャート図で表すことのできるほとんどのものを XML で表現することができます。W3Cでは、SCXML の標準化に向けて作業中であり、現段階は「Working Draft」です。SCXML 自身がまだ Working Draft 段階のため、Commons SCXML の今回のリリースはバージョン 0.5 となっています。オフィシャルドキュメントでは、最も簡単なサンプルとしてストップウォッチアプリケーションの作成例を掲載しています。stopwatch.xmlこんな XML ドキュメントを用意しておきます。この XML 設定ファイルが、SCXML フォーマットです。ストップウォッチのライフサイクルが定義されています。イベントと、その結果どの状態に移行するのかが定義されています。UML のステートチャート図での表現はこのようになります。両者を対応させて見てください。StopWatch.javaこれは、各ライフサイクルの振る舞いを実装したクラス。Commons SCXML が提供するorg.apache.commons.scxml.env.AbstractStateMachineを継承して作成されています。上記の XML 設定ファイルの target 属性に指定した値と同一名のメソッドを実装するのがポイントですね。StopWatchDisplay.javaそして、こちらが上記の StopWatch クラスを呼び出すクラス。この例では JFrame を利用したGUIアプリケーションとなっています。AbstractStateMachine(を継承した)クラス(ここではStopWatch クラス)のfireEvent() メソッドにイベント名(上記 XML 設定ファイルの event 属性に指定した値)を渡すとイベント発生 → 状態遷移となります。状態遷移(ライフサイクル)を XML で定義できる、そしてこの XML フォーマットが標準仕様であるというところが魅力ですね。SCXML が正式に標準化されたら、各種 UML 対応ツールが「UML ステートチャート図 → SCXML」の変換機能を実装する可能性は大いに考えられます。そしたら「SCXML → Commos SCXML を使う Java ソースコード」の自動生成ツールや Eclipse プラグインも簡単に作れそうですね。オフィシャルドキュメントでは、Shale Framework のダイアログ管理にも適用できるとあります。以下は、ストップウォッチアプリケーションの実行イメージ。ステートチャート図拡大最初は"reset"状態からスタート"Start"が押下され、"running"状態になる"Split"が押下され、"paused'状態になる"Unsplit"が押下され、"running"に戻る"Stop"が押下され、"stopped"状態になる"Reset"が押下され、再び"reset"状態になる
August 1, 2006
Commons Modeler は、POJO を簡単に MBean として扱うためのライブラリです。Tomcat の内部コンポーネントとしても利用されています。バージョン 2.0 がリリースされました。http://jakarta.apache.org/commons/modeler/まあ、アプリケーション開発者が直接扱う機会は少なそうですね。どちらかと言うとアプリケーションサーバとか、ミドルウェア開発者が使いそうです。
August 1, 2006
来週リリースされる模様。主な変更点は 1.0.2の Bug Fix のみ。・・・らしい。
July 29, 2006
昨年はじめ頃からApache Shale Framework を少しいじってみている。Apache Shale Frameworkは、JSFベースのWebアプリケーションフレームワーク。TilesやSpring Framework、Tiles、Commons Validator等を組み合わせることができる。画面遷移をフレームワークで管理できる。はじめは Apache Struts Project のサブプロジェクトだったが、現在は Apache Shale Project として独立して開発が進められている。最新バージョンは 1.0.2 Alpha 。正直言って、微妙。JSF単体では不十分な機能を補った、高機能・多機能なフレームワークであることはよくわかった。しかし現状では、JSFやSpring、Tiles、Commons Validatorなど、それぞれのフレームワークやライブラリの使い方をわかった上で使う必要がある。使いこなすには覚えることが多すぎる。各種OSSフレームワークに精通した人間でないと使えない。付属のサンプルアプリケーションには、最大で8つものXML設定ファイルが入っていた。こんなもの、現場に導入できるのだろうか?Shaleは使えそうだぞ!と思った人、いますか?
July 28, 2006
Strutsのバージョン1.3.5は、VOTE(投票)の結果、β版となった模様。現行バージョンとの大きな違いは・html:cancel ボタンを利用する際、アクションマッピング定義に cancellable="true"を記述する必要がある。・J2SEは1.4以降をサポート(Struts1.2まではJ2SE1.2以降をサポート)・Commons Validator1.3以降が必須・JARファイル構成の変更。Struts1.3.5では下記のコンポーネントを含む。 Struts Core, Struts Applications, Struts EL, Struts Extras, Struts Faces, Struts Scripting, Struts Taglib, Struts Tiles
July 27, 2006
mod_jk 1.2.18 リリースされました。http://tomcat.apache.org/download-connectors.cgimod_jk2はこのままお蔵入りですかね?
July 27, 2006
JSF。注目は集めているのですが、なかなか普及しませんね。理由を少し考えてみました。JSFを使った開発というと、どんな開発手法を思い浮かべますか?GUI開発ツールで、ドラッグ&ドロップで画面部品を並べ、プロパティを設定し・・・という感じ?VBAやAccessのような、エンドユーザコンピューティングをJava-Webアプリで実現?従来のStrutsを使った開発のように、ソースコード・設定ファイルをエディタやIDEで記述?使われるシチュエーションが不明確なんですね。「GUI開発ツールによる開発」の実際は、各ベンダが独自に製品化している開発ツールを導入する必要があります。商用製品ですので、各社は他社製品との差別化のために独自の便利機能をどんどん追加します。結果的に、A社の開発ツールで作成されたアプリケーションはA社の開発ツールでしか編集できない、A社のアプリケーションサーバ上でしか動作しない、というのが実態。オープンソースな思想が定着しつつあるJavaエンジニアにとって、この「商用製品の利用」「非互換性」「ベンダロック」も嫌われる要因の一つかと。ということで、オープンソースのGUI開発ツールに期待です。NetBeansには、SunからEnterprisePackが提供されるという話しですし、EclipseはWTP2.0でJSF ToolsがGUI開発環境になるとか。ただし、WTP2.0は2007年6月リリースだそうです。個人的にはStrutsの代替フレームワークという程度でいいと思うのですが・・・これだけでも充分に、Strutsよりも高機能で強力なフレームワークという実感は得られます。なのに、発表当初からSunが大きく煽りすぎたために、「JSFを使った開発=GUI開発ツールによる開発」という固定観念を植え付けてしまった感があります。ちょっと期待させすぎ。それから、JSFは今までのWebアプリケーションとは少し発想を変えてやる必要があります。URLとか、データの持ち方とか、UIコンポーネントとか。今までと発想は違うのに、微妙に「Web」を意識しないといけないこともあったり。この辺が受け入れられないという声も多数聞かれます。特に、URL。JSFではリクエストURLと画面が一つずつずれるために、ブラウザのブックマークに登録しにくい。この問題はJBoss Seamを使うと解決できますが、見方を変えれば他のフレームワークを組み合わせないとダメで、JSF単体では使いにくいということの裏返しでもありますね。まだまだ未成熟という声も多いです。JSFは、ServletやEJB等のような、Java標準仕様です。Sun/JCPが使用を決め、各ベンダは標準仕様に沿って自社製品として実装します。一応標準仕様に沿っているので、同一アプリケーションであればどのベンダ実装上でも同じように動作することになっているのですが、実際はそうも行かない。標準仕様では明確化・明文化されていない細かいところで微妙に動きが違うこともしばしば。例えば、ブラウザの戻るボタンや更新ボタンを推したときの挙動や、h:commnadLink がフォーム外にあっても動くかどうか?など。Servletの初期の状況によく似ています。あと一年ぐらいしないと細かいところが揃ってこないのでしょうかね・・・
July 26, 2006
Apache Strutsプロジェクトで開発されているWebアプリケーションフレームワークは、現在大きく2つの流れになっている。1. Action12. Action21. が、数年前からデファクトスタンダードとなっている、いわゆるStruts。2. は、WebWork Projectから引っ越ししてきた、元は別物。もう一つ、Struts Shale と呼ばれている、JSFベースのフレームワークがあったがこちらはApache Shale プロジェクトに移行した模様。まだロゴも無いようで、Logo Contest なるものが企画されている。Shaleは、初期はStruts2.0となる予定だったが、現在は上記の2.にStruts2.0というバージョンが与えられることになっている。しかも、開発者MLでは「S2」と呼ばれている。なんとややこしい・・・極東の島国で「S2」という名の付くフレームワーク類が注目集めているなんて知らないしお構いなしなんだろうな。S2StrutsがStruts2に対応したらS2S2?
July 24, 2006
あちこちで話題になってる文字化けネタ。1. テキストファイルを作成2. 「aaaa bbb ccc ddddd」と書いて、保存 (「」は除く。改行なども入れない)3. このファイルをWindowsのメモ帳で開く4. 化けるうーん、不思議。4+3+3+5byteの文字列だと起こる。
July 22, 2006
うーん、微妙な点もいくつか・・・プロジェクト/.settings/org.eclipse.wst.common.componentファイルにJSFライブラリの物理パスが直接出力される。クラスパス変数のような、論理パスを使わんかいっ!違う環境でプロジェクトをインポートしようとしたときや違うJSF実装を試したいときにエライ不便じゃないか!WTP1.0/1.1とWTP1.5の互換性が低い。WTP1.xで作成したプロジェクトをそのままインポートできない。プロジェクト/.settings/に生成される設定ファイル類がそもそもファイル名からして違う。WTPって1.5になってもなんだか完成度いまいち・・・
July 22, 2006
先日の日記に> JSF用のJSP作成機能が付いたらいいのに。> JSFタグがインポート済みで<f:view>が生成済みになるとか。と書いたが、考えてみればJSPテンプレートを自分で登録すればいいだけじゃないか!今頃になって気がついた・・・それから、嬉しいことにWTP1.5からはLanguage Packも提供されている。今の時点でWTPいじるような人にはLanguage Packなんてイラナイとは思うが、普及のためには必要ですね。
July 21, 2006
「Java Persistence」という項目、いじってみました。どうやらJPAを使ったアプリ開発支援機能らしい。Dali JPA Toolsを入れるとインストールされます。Daliの現在のバージョンは0.5。BEA, JBoss, Oracle, および Versantによって開発されているらしい。動作にはEclipse3.2+WTP1.5、J2SE5、JPA実装(JBossとか、Hibernate EntityManagerとか)が必要です。Database Connectionをあらかじめ設定しておきます。DB2、Derby、Infomix、MySQL、Oracle、SQLServer、Sybase等に対応。デフォルトではPostgreSQLの名前はありませんが、Generic JDBCでOKでした。Dali ORM JPA Tools の機能:・JPA標準のpersistence.xml作成機能・DBスキーマからEntityオブジェクト作成機能 →Middlegenみたい →@Entityとか@Idとか生成済み・Entityオブジェクトを先に作ってからテーブルへマッピングさせる機能 →ウィザードでプロパティとカラムを関連づけると@Colmunとか生成してくれる・DDL文スクリプト作成機能MiddlegenIDEのような、グラフィカルなマッピングツールがあるといいな、と思いました。「Dali」の由来は、あの、画家のサルバドール・ダリです。記憶の固執(時計がぐにゃっと歪んだ、有名な絵)は、スペイン語で「Persistance de la memoire」、英語で「The Persistence of Memory」だそうで。「メモリの永続化」に引っかけてるわけですね。
July 17, 2006
現在のWTP最新バージョンである1.5に含まれるJSF Toolsはバージョン0.5。WTP2.0にJSF Tools 1.0 が含まれるらしい。このJSF Tools 1.0、・Support for JavaServer Faces 1.2 (Java 5 EE)・Visual JSF-JSP Page Editorなんて書いてある!「Visual JSF-JSP Page Editor」に期待。WTP2.0のリリースはEclipse Platform3.3と一緒らしい。一体いつになるのだろう?
July 16, 2006
ちょっといじってみた。LanguagePackも出ている。Eclipse3.1.xに比べて起動が速い。Callisto経由でいろいろインストール/アップデートしてみた。調子に乗って入る物はみんな入れちゃえ!ぐらいの勢い。CDTは入れなかったけど(笑)新規インストールされる項目の中に「JSFなんちゃら」という気になるモノを発見。どうやらJSFアプリ開発支援機能が付いたらしい。と言っても、UIをポトペタできるグラフィカルエディタではなかった。DynamicWebApplicationを作成する際にJSFアプリを作成するオプションが追加された。プロジェクト作成時にJSFライブラリの追加され、作成されるweb.xmlにFacesServletが登録済みになる。雰囲気はFacesIDEによく似ている。画面遷移をアイコンと矢印で設定できたり。JSPではJSF EL式(#{...})の入力補完ができた。あとは、右クリック→実行の時に、例えばindex.jspを選択した場合はindex.faces(web.xmlのFacesServletのURLパターンを参照して)が実行される。これは便利。JSF用のJSP作成機能が付いたらいいのに。JSFタグがインポート済みで<f:view>が生成済みになるとか。「Java Persistence」なる項目もインストールされた。気になるので近々いじってみる予定。
July 16, 2006
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