Das Tagebuch von Judith

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liebejudith

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August 9, 2006
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カテゴリ: 音楽・芸術
昨日、ヴァントの新譜が届いたので聴いてみました。

ブルックナー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント指揮/ミュンヘンフィル(1995)


mpo

せっかくなので、既に持っている下記の2枚も聞き比べ。
ブルックナーの聞き比べなので、利き酒ならぬ「利きブル」です。
しかも、同一指揮者による、別オケで。

ブルックナー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント指揮/ベルリンフィル(1996)


bpo

ブルックナー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント指揮/NDR so(1989)


ndr

まず、新譜のミュンヘンフィル盤。1995年のライヴ。
オケの音が一番柔らか&まろやか&なめらか。とても暖かい音がする。
でも「ヴァントらしさ」を追求したらちょっと違うような気も。。。。
ミュンヘンフィルらしさを求めるなら、
ティーレマンの大きくゆったり構える演奏

次に、ベルリンフィル盤。1996年のライヴ。
さすがベルリンフィル!すごいパワー!「オケがよく鳴る」とはこのことか。
アバド時代以降のベルリンフィルは多彩な音色を得たと思うけど、
オケがよく鳴る気持ちよさ・充実感を与えてくれることが
少なくなったような気がします。
近年では珍しく、よく鳴るベルリンフィルを体験できます。

最後に、NDR so(北ドイツ放送交響楽団)盤。1989年のライヴ。
80年代以降、ヴァントの手兵だった NDR だけに、
ヴァントの意図をよく具現化できています。
このオケの少し硬質な音もヴァントの厳格な音楽によく合っています。
「ヴァントらしさ」を求めたらやはりこの録音でしょうか。

私自身の好みは、NDR盤 > BPO盤 > MPO盤 かなぁ。

ヴァント自身はブルックナーの交響曲の中では
この第5番が一番好きなのだそうです。
私は第9番が一番好きです。





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Last updated  August 9, 2006 07:44:38 PM
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