Das Tagebuch von Judith

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liebejudith

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August 18, 2006
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カテゴリ: 音楽・芸術
なんとなく、話の流れでフェルメール紀行を続けてみようと思います。

今年の4月には、ドイツで唯一観ていなかったフェルメールの作品
「ワイングラスを持つ娘」を観るためにブラウンシュヴァイクへ行きました。
ここの ヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館 がフェルメールを所蔵しています。

ワイングラスを持つ娘


左側に窓があり、光が差し込んでいます。
床の色は青と黄です。
大きな布(テーブルクロス)が描かれています。


あまり大きくない美術館ですが、レンブラントやルーベンスなど、
フランドル絵画のコレクションが充実しているのが印象的でした。

ここで感じたこと。

ベルリン・パリ・ウィーン・アムステルダム等の大都市の美術館とは違い、
予算がないのか、技術がないのか、絵の修復があまりされていません。
どの絵も色あせて白っちゃけて見えます。
現代の絵の修復は、科学的分析等を駆使してどちらかというと「復元」に
近い作業をするのでとても色鮮やかです。こういう絵を見慣れた眼には
そのまま置いてあり、時が過ぎて色あせた絵がかえって新鮮に映るから不思議です。


ブラウンシュヴァイクは、ハノーファーにほど近い地方都市です。
美術館以外は何もありませんでした。

駅前にはロータリーがあり、ホテルがあり、銀行があり、
ショッピングセンターやデパートがあり、バスやトラムも整備されています。
暮らすために必要な物はすべて揃っていますが、
わざわざ行って観るべき物が何もないのです。
美術館だけ行ってさっさと引き返してきてしまいました。


braunschweig





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Last updated  August 19, 2006 09:29:06 AM
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