【大輪】【芳香】【メダリスト】パパメイアン
黒バラの銘花「パパメイアン」は植えた翌年から、次々と蕾がついた強健種。
花開く日を心待ちにしていたある日のこと。
象の鼻のような口をした体長2~3mmの小さな虫が、何匹も蕾に向かってやや細い茎を這うのを見つけました。
当時はすぐ調べられなかったので、勝手にゾウムシと呼んでいましたが、その名の通り、バラゾウムシ。
大きく膨らみだした最初の蕾からのぞく花びらに、
ビロードがかった黒赤色が認められた頃、若い蕾や若葉がしおれてきました。
どうしたのかと調べていたら、犯虫らしきバラゾウムシが新芽の付け根に
一匹ひそんでいました。
どこから飛んでくるのか、どんどん集まってきて、バラの蕾や花首に卵を産みつけ、しおれさせました(穴の開いた蕾の花びらをはがすと卵らしき丸いものがありました)
バラゾウムシはポロっと落ちて逃げるので、下に手を添えて、
落ちたものを受け止めるようにしても、小さいので取りこぼしが・・・
毎春、毎秋、忘れることなく訪れて、パパメイアンの蕾を落とすバラゾウムシ。
闘いは、ついたばかりの極小の蕾までしおれさす、バラゾウムシの圧倒的勝利。
殺虫剤をしなかったので、パパメイアンが咲いているのを見た記憶がない・・・四季咲き半剣弁高芯の大輪咲きで、むせかえるような強い香りがするはずでした。
バラゾウムシは、他のバラには見向きもせず、パパメイアンだけを集中攻撃。
黒バラの花言葉は「死ぬまで憎みます、化けて出ますよ」
バラゾウムシがうらめしい・・・
落ちた蕾から幼虫が孵ると聞き、ビニール袋に入れて生ゴミで捨てました。
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