晩秋から初冬にかけて、光沢のある濃い緑の丸く大きな葉の間から長く伸びた花茎の先に、鮮やかな黄金色の花が次々と咲きます。
11月27日の誕生花は、古くから食用や観賞用で親しまれてきた花、ツワブキ(石蕗)。
花の名は、葉がフキ(蕗)の葉に似て、葉につやのあることからのツヤハブキ(艶葉蕗)が転訛したという説や、葉が厚いことからのアツハブキ(厚葉蕗)が転訛したという説などがあります。
漢字の石蕗は、海岸や海辺の林などの岩や崖の間に自生していることからきています。
花言葉「愛よよみがえれ」は、日当たりの悪い庭や生垣の下でも、黄色い花のひときわ目立つ美しさにたとえたのでしょう。
花言葉「困難に負けない」は、海岸近くの岩場の厳しい環境に耐え、日陰でもつやつやとした葉が美しく、他の花の少なくなる頃に大きな黄色の花を咲かせることからつけられたのでしょうか。
冬枯れの庭の木陰で咲くツワブキはタネから芽を出しても次々に摘まれて増えませんが、近くの神社の木陰では群生しています。
ご近所では、生垣の足元近くやブロック塀から長く花茎を伸ばして顔をのぞかせるなどあちこちで、輝くような黄色い花が夕暮れどきまできらめいています。
園芸品種は葉がとても美しく、丸い緑葉の縁に鮮やかな黄覆輪が入る「金環」、葉に白い斑が不規則に柔らかく入る「浮雲錦」、星をちりばめたように黄色い斑が入る「天星」などがあります。
キク科ツワブキ属、耐寒性多年草、原産地:日本、台湾、中国
ツワブキ(石蕗)の花言葉:困難に負けない、困難に傷つけられない、愛よよみがえれ、謙譲。
ツワブキ(石蕗)の誕生花:11月20日、11月27日、12月17日、12月28日
流通時期:鉢植えを夏~秋に見かけます。
園芸ネット プラス
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さんにあります。
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