弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2014.11.28
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カテゴリ: 11月の誕生花

夏から秋にかけて、まっすぐ伸びてよく枝分かれした茎先に、整った形の青紫や白、紅色などの花がたくさん咲きます。

11月28日の誕生花は、カリステフス・チャイニーズ(美しい中国の冠)から次々と品種改良されるアスター、エゾギク(蝦夷菊)。

花の名は、エドギク(江戸菊)が転訛したという説があります。

エドギクは中国原産で、江戸中期に渡来して、明治に輸入された同種の新花の名のアスターが園芸名として定着したそうです。

別名のアスター(旧属名のAster)は、ギリシャ語のaster(星)で、放射状に整った花の形からつけられています。

新属名のCallistephusは、callos(美しい)とstephos(冠)で、冠のような花の姿からきているそうです。

アスターアスター

花言葉「多種多様」「変化」は、一重と半八重、八重、ポンポン咲き、コメット咲きなどの花形や花色が多様なことからきているのでしょう。

花言葉「信ずる心」は、花弁を一枚ずつ摘みながら、好き、嫌い、好きと胸の思いを託す恋占いをしたことからつけられています。

花言葉「考えてから」は、まず恋の花占いをしたうえで、といった意味を込めてつけられています。

アスターアスター

パリの植物園に種子が渡ってヨーロッパで改良され、ドイツの文豪ゲーテの戯曲「ファウスト」に、アスターの花で恋占いをするシーンが描写されています。

花色ごとにつけられた花言葉は、白や青、藍、紫、ピンク、赤の花色と恋占いに関係したもののようです。

キク科エゾギク属(カリステフス属)、春まき一年草、原産地:中国
別名:エゾギク(蝦夷菊)、サツマギク(薩摩菊)、エドギク(江戸菊)

アスターの花言葉:考えてから、信ずる恋、信ずる心、思い出、追憶、変化、多種多様。

アスターの誕生花:4月3日、4月10日、4月22日、11月28日

アスター(白)の花言葉:わたしを信じてください、追憶。
アスター(青)の花言葉:私はあなたを信じているが心配です。
アスター(紫)の花言葉:私の愛はあなたの愛よりも深い、恋の勝利者。
アスター(藍)の花言葉:私の愛はあなたの愛より強い。
アスター(赤)の花言葉:変化、変化を好む。
アスター(ピンク)の花言葉:甘い夢。
アスター(一重)の花言葉:私はそれを考える、もう一度考えよう。

流通時期:ポット苗を春~初夏に見かけます。
四国ガーデン楽天市場支店 あなたの街のお花屋さんイングの森 さんにあります。






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Last updated  2014.11.28 10:30:07
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