弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2016.02.05
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カテゴリ: 2月の誕生花

早春から初夏に、渦巻き状の新芽を出して羽状に切れ込んだ葉を広げ、茎に沿って数多くつく小さな羽状に裂けた葉(小羽片)の裏に胞子のうが密生し、胞子を飛ばします。

2月5日の誕生花は、和の雰囲気あふれる観葉植物、シダ(羊歯)。

花の名は、羊の歯に似ているから羊歯という説や、歯形のような葉がしだれている(朶はしだれるを意味する)ことから歯朶という説などがあります。

シダは4億年前に陸上に現れた原始の、根や葉、茎の区別があっても花が咲かない胞子植物で、科・属が多岐にわたって、さまざまな葉形や葉色のものなど種類が豊富です。

シダシダ

花言葉「魅惑」は、渦巻き状の新芽が鳥の羽のように展開していく優美な葉姿からつけられたのでしょうか。

花言葉「夢」は、シダが夏至の日の夜に一瞬だけ花を咲かせるというヨーロッパの古い言い伝えからでしょうか。

太陽は天高く上って頂点に達すると、大地に恵みを与えて引き返すと信じられていて、夏至の日と前夜に、盛大な祝火を焚いて収穫や恋を占い、健康を祈り、シダの花を探したそうです。(夏至のお祭りはキリスト教の普及後聖ヨハネ祭と呼ばれています)

シダシダ

庭のシダはどこからか胞子が飛んできて、フラワースタンドの下や鉢に居場所を確保して、いつの間にか庭の一員になっています。

葉の形の違う数種類のシダが生えていますが、同じ生えるならワラビやゼンマイがよかったと思いながら、四方家に囲まれた庭は空中湿度が高く、居心地がよかったようで増え続けています。

シダ(羊歯)の花言葉:魅惑、夢、愛らしさ、誠実、愛矯。

シダ(羊歯)の誕生花:2月5日、11月23日

流通時期:ポット苗を春~秋に見かけます。
園芸ネット プラス エストアガーデン 四国ガーデン楽天市場支店 紫桜館 山の花屋 楽天市場店 さんにあります。







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Last updated  2016.02.05 10:30:15
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