Chappy Station

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塗り壁


塗り壁



世の中には絶対と言うことがない

信じられるのは結局自分だけ

しかし、頼りない自分を信じるよりも

他人を信じ、他人の性にしておいた方が

楽だと言うことを覚えてしまったわけであり

そんな俺は結局誰かを信じているのだ

裏切られるということが全くないとは言えないが

裏切られていない以上

馬鹿みたいに、純粋に

そして腐敗するまで信じてはつぶれる

こうして人は大人になり

他人を疑い、大人の壁というものができる

汚いものも、見にくいものも

塗り壁のように、すべてを吸収し

いつでも壁の外は真っ白にしようとしている

限界のない吸収力こそ

大人への道なのだろうか?

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