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「うさぎドロップ」宇仁田ゆみさんの「トリバコハウス」読みました!!
この方の作品は うさぎドロップについで2作目なんですが 面白いですわ!!長編はうさぎドロップが最初で 2巻まで続く作品も この「トリバコハウス」が
初めてだったようですが いやいやいや とっても読ませてくれますv
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価格:1,980円(税込、送料込)
キャラ立ちが 非常にいい
ですし、ストーリーの進め方にも好感が持てます♪
「うさぎドロップ」の引きもよかったですけど、こっちも同じ感じかな。
ラストで全てがめでたしめでたし ではなくて、そこから始まり・・・。
みたいな。
もちろん、そこに至るまでっていうのがメインなんだけど とにかく これが面白い!!
主人公のミキには7年前から付き合ってる12歳年上の彼・藤田がいて、ミキは彼に
就職の世話をしてもらって、家賃も払ってもらって・・・という生活をしてる。
ミキは 仕事も何もかもがただぼんやりと過ごしてるだけって感じで、藤田のことも
好きなのかどうなのかさえ いまいち、はっきりしない。。
一方、藤田はかなり独占欲が強く、1人暮らしのミキに門限を決めてきたり、
男性と飲みにいくことを禁止していたり。。
私だったら、こんな男、絶対 嫌
だし、ミキみたいに主体性のない子ってのも
私には理解できへんわ。。
って 最初はイライラしながら読んでいたんですけど、ある日を境にミキが一大決心。
女友達と飲みに出かけ、偶然隣に居合わせた男の子たちは ミキの職場の学生。
キミドリに髪を染めた鎌谷とは 丁度その日揉めたところで・・・。
藤田との関係を知り「まるで飼われているみたい」という鎌谷。。
門限を破って遅くまで鎌谷たちと飲んでいたミキは 帰り道でばったり藤田に会ってしまいます。
自分は会社の同僚と飲んだくれてるのに、ミキに対しては命令口調の藤田。
そんな藤田の姿を初めて見て怖いと思うミキ。
いつもは 彼の言うとおりにしてきたけれど、その日は、部屋に戻ってろという
藤田の言葉を無視して鎌谷たちの住む学生アパートに逃げ込んで。。
って ところからお話が始まるんですよね。
鎌谷の住む学生アパートはボロボロで とても人が住める代物ではなさそうなんだけど、
その住民たちは ちょっと変わってるけど、みんなとってもいい人。
ミキを快く迎えてくれますv
っていうか、まるで下心がない男の子たちが 健全すぎる
www
何日も鎌谷くんの部屋で寝泊りさせてもらうも、ミキと鎌谷くんは まったく男女の仲にはならず。。
そのくせ、ミキが藤田のことで困っているときっちり助けてくれます。
トイレは外付けだし 人が住むところとは思えないボロアパートだと思っていたのに
いつの間にかミキは トリバコ荘にすっかり 馴染
んでしまいます。
それまでは 怖いから藤田の言うことに従ってきたミキ。
でも トリバコ荘の面々と一緒に生活するうちに 彼らの自由さに触れ、少しずつ
自分が変わっていくことに気づきます。
人とはパーソナルスペースを広く取らないと居心地が悪かったのに そこの住人とは全くそういうことを意識することもなく。。
親しいと感じる度合いによってパーソナルスペースって変わるんですよね。
ミキにとっては職場も藤田と一緒のときも そこは落ち着ける場所ではなかったってことなんでしょうね。
トリバコ荘にいることで 本来の彼女らしくなったせいか よく笑うようになります。
鎌谷くんとも姉弟みたいな関係になっていたんだけど、
寝ぼけて前の彼女と間違えた鎌谷くんが ミキを 抱き寄
せてしまったことから
なんとなく男女の関係になりつつあり・・・の状態に。
二人して服 脱
いで やる気満々
になったものの 誰か帰ってきて強制終了www
ちょっと距離が縮まってきた風なんだけど
だからといって、二人きりになっても その後 特に変化のない鎌谷くん。
最初は あまりに近い距離をとってくる鎌谷に 苦手意識
を持っていたミキなのに
いつのまにか鎌谷くんのことが気になってきて・・・。
ミキは藤田との関係を清算しようと思い立ち、電話で彼に別れを告げます。
藤田が待つ部屋にはずっと戻ってなかったんだけど、藤田のいない隙に
必要最低限の物を持ち出すことを決行。
ところが そこへ藤田が帰ってきてしまい・・・!
抱きつかれキスをされると 少し前まで 普通に受け入れていたことだったのに
今のミキには 嫌悪感
しかわかなくて。。
このあたりの女心を 実に 上手く
表現してますね。
私は彼女ほど潔癖ではないけど、それでも彼女の気持ちは理解できます。
一度 ダメだってなってしまうと もう身体が 無理
なんですよね。。
それを我慢してみても 結局は 修復は
不可能
でしょう。。
想いが完全に鎌谷に向いちゃってるv
ミキは新しい家を探しますが、鎌谷たちが卒業するまではトリバコ荘にいたら?
っということになり。。みんなで手伝ってお引越し♪ところが、それが大家さんにばれてしまい・・・!
あら~トリバコ荘は 一応 女人禁制
だったのねwwww
でも 大家さんはトリバコ荘の住民ケンのお父さんで 彼は自分の代わりに
トリバコ荘を管理をしてくれる人を探してた。
それで これはいいってことで、ミキをスカウトし、ミキはめでたく新管理人さんにv
これで女人禁制だけど、堂々と住めることになりましたwww
とりあえず鎌谷くんと離れずにすんだミキですが、新たな問題が出てきて・・・。
鎌谷くんたちは 専門学校生で鎌谷くんはゲーム科。
トリバコ荘の面々は 将来、自分たちで会社を作るという夢を持っていたのでした。
そのために まずは社会勉強が必要ってことで 各自就職することに。
分野が被らないように それぞれ担当を分けているところが素晴らしいww
鎌谷くんは 小さめの会社狙い。
でも 就活するも 全然上手くいかなくて 落ちまくります。
焦る
鎌谷くん。。
ミキの方も鎌谷くんが目指すのは東京の会社ってことで いろいろ考えてしまい。。
離れるのは 嫌
だけど、彼の夢は 応援
したい。。
かといって、先の約束をするには鎌谷くんはまだ若いし・・・
彼の重荷にはなりたくない・・・自分はどうすべきか思い悩みます。。
就活を控えてキミドリの髪を 黒
く染める鎌谷くん (*´д`)ハァハァ
髪が黒けりゃ何でもいいのか私??
って思うけど、やっぱり髪が 黒
いってだけで より いい男
に見えるv
こればかりは致し方ない(^^;
ミキは鎌足くんたちの就活を通して、自分もしっかりしなくちゃって思うようになって
仕事に対しても今までのように ぼんやりではなく積極的に働き始めます。
そうこうするうちに なんとOBが鎌谷くんにとって好条件の会社に勤めていることが判明し、
その人からも鎌谷くんは気に入られていてあっという間に内定がとれて。。
そ そんな簡単に??って 思うんだけど、それはそれ。
ミキは 鎌谷くんらと知り合う前とは別人のように成長します。。
たとえ 距離は離れても鎌谷くんのことは好きだし、応援し続けるし、
自分は自分で仕事をしっかりとやっていくって 覚悟
を決めます。
すっかりいい女になってるミキ。 いい男は女を成長させますなv
もちろん、その逆もあるんだけどね(〃∇〃v)
貧乏学生で ボロボロのアパートに住み、気心の知れた仲間たちと
親密な生活をする鎌谷くん。
彼との生活は それまでの藤田との生活と180度違うものだったけど
ミキを自由にさせ、自分の足で歩くことを教えてくれて。。
いよいよ明日 鎌足くんが東京に行ってしまうという日。
ベッドの中で眠る鎌足くんの顔をみて思わず泣いてしまうミキ。
そんなミキに気づき 「必ず戻るから待っていてくれないか」
と抱きしめる鎌足くん。
もう少し早く生まれればよかったっていう彼だけど・・・。
20も23も変わらねーよ!!
いや~~ 宇仁田さんが描く男性って すごく 自然体
で 見た目とか
かっこいいところばかりじゃなくて 髪ぼさぼさとか パンツ一枚とか
思いっきり生活丸見えなんだけど
それが なんか逆に かっこいい
んですよね。
見ていて憧れるっていう観賞用ではなくて、 一緒に生活したくなる
男。
こういう男が 本当に いい男
なんだよねって思う。
ま、人生には 観賞用も必要
ですけどねv
お盆休みに暇を持て余してる方がいらしたら ぜひぜひ おススメ
します!!
読んでみてください♪
もちろん、「うさぎドロップ」も おススメ!!
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