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今月も凄かったですね!
今月はハンジさんに全部持ってかれましたが、物語の主軸に触れるような展開になってきてますし、いよいよこの世界の謎が明らかにされつつあるようです。
先月号の感想は こちら 。
ではまた ネタばれ全開で55話の感想いきます。
王制を打倒し、我々で壁に残された人類全ての実権を握る
狭い壁の中で人同士が血を流し合う自体になることを憂うピクシス。
彼は自分を「エルヴィンが目論んだ通りの男」だといいます。
王が壁の外に興味を持つことを御法度として107年が、この世界の中に人を留め続けることに限界を迎える日が来た時、王に銃口を向けるつもりで
あった。
とは言え、部下を人同士の争いに導く権利は自分にはないといいます。
エルヴィンは「ですが あなたには私を裁く権利がある」
自分の考えを話し、ピクシスの協力を仰ぐつもりのようで・・・。
ピクシスも自分が納得すれば 今の地位を捨ててでもエルヴィンへの協力を惜しまないと言いますが武力による王都の制圧には民衆や貴族たちからも反発をくらうだろうと反対のよう。。
2000年以上も続くとされる王家の血筋は人類の繁栄の象徴としての役割を担い、その存続が人々の心の支えになっていて、その象徴を惨殺するやり方では武力による衝突を免れないと。
エルヴィンは 「武力の行使なく、王の首をすげ替えるつもり」
であることを話します。
しかし、まだ最も重要な根拠の裏付けが取れていないからと しばらく自分の子供時代の話を。
エルヴィンの父は教師で ある日、エルヴィンは人類が壁に追い詰められる経緯についての歴史を
教えてもらっている時にあることに疑問を持ち質問をしたようです。
が、エルヴィンの父は教室ではその質問については答えず、家に帰ってからこっそりと答えたの
でした。
「王政の配布する歴史書には数多くの矛盾が存在する」
そもそもの謎は文献が残っていなくても壁に入って来た世代が子供に歴史を語り継げば外の情報は残すことが出来たはず。
そこでエルヴィンの父はある仮説を立てたました。 「107年前、壁に逃げこんだ当時の人類は王によって統治しやすいように記憶を改竄された」
なぜ父が教室でこの話をしなかったのかを察知するにはエルヴィンは幼すぎ、友達にこの話をしたことでエルヴィンの父は事故死を装い、王制によって殺されたようです。
それからエルヴィンは父の仮説を証明することが彼の人生の使命となったようで・・・
そっか、エルヴィンは王制に対し子供の頃から懸念を抱いていたんですね。そして仮説を裏付けるような出来事にも出くわしたわけで。。
人が巨人になり、巨人が壁になるこの世界では 父の仮説はあり得ないとも言えず、また、エレンや
アニが 叫び声
によって不特定多数の巨人の意識を同時に操ることが出来たことからも不可能では
ないのではと考えたようです。
コニ―の村で判明した事実からも人間と巨人は生物的に無関係ではなく、その 「叫び」
の影響を
受けるのは巨人に限ることではないのかもしれないというのも なるほどなぁと・・・。
しかし、エルヴィンは「王制の役人にも彼らなりの正義があったはずだ」と考えたようですが、総統局
に招集されてみると 彼らが守りたいものは人類ではなく家や地位や権利だったとわかり決断したよう
です。
そこへ伝令が・・・。
数時間前に行われていたのは・・・ ハンジによるサネスへの拷問。
一心不乱に爪を剥がしているようですが・・・
「オイ!?待て!!目的を言え!!」
「うるさいな!!こっちは人間の拷問なんか初めてなんだよ」
「拷問ならせめて何か聞け!!何も聞かずに爪を剥がす奴があるか!!」
「黙ってろ!!全部剥がしてからが本番だ! あ
!」
爪じゃなくて指ごと反対の方向に曲がってるよ(><)
ハンジさんの横で手袋して準備してる兵長も怖いよ。。やっぱり兵長は素手ではしないんだね。。
拷問の最中なのにギャグが入るって!?
しかもそれが 冴
え渡ってるって(><)
サネスの悲鳴を別部屋で聞いていた104期生は青ざめ 自分たちのやっていることに頭を抱えますが、エレンは「俺たちはクーデターをやってるのだからまだまだこんなものでは済まない」と。
アルミンも100年以上続いてる体勢を変えようというのだから・・・
っと民衆を味方につけ、調査兵団が救世主のようになるシナリオを考え口にしますが・・・
そのあまりの 陰湿で姑息な考え にみんなはドン引き・・・。
それに気付いて「なんちゃてね」って笑ってごまかす顔があまりにもゲスミン(><)
これがアルミンなのかとさすがの私もショックでしたわ
僕らはもう犯罪者なのだと言うアルミン。
今の敵は自分たちを食べようとするから殺すのではなく、 考え方が違うから敵
なのだと。
もしくは、所属が違うってだけかもと。
この先そんな理由で人の命を奪うことになるかもしれない自分たちは もう良い人ではない。
そうだよね。。これからやろうとしてることは 人類のためかもしれないけど相当の覚悟はしておく必要がありそう。。
一方、拷問部屋ではニックが受けたメニューと同じものが兵長とハンジによって行われてて。
剥がした爪を並べて本人に見せながら 「サネスほど上手に剥がせなくてごめん」
なんて言ってる
ハンジさんてどこまでも普通じゃない(><)っと思ったんですが、理由があったんですね(^^;
上手に剥がすようになるために これまでサネスは何人の拷問してきたかってことですよね。
この壁の平和を守って来たのは自分たち第一憲兵だというサネス。自分たちが汚い手で火種を消してきたからこそ、人類は平和を享受できたのだと。
エルヴィンの父もヒストリアの母も たぶんアルミンの両親と思われる夫婦も犠牲になってたようで。
自分たちに感謝しろというサネスに 「ありがとう」と淡々と答えるハンジさん。
そして兵長も「そうか、大変だったな」って折れて曲がった鼻を戻してやるとか(><)
まっすぐになって鼻血がドバーって流れてるのに まるで冷静だよ。。
そして「そろそろ拷問を始めよう・・・いいか?質問に正確に答えなければおしおきだ」
って 今までのは何だったのだよ!?ウォーミングアップ??
兵長の顔が・・・
今回は この拷問だけでお腹いっぱいになりそう。
単刀直入に 「レイス家とは何だ?」
と訊く兵長。
ハッって笑って 答えとは別のことを話そうとした瞬間、「待った」
「答えるのが遅かったよ、おしおきだ」虫歯じゃないヤツが抜きたいなぁ~って 楽しそう。。
でもサネスは もっとやれよと。
自分たちも正義のためだと拷問をしてきた。そして、お前たちも正義の味方なんだから遠慮
するなと。
この先、拷問を続けても吐きそうにないと考えたのか、兵長たちは部屋を出ていきます。
残されたサネスは 自分はここまでだから あとは頼んだと同志に思いを託します。
この壁を、偉大な王を どうか戦争から守ってくれ
涙を流すサネス。
彼にも彼の守りたかったものがあったってことのようですが・・・
外から漏れ聞こえてくるのは 同志ラルフとリヴァイたちの声。
このままではラルフも自分と同じ目に遭うとラルフの身を案ずるサネスでしたが・・・
「情けない奴め 爪一枚で全部喋りやがって」
何・・・だと?
サネスは手の爪全部剥がされてもしゃべらなかったと聞いてラルフは「そりゃあいつの勝手だ」その上、あいつは王だの平和だの暑苦しくて迷惑してたんだからさっさと死ねばいいと。
うわぁ・・・なんて奴なんだラルフ(><)
と思ったら、首にナイフを突きつけられていてメモを読まされてました。。
兵長とハンジに喋らされていたようです。
なんてこったい。。
心理戦による精神攻撃
だったのか。
でも、ラルフはサネスのように首を斬ってみろとは言わなかったんですね。サネスほど強靭な精神を持ってなかったってことか・・・。
「あんたたちで奴を殺してくれよ」
「お前らの証言と一致するか確かめるまではダメだ」
「もうオレのゲロしたことで当たってんのにぬかりねぇな」
「なぁ オレの牢にはベッドはあるのか?」「安心しろ、飯も二食出してやる。サネスが吐けば相部屋にしてやる」
状況を知らずに聞いているサネスは ゆっくりと瞼を閉じ・・・
そして 扉が再び開かれるのと同時にサネスの瞼が開かれ・・・
「おはようサネス、私も辛いんだけど頑張って拷問するよ」
「君の希望通りなぶり殺しだ。さて、いらないのは右と左のどっちの睾丸?」
「レイス家が本当の王家だ」
もう自分が守るべきものは何もないと悟ったのか、絶望したのか、それともラルフを守ってやろうと
したのか・・・
即答するサネス。
切ないです。。( p_q)
悪い奴だと思っていたけど 彼は彼なりの正義の元、悪事を甘んじて請け負っていたんですね。自分がやってることが いつか報いを受けても仕方がないくらいのことはわかってたんだ・・・
それにしても 見事な 心理戦
でございました・・・・。
伝令からのメモに目を通し、「やはりそうだったか」とエルヴィン。
殺し合わずに王の首をすげ替えることは可能です。
ヒストリア・レイスを女王に即位させれば・・・
手札は揃った、いざ決戦へ!!
ってことですが、今回はレイス家が本当の王家であったことなんて 壁についての権限
を持ってることから その血筋には王家と同等の力か 何か特別な意味があるんだろうなくらいは思っていた
ので それほど驚かなかったんですが、
それよりも やっぱり拷問だよ。。(><)
ハンジさんと兵長。。
それに 演出 だね。。
もう 私が失神・・・
いろんな意味で。。
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