Losin'Boyの投資日記

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2008/01/23

ヨーロッパの片隅にて

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カテゴリ：カテゴリ未分類

今週はヨーロッパに出張中です。エラク寒いと思って厚着をしてきましたが拍子抜けするほどのぽかぽか陽気です。本日からまた寒くなるとの予報ですが、どうなりますか？

天気予報は近年かなり的中率が上がってきましたが、一方まったく当てにならないのが相場の予想でしょうか。特に株式相場は神のみぞ知る世界かもしれませんね。（笑）

こちらでは朝起きるとほとんど日本の株式市場の結果が出ていますが、昨日、今日と凄い下落振りですね。びっくらこいてしまいました。朝ごはんがまずくなって仕方がありません。(笑）

ホテルのＴＶ見れる経済系のTVはブルームバーグとＣＮＢＣですが、日本株の弱さは織り込み済みなのか日本株の下落振りはさらりと流されてしまい、このまま世界的な大暴落になるのかと言った議論がエコノミストの間でなされています。

日本の首相のコメントを聞く限り相変わらず株価下落・信用不安に関しては無関心ど失われてしまったのかという意識はあるんでしょうか？

現在の世界的な株価の下落は米国のサブプライム問題に端を発する信用収縮にあると言っていいと思います。日本のバブル崩壊も金融界の信用収縮を如何に抑えるかに腐心したはずです。この日本の経験を元に日本の金融当局が積極的に世界に発言や施策を提案でもできると日本のイメージががらりと変わると思うんですがねえ。

正直言って日本株から撤退を開始したもののまだまだ残っており、今回の大きな下落で売り損ねてしまいました。もっと先週に売っておくんだったと言ってもても後の祭りです。なかなか上手くいかないものです。

いずれにせよ円高がどんどん進んでいますので、これをチャンスと捕らえて米ドルとユーロへ保有資産を移動させていきたいと思います。

日本のニュースとかをネットで見てると、また論理のすり替えにしか思えない議論が展開されていますね。例のＮＨＫのインサイダー取引の問題ですが、相変わらず株式投資がそのものが悪いかのような論調になりつつあります。インサイダー取引が悪いのであって、株式取引の行為そのものは資本主義社会に身をおいている以上当たり前だと思うんですが。

世界の外から眺めると日本って国はやっぱり不思議な国ですね。

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