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toms2121 @ Re:一年間ありがとうございました。(12/30) greenglass1956さん    いつも読んで…
bouz3907 @ ご苦労様でした 師匠のおかげで夫婦で楽しみながら投資を…
greenglass1956@ 一年間ありがとうございました。 いつも石川さんのプログを楽しみに拝見さ…
toms2121 @ Re:今年も1年ありがとうございました(12/29) ハヤザキさん  こちらこそ、ありがと…

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2005.08.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
weblogさん に書いていただいた本の感想でにつき、私の本の書き方がまずかったせいで誤解をされているところがあるようなので補足させていただきます。

これはweblogさんへの反論ではありません。ただ私の書き方が極端すぎて誤解を生んでいるとまずいと反省して、こんなことを本に書いているというご説明、ご紹介のつもりで書いています。本に書いてあることをどう解釈するするのかは基本的には読者の自由だと思っています。

 ただ本は芸術作品とは違い、出来れば著者として思いが正しく伝わればいいな~、正しく伝わるように書きたいな~とは常に考えています。これは著者の文章能力の問題で、読者の責任ではない部分です。

 投資手法は千差万別で、それそれにあった手法を見つけ磨きこんでいくのが一番だと思っています。

(weblogさんのコメント)

ただ、株で堅く儲かるのは、バリュー投資だと言い切っているところが、
すこし残念です。

株系の本を数多く読んできて感じたのは、
どの本も単独では役に立たないということです。




(石川臨太郎のコメント)

 株で硬く儲かるのは「バリュー投資」だと言い切ったつもりはありませんでした。株の初心者がカンニング(=真似)をして儲けやすいのはバリュー投資だとは書きました^^;。

(weblogさんのコメント)

たぶん多くの人は、この本を読んでも、その凄さを理解できないでしょう。

いや、正確に言うと、この本が凄いのではなく、
この本の元になっただろう、数々の成功人の智恵の凄さなのですが。。

でも、分かる人には、分かるはずです。


(石川臨太郎のコメント)

 このことをきちんと分かっていただくように書くのが著者の技量なので、技量不足を率直に反省します^^;。

 難しい本が多いパンローリングの本の中で一番分かりやすい本にしたつもりでしたが、まだまだですね。



ただ、この本を利用して欲しい人の多くは、この本の良さに気づかず、
逆にこの本の良さに気づいているような人は、すでにこの本は必要ない。。

なんとも、矛盾した本として仕上がっています。

結果的に、多くの投資家には、この本の中で一番まずいところである、
バリュー投資は素晴らしい、のみが強調されてしまいます。



(石川臨太郎のコメント)

 まずは投資の初心者が実践して、儲けやすい道筋をご紹介する趣旨でバリュー投資を一押しにしました。楽して儲けたい私の奥の手です^^;

(weblogさんのコメント)

デイトレが良いのではなく、デイトレも良いのです。
バリュー投資が良いのではなく、バリュー投資も良いのです。

どの投資法も、儲かる人が上手に使えば儲かります。
ようは、リスクに対してのリターンのバランスです。

(石川臨太郎のコメント)

本の207ページに以下のように書いています^^;

 世の中に投資の手法は数多く、「これが正解」というものはありません。それこそ、稼げる方法はごまんとあります。しかし、投資手法の中には大きなストレスを受けるものと、それほどストレスを受けないものがあります。どちらでも稼げます。

本の241ページ

 テクニカル分析であろうと、ファンダメンタルズ分析であろうと、使い手に“技量”があれば、大抵のことは有効になると思います。(省略あり)

 さて、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析。私のような普通の投資家が利用しやすいのはどちらでしょうか。あえてどちらかといえばファンダメンタルズ分析だと思います。ファンダメンタルズ分析を利用して割安株を探して、その株に投資するほうが失敗が少ないと思います。テクニカルは習熟するまでに時間がかかるし才能がいると思うからです。その理由はその企業の本質的価値と市場でのその企業に対する評価(=本質的価値の影)である株価との間には乖離が存在するからです。株価は需給で決まるとよく言います。株は人気投票だとも言われます。買いたい人が多ければ株価は上がり、売りたい人が多ければ株価は下がると言われています。つまり、株価は投資家の多数決で決まるわけです。誤解を恐れずに言うならば、テクニカル派はその企業の本質的価値に投資するのではなく、この市場での評価である株価に投資しているのだと思います。だから難しいわけです。

 バリュー投資家は企業の本質的な価値に投資していると自分たちでは思っています。でもこれはバリュー投資家の評価であって世間一般の評価ではありません。バリュー投資家は言ってみれば自分の都合(=意見、好み)でその株に投資しているわけです。株価は、短期でみると、バリュー投資家の都合どおりには動きません(中長期ではバリュー投資家の都合で動いて欲しいと思っています。しかしこれも勝手な都合です)。だからバリュー投資には忍耐がいります。多くのバリュー投資家はバリュー投資は忍耐がいる、退屈だと言います。ほんとに退屈なんですよ。だからイライラして待ちきれなくなって短期売買に走ってしまう投資家も多いようです。

(weblogさんのコメント)

バリュー投資で儲ける仕組みは、単純です。
余裕資金を、株価がこれ以上下がらないと思える時期にコツコツ投資します。
割安になり高配当になった銘柄なら、5年間くらいは楽に我慢できます。
勿論、資産の多い潰れそうに無い会社に投資するなら、リスクも低いです。

そうすれば、長期でのタイミングを読み誤っても、
5年位すればなんとか戻るでしょうし、旨くすれば、倍以上になるはずです。

バリュー投資とは、それくらい腰を落ち着けた投資です。
買ってから待つことも重要ですが、

買うまでに待つことも、それ以上に重要です。

(石川臨太郎のコメント)


本の216ページ

 また、参考にした投資家がどのような理由でその銘柄に投資しているかはよく考えておかなければなりません。例えば、含み益がたくさんできて、今売っても税金を払うだけだからという理由で、「そろそろ適正は価格にはなっているが割高ではないので所有したままにしている」という場合もあるかもしれません。何故、投資しているのか。その理由については銘柄輸入(カンニング)する側で判断する必要があるわけです。

 更にもうひとつの注意点。優秀な投資家の投資銘柄であっても、自分が投資すべきではない銘柄には資金を投入してはいけません。なぜなら、どんな銘柄であっても株価は絶えず上下に変動しているからです。自分が苦手とする業界や、その企業の将来に不安を感じている株に投資すると、下がったときに耐えられなくなります。

本の212ページ

 バリュー投資の場合は、そのバリューの源泉が何なのかもよく確認しておくことが必要です。フィッシャーのような割安成長株への投資の場合、その成長性に疑問が出れば売らなければなりません。その点、グレアムのような企業の現在時点の資産価値に注目したバリュー投資の場合は、かなり安心して持ち続けられます。

(weblogさんのコメント)

この本の悪所は、バリュー投資を進めていながら、

その、買うまでに待つことを大事さを書いてない点です。


バリュー投資で、一番してはならないことがあります。

それは、バリュー投資で、資産が数倍に増えた人が出てきた直後の投資です。

すごく運が良ければ儲かることもありますけど、
その多くは、資産を数倍に増やした投資家の売り抜けの道具になります。。

(石川臨太郎のコメント)

前と同じで、本の216ページ

 また、参考にした投資家がどのような理由でその銘柄に投資しているかはよく考えておかなければなりません。例えば、含み益がたくさんできて、今売っても税金を払うだけだからという理由で、「そろそろ適正は価格にはなっているが割高ではないので所有したままにしている」という場合もあるかもしれません。何故、投資しているのか。その理由については銘柄輸入(カンニング)する側で判断する必要があるわけです。


(weblogさんのコメント)

頭からバリュー投資というのは、純粋な配当目的の購入で無い限り、
かなり頭の固い考え方だと思います。


(石川臨太郎のコメント)

本の219ページ

 2005年2月現在、私が解散価値に注目したバリュー投資に特に強気でいます。その理由は、最近ニッポン放送の株式をめぐってライブドアとフジテレビの攻防が注目を集めているように、従来とは違い、敵対的M&Aによって企業を買収することが当たり前になってくると予想するからです。
 過去の日本においては敵対的M&Aは乗っ取りと言われ、道義的に許されない悪質の行為のように言われていました。しかし、冷静に考えれば、株式市場で株を上場し資金調達した以上、株式会社には効率的な経営をして株主に報いる責任があるわけです。不効率に株主の資産を使用をして株主の大切な資金を無駄に運用するような会社は、糾弾されても仕方がないと思います。株価が安いのにそのまま放置して当たり前のように思っている経営者は、その企業の資産をもっと有効に活用できる投資家から狙われることになると思います。そこに注目した一般の投資家たちも目を皿のようにして血眼になって割安株を探しています。そして、この株は割安だと市場に認識された途端に株価が上昇し出すことになります。2005年1月以降、バリュー投資をしている勉強仲間の持っている株が急速に上昇し始めました。これはまさにM&A候補であるというカタリスト(触媒)が働いたからではないかと想像しています。

(書ききれないので分割します^^;)





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Last updated  2005.08.21 17:50:31


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