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toms2121 @ Re:ご苦労様でした(12/30) bouz3907さん  こちらこそ、来年もよ…
toms2121 @ Re:一年間ありがとうございました。(12/30) greenglass1956さん    いつも読んで…
bouz3907 @ ご苦労様でした 師匠のおかげで夫婦で楽しみながら投資を…
greenglass1956@ 一年間ありがとうございました。 いつも石川さんのプログを楽しみに拝見さ…
toms2121 @ Re:今年も1年ありがとうございました(12/29) ハヤザキさん  こちらこそ、ありがと…

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2008.01.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類

  今日ものんびりと寝坊をしてしまったので、フロ掃除、トイレ掃除など、自分の分担をきちんと片付けて、パソコンを開いたら、予想した以上のパニック売りで持ち株も指標としてみている株も、買いたかった株も、みんな全面安となっていました。 

  相場商品に投資するとき忘れてはいけないのは、相場は追い込んでくるということです。資金的にも精神的にも、自分が予想した以上のフレ幅でこれでもか、これでもかと追い込んできます。やけになってはいけないし、常に冷静さを保てる余裕を持って投資を行なわないと危険です。

 今日買えなかったら明日から買えなくなるわけではないので無謀なことをしないで、常に余裕を持てる状態で投資と向かい合って行きたいですね。

 ただ昨日までにやってしまったことを後悔して、悔いて、愚痴って、いまからの人生をつまらなくしては、もともこうもありません。

 投資した企業がきちんと利益を上げて成長を続けてくれるなら、慌てて投売りに付き合うことも無いでしょう。優れた投資家のみなさんが、すでにブログで書いておられましたが、もう理屈で動いている状態ではなくて、恐怖で動いている状態です。ネズミが海に向かって雪崩を打って飛び込んでいるようなイメージでしょうか。

  パニック市場は理屈で動いているわけではないので、どこで止まるか誰にも分かりません。だからもうそろそろ反発するだろうとか、株価を買いに行くと酷い目に合わされます。もしここで買うならば、まだ下がると思ったうえで、株価ではなく企業という儲ける仕組みを買うとか、その企業の持っている資産を買うとか、設備を買うとかいうつもりで買っていくしかないと思います。

  事業でも、黒字にするつもりで計画をして、行動して赤字になってしまうのはいただけません。しかし将来の飛躍のために、ここは設備投資などをして赤字にする。しかし来期は間違いなく黒字にする。そのように意識して赤字にすることが必要な場合はあるのです。

  もしここから買って行くならば、株価ではなく企業を買うというスタンスで(←短期で成果が出ることを期待せず、中長期で利益を得るというスタンスで)臨むべきだと思います。

  かつての仕事上の部下で、そのときから株式投資のライバルだった投資仲間が結婚をして、更に新しい投資会社に転職したお祝いの言葉を述べようと、過去に書いた文章を探していて、出てきた原稿を載せておこうと思います。

  彼とはご縁が会って、彼は福岡に転勤しましたが、私が博多のワンルームマンションを買うための調査で福岡に出かけた時、なんと彼に出くわしてしまいました。100万都市の福岡で、何の連絡も取らず偶然に出会ってしまう。確率的にはありえないくらいの低い確率ではないかと思います。そんなご縁の彼が、新しい会社で成功することを大いに期待したいと思います^^;

 お祝いの言葉は、この文章をアレンジしましたが、投資家仲間の皆さんには元の文章の方が良いと思います。昨日までの投資を悔やんで、いまからの人生をつまらなくしないように「過去なんて変わってしまう」過去なんて、直ぐに取り返しがつくということをしっかり把握して、チャレンジ精神を失わないようにすべきだと思います。ファイティングスピリットを失わなければ、これくらいの暴落はなんでもないことだと思います。心が折れるのが一番の痛手です。無理をせずに、頑張りましょう。  

 投資家は株式投資で失敗して損をしてしまったり、儲け損なったことを後悔し、引きずることが多いです。しかし起こってしまったことを悔やんで引きずっていては成長できないし、自分の投資技術の向上には、まったく寄与してくれません。投資家は過去も未来も確定しているものは何もありはしない。未来の自分の行動で、過去は常に変ってしまうことを知って、自分の投資家としての技術を高めていけばよいのです。

 「あれ、過去は変るの。やってしまった過ちは取り返しがつかないんじゃないの」と思われた方もいるでしょう。株式投資を長くやっていると「あ、過去が変わるというのは、当たり前のことなんだ」と体感することが出来ます。そして、それは株式投資より、変化に富み、なにが起きるか不確実な人生をより良く生きるためにも必要な知識です。

 「過去は可変的であり、未来は未知である。」「過去についても、未来についても、確定的なことは何も言えない」ということを、株式投資を例にして説明しましょう。デイトレードでは、なかなか体感できないかもしれませんが、中長期投資をやっていると「過去は変わる」ということを日常的に体験することになります。過去はいつも毎日のように変わってしまいます。

 たとえ話をしますね。1600円で買った住友金属鉱山が1400円に下がった時、私は損切りしてしまいました。これだと1600円で買ったことは間違えだったということになります。そして1400円で売った株が1300円に更に下がれば、1400円で売った行為、損切りは正しかったことになります。これは住友金属鉱山の株価が1300円のときの過去の評価です。でも住友鉱山の株価が、そこから反転し将来=未来で1500円になりました。すると1600円で買ったのは間違いだった。1400円で売ったのも間違いだったというように、過去の評価は変わります。

 実際には住友金属鉱山の株価がつい3000円(いまは1685円ですけど TT)になりました。すると1600円で買ったのは正しかったという評価になり、1400円で売ったのは大失敗というように過去の評価は未来の現実によって、たえず変化していってしまいます。 株式投資では、毎日のように株価が変わっていくので「過去は可変的であり、未来は未知である」というのが日々いやというほど体感させられます。

 株式投資ばかりでなく人生においても、犯罪は別としても「過去は取り返しのつくもの。なぜなら新しい経験をしただけで、過去の意味なんて一気に全部変わる。」「過去は可変的であり、未来は未知である。」「過去についても、未来についても、確定的なことは何も言えないというのが時間の中を生きる人間の健全な姿である」ということを常に意識して生きていると、悔やむことが少なくなり、生きるのが楽(ラク)で楽しくなるでしょう。

 だから投資家は日々発生してくる損や利益に囚われることなく、失敗をしたら、それを良い経験にして自分の投資技術を向上する糧にしていけば良いのです。「失敗は成功の母」ということを忘れないようにしたいものです。  






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Last updated  2008.01.16 10:23:55


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