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この銘柄も1000円を割り込んで、やっと最近1300円どころまで戻しては売られて、今日の前場は1303円で終わりました。
銘柄名はJSPです。今日も1300円以下で買い増しました。小型の太っ腹で高額金券優待のある銘柄は他に安く買える銘柄がなくなってきたので^^;
2013年3月期の第2四半期の決算短信です^^;
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20121030/7pe4y0/140120121003013224.pdf
大企業の子会社で、業績がよく、しかも太っ腹100株で3000円の金券優待がある銘柄はなかなか有りません^^;
独創的な製品が素晴らしくて、なんで1000円以下に売り飛ばされたのか理解できないので、そこらへんからコツコツとへっぴり腰で買い増して、最近も資金が出来るごとに少しずつ買い増しているところです。今日も日本エスリードがお高く売れたので、お買い増し^^;
上期も前期比増益で、たぶん円安なので業績上方修正の可能性もあるし、製品が素晴らしいので、製品を紹介しますね。国内でも建設が増えれば、間違いなく売上高が大きく伸びると思います^^;
JSPは 1962年(昭和37年)に創業されポリスチレンペーパー事業よりスタートし、その後世界に先駆けて無架橋発泡ポリエチレンシートやビーズ法発泡ポリプロピレン等の独自製品を企業化すると共に、住宅用断熱材ポリスチレン押出ボード及びビーズ法ポリスチレン事業を加えて業容を拡大している企業です。
JSPは日本瓦斯化学工業(現 三菱瓦斯化学)の出資によって設立され、現在も三菱瓦斯化学が筆頭株主(出資シェア42.06%)で、その傘下企業です。
JSPは、プラスチックを独自の技術で発泡させたスチレンペーパーやピーブロックを始めとした製品を幅広い分野に供給している発泡プラスチックのワールドサプライヤーです。決算短信に記載されているホームページのURLをクリックしたら英語のページだったので、いかにJSPが海外に結びついているかを実感しました。日本国内にも多くの拠点を持っていますが、北米・中南米、ヨーロッパ、アジアにも多くの拠点を設置しています。
JSPのグローバルネットワークのページ
http://www.jsp.com/ja/company/global-presence
JSPはプラスチックを発泡させる独特の技術で、身近なところではカップ麺の丼容器から世界諸各国で採用されている自動車部材(バンパーの芯材等)や断熱材、梱包緩衝材などを生産しています。色々な分野で使用される基礎資材を作っている企業です。
業績もリーマンショック時も黒字を維持しています。その理由は製品を知れば納得できます^^;
2008年3月期からの経常利益、純利益、一株利益を確認すると以下の通りです。
2008年3月期 47.3億円 25.8億円 82.7円
2009年3月期 27.7億円 13.6億円 43.7円
2010年3月期 55.4億円 32.0億円 103.4円
2011年3月期 78.7億円 48.8億円 161.3円
2012年3月期 55.3億円 31.0億円 104.0円
2013年3月期予想 61.0億円 40.0億円 134.16円
配当も業績の伸びと連動して2008年3月期から14円→14円→19円→30円→30円→(2013年3月期予想)30円と増配してきています。
JSPの主力の事業は押出事業とビーズ事業の2つです。この2つの事業領域の製品を見た上で、その後にJSPの製品が用途別に具体的にどのように使われているかを確認することで、JSPが将来的にも売れる製品(=強い収益力)を持っていると納得できる優れものです。
<1. 押出事業>
JSPは、主にスチレンペーパー(発泡ポリスチレンシート)、ミラボード(発泡ポリスチレンシート)、ミラマット(高発泡ポリエチレンシート)、キャプロン(ポリエチレン気泡緩衝材)、ミラフォーム(発泡ポリスチレンボード)及びミラプランク(発泡ポリエチレンボード)の製造販売をしています。
(主要製品)
<シート>
〇スチレンペーパーは、厚さ3ミリ以下のロール状に巻かれた成形加工用の発泡ポリスチレンシートです。
商品をソフトに包み、温度や湿度、衝撃から保護する性能と優れた印刷性と加工性をもった製品であり食品包装材としてひろく使われています。麺カップや弁当容器などの食品容器、農業用緩衝シートとして利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/styrenepaper
〇ミラボードは、発泡ポリスチレンボードです。
軽量性、防湿性、断熱性、緩衝性、加工性に優れています。多様な印刷柄フィルムと張り合わせて折箱として利用されている他、粘着タイプ、紙貼りタイプやカラータイプなど、ディスプレイパネルの芯材や工作・教材に利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/miraboard
〇ミラマットは、発泡ポリエチレンシートです。
緩衝性、断熱性、耐油性、柔軟性、軽量性に優れています。永久帯電防止機能を有しているミラマットエースは、ガラスや液晶パネル・鏡面材の保護、帯電防止剤の転写防止などに特に効果を発揮します。
〇ピーマットは、発泡ポリプロピレンシートです。
耐熱性、緩衝性、耐油性に優れています。部品トレーや設備配管保温材として利用されています。両製品とも無架橋品ですので、マテリアルリサイクルが可能です。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/miramat-p-mat
〇ミラネットは、ネット状高発泡ポリエチレンシートです。
緩衝性、柔軟性に加え、ネット状であるので通気性にも優れています。主に、フルーツの輸送時緩衝シートとして利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/miranet
〇キャプロンは、ポリエチレン製の気泡緩衝シートです。
ポリエチレンシートの強靭性に加え、シートにとじこめた気泡がクッションの役割を果たすので緩衝性に優れています。あらゆる緩衝包装材として利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/caplon
特に永久帯電防止機能を有しているキャプロンエースは、電子部品や精密機器の輸送用緩衝材として利用されています。
〇ピーボードは、発泡ポリプロピレンボードです。
緩衝性、耐熱性、軽量性に優れています。精密機器の通い箱や養生用シートとして利用されています。
〇ミラスペックは、発泡ポリエチレンボードで、低温での使用が可能です。
ピーボード、ミラスペックは両製品とも永久帯電防止機能を有しており、輸送中の摩擦等による静電気の発生を防止し、繰り返し洗浄や強い摩擦でも帯電防止機能の低下がありません。また、無架橋品ですので、マテリアルリサイクルが可能です。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/p-board-miraspec
〇ミラシャインは、ポリオレフィンとポリスチレンペーパーの複合発泡成型用シートです。
成形性に優れているので深絞り成型やシャープな成型が可能です。また永久帯電防止機能を有しており、剛性、軽量性に優れていますので、工業用部品トレーや化粧品・医薬品用トレーとして利用されています。
〇ピーシャンは、低発泡ポリプロピレンシートです。
耐熱性、耐油性、緩衝性に優れています。また永久帯電防止機能を有しているので、埃や静電気を嫌う工業用部品トレーに利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/mirashine-p-shine
〇ミラウッディは、ポリスチレンフィルムまたはアルミ蒸着フィルムを貼り合わせた発泡ポリスチレンボードです。
軽量性、遮熱性、断熱性に優れています。アコーディオン形状でシームレス加工なので、施工が容易かつ断熱欠損を生じません。
〇ミライトボードは、リサイクルしたポリスチレンを原材料とした発泡ポリスチレンボードです。軽量性、断熱性に優れています。薄畳の芯材として利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/sheets/mirawoody-milightboard
<ボード>
〇ミラフォームは、押出法発泡ポリスチレンボードです。
JIS規格(日本工業規格)認定製品です。オゾン層の保護、地球温暖化防止、シックハウス対策に最大限の技術を投入しています。断熱性、防水性、防湿性、耐圧性に優れています。
RC・SRC(鉄筋コンクリート)系の建築物、低温倉庫や戸建住宅の断熱材をはじめ、型枠材、畳の芯材など様々な分野で利用されています。
http://www.jsp.com/ja/products/boards/mirafoam
〇ミラポリカフォームは、発泡ポリカーボネートボードです。
低温での耐衝撃性、耐熱性、断熱性、防水性、軽量性に優れています。薬剤を一切使用しない防蟻性基礎断熱材として利用されています。また物流保冷分野及び各種産業保冷断熱分野への利用も可能です。
http://www.jsp.com/ja/products/boards/mirapolyca
字数制限に引っかかるので残りの製品などは別のエントリーを立てますね^^;