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業績は安定しているけれど、急速に利益を増やすことができないけれど、過去の長い歴史により、膨大な含み益を積み増して、実質的なPBRが巨大な低PBRの高配当利回りの企業。この二つをバランス・シートの中に積み増していく。
低PER銘柄はキャピタル・ゲインが得られたらうれしいなという企業ということになる。
もちろん株価が上げて、キャピタルゲインを得られた方が良いに決まっているが、現在の日本株の株価は歪みすぎていると感じる。その歪みにこそ、少し長い目でみると投資妙味があると感じている。
バリュートラップ銘柄に投資して、我慢できずに損切りした企業は数多い。
しかし、いま時点の株価をみると、そのような企業の中には大きく株価を上げてしまって、下げてこない株も多く存在している。
食品株には、相変わらず投資する気になれない。あまりにも高PERすぎるからである。
ドラッグストアー株も随分上げてしまって落ちてこない。
自動車部品株にはニチリンのようにPERが4倍くらいにブン投げられて、少し戻してはいるが、まだまだ安すぎる企業も多い。
ニチリンの第2四半期の業績が、第1四半期と同じくらい良かったら、一気に株価が修正されて上げていく可能性も十分あると考えている。
ニチリンが、いつ東証第1部に昇格できるかは、誰にもわからない。しかし株価が順調に上げている時に、東証第1部に昇格するような話になれば、株価はあっという間にPER10倍程度の2800円くらいにはなってくれる可能性が十分すぎるほどあると考えている。
ニチリンと同じように割安な自動車部品株はいくらでも見つけることができる。
ただ自動車部品銘柄ばかり買うわけにはいかないので、先週はリンテックとか、日本製紙とか、投資テーマにのる有望な事業を展開している配当利回りが3%を軽く超えてきた企業も分散でポートフォリオに迎え入れた。
円高が大きく進むなら内需99%とか100%の低PERかつ高配当企業の株を買い増して行きたい。
とりあえず3月の配当がこれから流れ込んでくる。その配当を原資に、低PER株と膨大な含み益をもつ三井倉庫ホールディングス、安田倉庫などと、投資テーマを持つ上に、賃貸不動産の含み益を大量に持つ日本フイルコン。高い流動性を持つ時価総額が1000億円を超えている、日本製紙やリンテックなどを少し多めにポートフォリオに積み増していきたいと考えている。