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必ずしもイギリスのEU離脱がEU崩壊に直結するというのは、あまりにも短絡的な膨れ上がりすぎた恐怖だったように感じられる。
だからイギリスの株価やEU諸国の株価さえ大きく上げている。
バカバカしいのは遠く離れた極東の島国の日本の中だけで事業を行っている日本内需株が投げ売りされたことだった。
うまく投げさせられて、円高で日本に入っている外国資金に、まんまと安値で買われた可能性もある。
また、輸出銘柄に関しても、海外展開を進めている企業にとっては、影響は少ないかもしれない。
イギリスに生産拠点を置く企業でも、2年間はEU域内に、いままでと同じ関税なしの条件でモノが売れるし、ポンド安=通貨安なので、EUばかりではなく米国や他の地域に売りまくれれば利益は上がるというメリットも忘れるべきだは無いと思う。
よくよく考えれば、悪い話ばかりではない。
しかし、株に入ってきている臆病な資金は直ぐ動揺してリスクオフになる。それを利用しない手は無いと考えている。
超短期では玉石混合で暴落した。しかし強い事業を持つ輸出銘柄の株価は、それほど下がっていないようにも感じられる。実は狙っていた輸出銘柄はあまり下げずに、まったく買うチャンスは来なかった(*´▽`*)
そんなものである。しかしポートフォリオはずいぶん痛めつけられた。ここで投げていたら、回復のチャンスはゼロになる。だから投げなかった。それは、過去の暴落時と同様に、株資産回復の絶対条件になるだろう。
投げて、安く買い戻せたなら、良いのだろうけれど、たぶん投げた投資家は、安く買い戻すことはできなかったはずだと予想している。
もっと下げるかもしれないと恐れたから、投げたわけだ。信用取引を無謀に行っていた投資家は、追証がかかっていれば昨日のうちに自分で投げたはずである。追証を入れられて踏ん張れた投資家は大丈夫だが、追証を払えなかった投資家は今日で強制退場を喰らって破綻する。
世界中の株価が戻しているのに強制退場を喰らっては、当面立ち直ることはできなくなるだろう。リスク管理が出来なかった投資家はこのように退場していく。
現物投資で、利益を上げ続けている財務内容の良い企業に投資している投資家は、痛手は受けているだろうが、株価が回復すれば、その痛手は過去のものになる。バーチャルの痛みに過ぎなかったことになる。
ここでうまく立ち回ろうとするよりも、何もしないでサンドバッグのように打ちまくられていたほうが、株価の回復時には報われることが多いと思われる。
ただ、一度ヒビが入った相場では、一番底では終わらずに、二番底、三番底が到来するチャンスは当然のことに存在する。慌てる必要は無いのだと考えている。
だから、当面は業績に影響がなかった、日本で賃貸事業を行っており、しかも歴史が長いので、財務内容は盤石で、業績も下げない資産株で、配当利回りの高い企業、配当優待利回りが高い企業のツレ安株を買い下がる作戦でいる。
もしクラレのように世界的に高いシェアを持つ企業の株価が大きく落ちてくるなら、買ってみたいとも考えている。ここまで海外企業の株価が早く大きく戻すとは考えていなかったので、昨日の安いところでは買えなかった。実に根性がなかったが、これはしょうがない
(´∀`*)💦